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#哲学

渇き「永遠に手に入れられない安心感を求めて」

わたしたちはいつも何か大切なものを忘れてしまっているそんな感覚を自身の中に抱えている。 それが何かはわからない。 でも、その埋められない何かを私たちは必死で探し求めている。 心の欠けてしまったその部分に何かを入れて私たちはその自分の心に安心を得ようとする。 毎日、自分の両肩を抱え込み、そして私たちは常に何かにおびえ震えている。 だから、そのよくわからないものを振り払うように私たちは必死で何かにすがりつく。 何度も何度もすがりつく。 でも、一旦何かにすがりついて安

美を含む混沌と美を含まぬ混沌

何もかもがめちゃくちゃで混沌としている。その中に私たちは様々な法則や、パターンを見つけ、それを神が与えた美だという。 混沌の中には、一定の法則や、パターンが隠れている。それを見つけ出す事が楽しい。人間とは、混沌の中にその美を見出そうとする。 混沌とは、美を包括しているから魅惑的なのであり、この美を包括していない混沌など、何も魅惑的ではない。 混沌の中に何かがあるとそう直感するから、私たちはこの混沌に何処までも魅了される。でも、その混沌の中に何もなければ、それがただ何も含

豚に真珠 猫に小判

自分の身を守るために、豚になった人間が 一体人間の何を説こうというのか? 自分の魂を売った人間に、人間が何たるかを何故解く事が出来るのか? 心を失くした人間が、一体人間の何を語ろうというのか? 人生に喜びを見出せない人間が、いかにして人生の喜びを他者に伝える事が出来るのだろうか? この世界はあまりにも矛盾している。 笑顔を知らない人間が、一体どうやって笑顔とは何たるかを伝える事が出来ようか? この世は、あまりにも矛盾している。 自分を知らないものがいかにして、

ネガティブ、それは慈悲深い高貴な光となる。

ネガティブ、それは必ずポジティブに転化させることが出来る。 ネガティブなものは、その姿をいかようにも変える事が出来る。変幻自在。 自分の中にネガティブなものを抱えているというのなら、それは宝の持ち腐れ。ポジティブなものというのは、もうそれ以上変化する事はない。でも、ネガティブなものというのは、何処までも無限にその中に変化の可能性を秘めている。 ネガティブなものの中で苦しんで、苦しんで、そこにずっとしがみついて、その中にあるものをしっかりと目を凝らして見つめるのなら、その

天国への入り口を見つけられない私たち

物質なんてものに依存しているから、そんなものに自分の心を補償してもらおうとするから、私たちは、おかしくなっていく。 本当は何も自分の心など補償などしてはくれない。物質はただその時、一時的に私たちの心を満たしたような気にさせるだけ。 物質は私たちの心を永遠に満たしてくれる訳じゃない。 なのにどうして私たちは物質に依存するんだろう?物質を日々狂った様に追い求めて街をさまよい歩くのだろう? ものが欲しくてものがほしくてたまらない。だから、意味もなく私たちは町に繰り出し、意味

素直でいい子になっていたら自分は潰れる

そう簡単にこの世界にある色々な事に納得してしまわないで。もっともっと深くまで色々な事を疑って!!なんにでも、素直に反応するんじゃなくて、とことんまで、自分が納得いくまで自分の目の前にあるその事象を疑ってみて!!いとも簡単に自分のその目の前にある事象を自身に受け入れては駄目。 そんなにいい子になって、何でもかんでもすんなり自分に受け入れては駄目。何でもかんでも疑ってみて!!何でもかんでも自分のものにしないで!!自分の中に受け入れないで!! 自分を守るには、今自分の目の前にあ