見出し画像

嘘をついてばかりいた頃(詩)

嘘をついてばかりいた頃
僕は自分に自信がなかった

嘘をついてばかりいた頃
僕は自分が大嫌いだった

嘘をついてばかりいた頃
僕は嘘がバレることにいつも怯えていた

嘘をついてばかりいた頃
僕は他人に助けを求めていた

嘘をついてばかりいた頃
僕は一人ぼっちだった

嘘をついてばかりいた頃
僕にとって嘘だけが身を守る方法だった

嘘をついてばかりいた頃
僕は生きる意味を失っていた

嘘をつかなくなった頃
僕は昔の自分を許すことにした

嘘をつかなくなった頃
僕は自分を少しだけ好きになれた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?