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必要の窮屈さ


1年以上前だが、長女が次女を遮る際によく言っていた言葉
「その必要はない!」

聞く度なんだかひっかかっていた

長女に対して
私はそんなこと言っているか?
夫がよく言っているのか?

必要の有無で言動を制限するなんてこと
それこそ子供にそんなに必要なのか?

必要あるからやるべき
必要ないからやらないべき
 
必要とはなんぞや?

「 なくてはならないこと
必ず要すること
どうしてもしなければならないこと 」

そうか、その言葉自体にはしないという選択肢は含まれていないのか

なんて窮屈な言葉なのだろうか

子供には窮屈でいて欲しくないから
毎度違和感を感じていたのだろうか

大人になれば嫌でも必要の有無により言動が制約される場面は多発する

しかし必要の有無だけで物事を決めてばかりいたら何ともつまらない

必要だからやる
必要ないからやらない
生活のためにはぴったり合理的

必要だけどやらない
必要ないけどやる
ただまっすぐ生きるためには自然な選択

どちらも大切

子供にとっても
どちらも大切

そしていつの間にか
長女はあまり「 その必要はない 」とは言わなくなっていた

子供服のネットショップに出品しているマスクの原価と販売数には興味津々だが
寄付するためのマスク作りに関しては毎度一瞥、一貫してノーリアクションの夫

男女の違いなのか?

まぁ、自分にとって大切なものも必要なものも
人それぞれですからね

ザ・価値観の違い

さて
モノクロ写真の必要性とはなんぞや

写真は5年前の夏休み札幌大通り公園

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