【詩のようなもの】　ドライブトーク　【過去詩】

【ドライブトーク】

秀逸な喩え　難しいね
あなたに向けた想像力
いつのまにか自分の為に使って
善がった一方通行

交差点のように
複雑に言葉は飛び交う
ぱっと見は盛り上がって
よく見ると本末転倒の流れ

混み混みの信号待ち
そんな状況に慣れれば慣れるほど
口達者に追い越す輩に嫉妬と羨望

その時必要な喩えで乗り越えて
逸れたカーブも狭いY字路も
難なく過ぎる

大事な場面で真っ直ぐに言える
互いの心を運転し合えるようなトーク力　
僕も欲しいよ　欲しいよ

どこがクラクションの押しどころ？
今日も解らないよ　カーナビ欲しいよ

ブレーキの踏み場の無いこの場所
当てのない道の続き
今日もドライブ

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最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
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水宮　青