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のんびりしてる時は世界を広げる図書館員

図書館のお仕事って、どんなイメージですか?

ゆっくりした時間の中で、のんびりとしたお仕事。
仕事中に本が読めそうな、本好きにはたまらない仕事。

こんなイメージをたまに聞きます。
実際のバックルームでは、イベントの用意をしたり、新着図書の整備やお問い合わせ対応など、時間に追われてバタバタと仕事をしているんです。

ただ、ゆっくりした時間があるのは事実です。
カウンター対応や書架整理(本棚の整理)の担当時間のときは、雨の日は利用者さんが少ないのでのんびり過ごしています。
ここの雰囲気は、想像しやすいかも知れませんね。

カウンター担当は持ち場を離れられませんが、書架整理担当は返却本を配架(本棚に本を戻すこと)したり、本棚を分類順に並べ直したり、巡回したりと図書館内を歩き回っています。
しかし利用者さんが少ない日は、返却本も本棚の乱れも少ないので書架整理もやる事はありせん。
そうなると書架整理のフリをして面白そうな本を見つけるのが楽しみになります。
目的はあくまで書架整理なので、背表紙のタイトルから分類番号までゆっくり見て周ります。

自分の用事で図書館に行くと、興味のある棚しか見ないけど、仕事でいると興味のない棚までじっくり見ています。

あ、こんな所にこの本が入るんだ。
この本、なんか面白そう。

棚を見ているだけで、世界が広がる感じです。

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