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【詩のようなもの】 筋書き 【過去詩】

【筋書き】

停滞する筋書き
イメージした世界観は崩れ
猫の暮らしに憧れ

持ったペンの置き所は
毎度毎度変わっていくから
必要な時に見つからない
これで何本目?

古い窓に射す光は
たまに暖かくたまに冷たく
原稿用紙の文字は空白

浅ましさが浮かび
筋書きは浮かばず
ズレた価値観に価値は無く
必要なのは価値ある個性だと悟る

今更後に引けず
付けた跡に後悔しながら
目の前の手痛い運命を憂い
皮肉を込めた文字を詰めて
文章を書き記す

後悔先に立たず
それでも明日には
その後悔すら必要だったと
小さく頷けるように



最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
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水宮 青