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一杯のコーヒーになるまで。【加工法】

みなさんが普段飲んでいるコーヒー。市販のお店に行くと、コーヒーの粉で販売されていたり、豆で販売されていたり。コーヒーの専門店に足を運ぶと、プロのバリスタさんが美味しい一杯のコーヒーに仕上げてくれたり。美味しいコーヒーは人それぞれが、今回は、その美味しくて嗜好品にもなる飲み物が、一杯のコーヒーになるまでの過程を、今ある知識の最大限発揮できるよう、私なりにお届けしていきます。

話す内容としては、下記の二つあります。
そして今作は、コーヒーをこれから好きになりたい方、勉強したい方、コーヒーのことがまだわからない方に向けて、分かりやすく書いていきます^^

【1】コーヒー豆の原形とは一体何?
【2】コーヒー豆になるまでの作業とは?【加工法】

前置きとして、そもそもコーヒーは、手軽にコンビニなどで購入できる缶コーヒー(インスタント)から、専門店ではプロのバリスタが丁寧に淹れるコーヒーなどが存在します。そして、全てのコーヒーに共通していることがあります。

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それは、コーヒーの”豆”から、今私たちが飲んでいるコーヒーになっていることです。カルピスのように、原液から水で薄めるような飲み物ではありません。豆を砕いて粉にして、そこからお水で抽出しているのです。

では、原液から薄めるものではなく、コーヒーの豆というものからできているコーヒーですが、その豆はどのようにしてできているのか、気になりますよね。

ここから、本題の内容に入ろうと思います(^ ^)

コーヒー豆の原形とは一体何?

まず最初に、コーヒー豆の原形をお見せすると、

コーヒーチェリー_外皮_コーヒー豆

一番右の赤い果実、さくらんぼのようなチェリーのような。赤いチェリーが、コーヒー豆の原形”コーヒーチェリー”です。そのコーヒーチェリーの中にある豆(タネ)を取り除いたものが、真ん中にあるコーヒー豆になるタネなんです。

ここで、あれ?コーヒー豆ってこんな色だっけ?
黒に近い茶色のような色じゃなかったっけ?と疑問に思われた方もいると思います。実はコーヒー豆は、飲めるコーヒーにするまでに焙煎という作業をして、一番上記にある写真のような色になっているのです!

なので、コーヒーチェリーから取り除いたコーヒー豆(タネ)の最初の色というものは、白に近い色だと覚えてもらうといい感じです!

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これを初めて知った時は、私もとにかく驚きでした!
そして、もっと深掘っていくと、コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り除くまでにも作業の種類があるんです。

それが、加工法です。

【加工法】コーヒー豆になるまでの作業とは?

加工法を言葉で表すと、コーヒーチェリーから、皮、果肉、粘液を取り去って、タネ(豆)の状態にする作業方法のことを言います。

この加工法は、各生産者によって作業方法が異なり、加工法の違いによって、コーヒー豆の味わいもまた変わってくるんです。そして今回は、代表的な加工法である「水洗式」「乾燥式」二つを分かりやすく解説します^ ^

水洗式

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水洗式の加工法というものが、コーヒーチェリーの果肉を機械で除去し、そこから水洗いして寝かせます。これにより風味が引き出され、ここからさらに水洗いしてから乾燥させ、パーチメントという内皮を除去します。

コーヒー業界では、一番スタンダードな加工法だといえます。
また、水洗式は、粒の揃った綺麗な豆が生成しやすいことです。

しかし水洗式の難点が、大量の水が必要なため、インフラの整っている地域でないと行えない加工法ということです。

乾燥式

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乾燥式とは、とてもシンプルな加工法で、収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日干しをして乾燥させる加工法です。乾燥させたチェリーの、パーチメントという内皮を除去し、さらに完全乾燥させます。

水洗式と異なる点は、コーヒーチェリーを収穫後、すぐに天日干しで乾燥に入るので、チェリーのフルーティーさ、そしてフルーツを思わせるような風味が豆に染み込みます。その結果、乾燥式で仕上がったコーヒー豆は、フルーティー風味な香りが体験できるのです。

また、フルーティーという表現は、コーヒーの飲み物の概念を覆す味や風味だったので、衝撃的でした。
→(コーヒー=コク深い飲み物である)

その固定観念を覆したのが、フルーティーの良さだと思います。

個人的には、乾燥式は好きなんです。理由は、水を使わない作業で環境にも良し、水を使わずに美味しいコーヒーに仕上がるからです。主にアフリカ大陸がこの加工法を取り入れていて、その豆はどれも個性的な風味で、その個性が僕は好みです。その中でも、エチオピアの豆は大好きです。(笑)

なぜエチオピアなの?

なぜ、エチオピアが好きなのか。その理由は、この映画に全て詰まっていました。エチオピアの生産者の苦悩をそのままお届けしていて、これからコーヒーのことについて知りたい方や勉強したい方には必見の映画です。

この映画をみた後、コーヒーに対する考え方が一変しました。
生産者のおかげで、今の美味しいコーヒーが飲めることに感謝すること。
コーヒーって奥深いですよね。

まとめ

以上、コーヒー豆の原形とは一体何?
コーヒー豆になるまでの作業とは?【加工法】の二つについてのお話でした。

おさらいとして、コーヒー豆の原形というものが、コーヒーチェリーという果実の実だったこと。そして、そのコーヒーチェリーの中にあるタネ(豆)が、私たちが普段飲むコーヒー豆になっていることです。

そのタネ(豆)を、コーヒー豆に仕上げるまでの過程を、代表的な二つの加工法である「水洗式」「乾燥式」の特徴や違いについてもお話しました。
このように、私たちが当たり前に飲めているコーヒーは、どのようにして生産され消費までにたどり着いているのか、知れば知るほど楽しくて、その分もっとコーヒーのことが大好きになっているのが分かります。

以上で、コーヒーのお話を終わります。

これからもコーヒーのお話しを、皆さんと一緒に共有・共感できるように私自身も学んでいきたいです^ ^

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【日本限定】スタバ好き必見。エチオピアの限定豆を飲み比べ。【開封】
新しくYouTubeにて動画も更新いたしました。そちらも是非ご覧いただくと嬉しいです(^ ^)



これからも大好きなコーヒーを追求し続けるための活動費に充てさせていただきます。