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基礎練って何すれば良いか分からない人へ

「先輩が言ってたから…」と、ロングトーンだけやって基礎練を終わりにしている方いませんか?

もちろんロングトーンは大切ですが、曲で同じ音を長ーく伸ばす場面はそう多くありません。
あなたの楽器で音楽をするためにはもっとたくさんのテクニックが必要です。

楽器を始めてすぐは音を出すのに必死かもしれませんが、いわゆる『音楽性』も早くに鍛えるべきです。

この記事では、ぜひ手に取って欲しい
メニューがまとめられた教則本をご紹介します。
個人やパートでも取り組んでみてください。


1.管楽器メソードシリーズ

初心者さんにオススメする本です。

〈おすすめポイント!〉
◯楽器の組み立て方・構え方から始まり、出しやすい音域から練習が始まります。(意外と間違えてる人多いですよ…)

テクニックと練習曲がセットになっており、音楽性も養えます。ゴールを意識した練習ができ、モチベーション維持にもなるでしょう。

◯先生(先輩)と一緒に吹く練習曲が多く、正しい奏法を教えやすい / 教わりやすいです。

◯巻末にプロが演奏するような協奏曲の楽譜があり、長い目で見た目標が作れます。
(取り組むのは教本のメニューが終わってから!)


個人で本を用意して上手な先輩に見て貰えば、3ヶ月〜半年ほどでこの本をやり切り、最初の合奏曲にも十分対応できると思います。

全パート出版されているので、パートで割り勘して買って、代々引き継ぎながら新入生にやらしてあげても良いかもしれません。

(リンク貼る予定)

2.朝練シリーズ

タイトル通り、朝練の30分でやるメニューを念頭に作られています。ある程度吹けるようになり、本番で演奏する曲がある人におすすめです。

〈おすすめポイント〉
◯バランスよく、いろんなテクニックが網羅的にカバーされている。

◯「少し難しい…」くらいのレベル感で、毎日やる価値アリ。

◯メニューに注意書きが添えられており、短時間で効率的なトレーニングができる。


実は30分で全部やるのは難しく、休みなしでぶっ通しでやらないと終わらないです。
毎日各カテゴリーから抜粋して取り組むか、もう少し長めに時間をとってやっみて下さい。

もちろん朝でなくて良いですが、練習の最初(曲の前)にやるのがオススメです。


3.JBCとか3Dじゃダメ??

「ダメ!やるな!」とは言いませんが、用途が違います。

JBCや3Dバンドブック、TIPSなんかは『基礎合奏用』の教則本なんです。個人練ページも用意されてますが、個人練にはぜひそれ用のものを使ってみて下さい。


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