京都動物園で考えた
お花見がてら京都動物園(年パス取得済み)に行ってきた。
最近「京都愛が冷めた(涙)」と嘆きいじけて引きこもっていた私だけど、前向きに生きようと仕切り直した。
1:仕事と健康とお休みと
命と健康の危険があると思い、仕事量と手取りを減らして嘱託となった。
するといきなり健康への関心度が下がってしまった。
私の健康は仕事のためのものだったか、と愕然とした。
やっと連休も取れるようになったというのに、今までは
「仕事のための休み」
でしかなかったため、
「好きなことをするための休み」
の過ごし方がわからなかった。
その上「京都オタク」の名も返上の危機である。
「休みったってどこに行く?外食も買い物も興味ないのに?」
だったら仕事を増やす?
「いや、仕事はもうしたくない(断固たる決意)」
このままだと死ぬまで朝も昼も夜も酒飲んで寝るしかないゾンビになる。
(実際休日の歩数は50歩未満)
2:9時から京都動物園に行ってみた
京都動物園の年パスは昨年末に作った。
「もう人間なん見たくない」
「滅びよ人類」
という、己の心の闇を垣間見た結果動物園に救いを求めた。
いつも閉園間際にしか行っていなかったけれど、始めて開園すぐに入園してみた。
折しも桜の季節で満開&桜吹雪の晴天の日。
平日の開園直後なんて貸切だろう!と思ってたら、大人のお客さんが多かった。
外国からのお客さんもいた。
動物や鳥たちはご飯を食べてたりして、のんびりしていた。
ここが極楽か。
今までは夜勤と夜勤の隙間時間に、
「せめて動物を見たい(遺言)」
みたいな辞世の句でも読むのかという動機で来ていた。
そうじゃない、動物を見たくて来たんだ。
3:園内は桜が満開
その他近くの平安神宮あたりも疏水に沿って桜は最高。
4:のんびり生きよう。
年パスを持っているので、入園はタダ。
帰りも歩き、お弁当を持ってくれば飲食費もタダ。
園内は綺麗でトイレもあちこちにある。水道もある。ベンチやテーブルもある。
この動物園に通うために京都に暮らそうと思った。
4月9日にアムール虎のアオイさん(メス)が腎不全でお亡くなりになったらしい。
前回来た時はお元気だったのに。
生き物なんだから別れが来る。当たり前のことなのに、いざとなると辛い。
一期一会 ということ。
そして自分を追い詰めずに生きよう、ということ。
多分私が欲しい答えは私の中にもう在る。
それを見つけるための余生になりそうだ。
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