3000万円という資産はどれだけ安心なのか?

投資や資産形成のカテゴリ動画をYouTubeで学んでいると、二極化しているのがわかる。
・まず100万円を目指そう!系
・準富裕層への道!

つまり、全然貯金とか家計とか意識していないので、平均値どころか中央値にも達していない資産額の人向けか?
もしくは資産形成に意欲的で、1000万円〜3000万円を超えるためにはどうすればいいか系の人向けか?

とりあえず貯金の意識はあったので前者ではない私は、後者の「3000万円を境としたマス層かそれ以上か」のあたりをふらふらしていた。

新型コロナ禍の前に投資を始めたので、いきなり地獄を見た直後にどえらい変動を目の当たりにし、そのまま積み立ててたら3000万円に達した。
そこでセミリタイアに踏み切った←今ココ状態。

1:言うほど3000万円て安心できる資産か?

現金貯金と含み益投資総額合わせて3000万円超えても、85%嘱託で手取り20万円以下になるのは勇気が必要だった。
だって今まで手取り430万円くらいだったわけで、3000万円あったって5年分くらいにしかならん金額じゃんと思った。
55歳で年金受け取るまでの10年。
5年で資金が尽きる。
「無理じゃん(真顔)」
「3000万円でアッパーマス層とか、50歳独身での資産平均値とか中央値を世間的に超えていたとしても、安心できる額じゃなくない?」

上記が私の率直な感想だった。

投資はしてるし、4%取り崩しがーとか、成長率が7%とかーとか聞き及んでいるけれども!
そんなん全部幻想でしょうよ。
未来の経済成長率なんかわからないし、暴落がいつ来るかとかどれくらいで回復するかとかその他諸々、全部わからない。

『含み益込みでの総資産』てところが尚更恐ろしい。
確定しない限りそれは幻想で夢まぼろし。
そんな幽霊みたいなさんぜんまんえんなんて数字に、リアル人生をどこまで賭けていいものか?

2:それでも老後の安心のために賭けるしかない

昭和の感覚で言うと、補償の一つに「子供からの経済援助」ってのがあったんだ。
年金+子供の仕送り数万円でウハウハ、みたいな。
しかし令和のご時世、子供たちも自分の生活だけで精一杯だよ!
扶養の義務?無理だよ!
じぶんのろうごもままならないよ!!
貯金も年金も退職金も当てにならない人生100年時代のツテは、もう投資信託しかあるまいよ。
年金をベースに、iDeCoと積立NISAで小賢しく増やして少しづつ取り崩し補填して、
「自分が望まない未来を回避」
するしかない。

3:80歳で資産ゼロの慎重なセミリタイア

のんびり健康を損ねない働き方を自分で選べる代わりに、月16万円〜18万円の手取りで落ち着くとして。
この月の収入で暮らしつつ、預貯金でiDeCoとか積立NISAを埋めつつ、健康なうち(55歳〜70歳代)に色々楽しんで遊び、80歳以降は年金だけで暮らす。
つまり80歳までに資産ゼロくらいまで使う。
そんな生き方を構築してみようと思う。

そんなことができるのか?
今の資産形成と運用と取り崩し計画で大丈夫なのか?
不安しかない!!
けどやるしかない!!



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