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青春18切符

東京のまちと京都のまちと繋がれる線路(4)

青春18切符、なんていうなんともいえない名前を付けたのは一体全体だれなんだろう、と思う。

青春18切符とは、5回綴りのJR乗り放題の1日乗車券(12050円)で、期間内に5回まで使えるものです。つまり1回分で2410円。この切符、遠征貧乏かるたーの基本中の基本です。2人で使う時には1枚に2個スタンプを押してもらって、2人で同じ行程で使えます。詳しくは↓

JR東海青春18切符(https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/)

きっとその人は18歳くらいの貧乏で時間だけはあるパリピ5人組が電車にわいわい乗り込んで旅に出かける姿を想像したのでしょう。鈍行で遠くまで行く物好きは学生くらいのものだろうと。実際には大人もちゃんと使えます。私は1人でも使います。このネーミングは煽りだと思います。煽りだと言いましたが青春≠ぼっちだと決めつけた私も同罪です。

ただ、「青春18切符ください」なんて恥ずかしいことを言わなくても、みどりの券売機で買えるので助かります。1回分だけとか欲しい時は金券ショップに言って、堂々と言いましょう。

「青春18切符ください。」

さて、切符を手に入れたらあとは自由だ。鈍行でならどこまでも行って良い。日帰りなら切符の消費は1回分。青春18切符は私たちの長期休みを自由にする。関西を始発で出るなら、大分や仙台までも行ける。それはそれは過酷な旅にはなるが。

ここで突然の18切符あるある〜

いつまでも静岡県(いつまでも静岡県なのである。長い長い。静岡県を抜けたらそこはもう東京と言ってもいいくらいである。類語:いつまでも山口県)

遅延で帰れなくなる(終電で着けばいいから…とか考えていると早々に詰むので気をつけましょう。)

勝手に新快速を作りたくなる(新快速は偉大。偉大です。)

ずっと道のりが同じ知らない人がいる(ちょっと親近感が湧きます。)

何故このnoteを書いたかというと、かるたーの常識は世間の非常識…なのかは分からないですが、友達に当たり前のように18切符で〜などと話したら通じないということが幾らかあったからです。

青春18切符での旅、どうでしょう。

10時間あったらお金が1万円浮くとして、日給1万円の電車に乗るだけのバイトだと思って使っています。楽しさとしんどさは半々です。どんなバイトも一緒ですね。

東京のまちと京都のまちと繋がれる線路(1)

東京のまちと京都のまちと繋がれる線路(2)

東京のまちと京都のまちと繋がれる線路(3)

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