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キャリア的視点230 -#キャリコンバレー-


毎日ブログ 230日目(2020/10/15)

キャリコンバレーって何?

まさに何? ですよね。いきなり初めて聞く言葉なのだと思います。
「キャリコンバレー」というのははまだ、キャリアコンサルタントも知らない人が多い、新しい言葉なのです。キャリアコンサルタントでも知らない人が多いのですから、皆さんは知らなくて当然の言葉です。

でも敢えて今日はそんな言葉「キャリコンバレー」に関して書いていきます。


2020年7月18日に行われた、JCDA(日本キャリア開発協会)の東海地区大会において、法政大学のタナケン先生が登壇した日が、キャリコンバレーの生まれた瞬間でした。

キャリコン一人ひとりが単体で活動している現在、
「これではキャリコンの認知はなかなか広まらない。シンボリックになるものが必要だ」
として、シリコンバレーをもじって(半分思いつきで^^;)作られた造語です。

何せ、いちキャリコン団体のいち支部会で、提案された言葉です。冒頭に書いた様にキャリコンであっても知らない人が多いのは当然です。これから「キャリアコンサルタント」「キャリアコンサルティング」「キャリコン」などなどの言葉と共に広まっていってくれれば良いと思います。


5%の影響力

「100人の内の5人が一斉に右を向くのと、100万人の内の5万人が一斉に右を向くのとどちらが効果が高いか」

共に同じ5%の影響力を比較したものです。
皆さんはどう思いますか?

横顔

これは実際に実験・検証したものではありませんので、幾分にも心理学的な要素を含んだ話です。

答えは「5万人が一斉に右を向く」です。しかもこの5万人が1箇所に固まっていればいるほど、効果は高まります。

想像してみてください。
武道館や東京ドームよりもはるかに大きな会場で、同じエリアにいる5万人が、何かのきっかけで一斉に右を見た時に、気になりませんか? みんなが見ている方向に何があるのか。

そしてその5万人の周りにいる人たちが、気になって右を向いたら、早い段階で5万人が6万人に増えていくのです。

この時の5万人は経済学的な表現(イノベーター理論)をするならば、イノベーター(革新者)と言われます。
イノベーターにはアーリーアダプター(初期採用層)が続きます。アーリーマジョリティ(前期追随層)に至る際にキャズムと呼ばれる深い溝があるのですが、キャズムを乗り越えてアーリーマジョリティまで行けば半数を超えて多勢となり、社会的認知に至るのです。

100人中5人も同じ5%ですが、母数が大きいほど効果が高いと言えるのは何となくでも分かって頂けますでしょうか。
自分の周りの5万人が右を向いた時、一人だけ右を向かずにいられる人はそうそういないと言う心理的側面を突いた話です。


#キャリコンバレーのルール

ルールは単純明快です。
キャリコンがキャリアの事に関して発する時に使うもの。以上!

国家資格キャリアコンサルタント試験に合格し登録を済ませた者が、またはタナケン先生の様にキャリア論を展開しキャリアコンサルタントと一緒に社会を変えていこうとする人たちが、キャリコンの社会的認知を目的にSNSなどで何らかの発信する際には「#キャリコンバレー」をつけるのです。

もちろん私のnote「キャリア的視点」でもこのハッシュタグは毎回つけていますし、Twitterでもfacebookでもつけています。
キャリコンが集まって、キャリコンの未来を想像するオンラインイベントにも使われます。実際に私も時間の都合の合う中で何度も参加させていただいています。
すでにキャリコンバレー愛知・仙台・熊本・三重…… 様々な方がキャリコンバレーを開催しています。


そしてもう一つ。
プロティアンであろうとする事。

プロティアンとは、新時代のニューキャリア理論のひとつであるプロティアンキャリア理論と、その理論を実践している人材を言います。

この他にもプロティアンに関する記事は何本も書いています。

時代変化に合わせて変幻自在にキャリアを構築する意思を持ったキャリコンが、みんなで協力して起こす大波なのだと思っていただければ良いと思います^^


キャリアコンサルタントの認知度を上げる為に

今、時代の変化と共に、キャリアコンサルタントが手を挙げています。
政府主導ではない真の働き方改革の実現に向けて、まずはキャリアコンサルタント・キャリアコンサルティングを知ってもらうために。

その施策の小さな波が「 #キャリコンバレー 」なのです。

小さな波が大きな波に成るために、やるべきことはたくさんあります。
SNSで発信の際に付ける以上、より多くのキャリコンがSNSでの発信を始めなくてはいけません。

その為にはキャリアコンサルタント自身が、時代の変化(労働市場・経済活動など)を敏感に察知し、変化を始めなくてはいけません。

現在のキャリアコンサルタントの認知はせいぜいが「国家資格のひとつ」に過ぎず、これを「職業」にまで昇華しなくてはいけません。

ただしこれはキャリアコンサルタントの自発的意思によって起こらなければ意味がありません。そこまでの変化を望まないキャリコンだっていて当たり前です。であればそもそもキャリアコンサルタントの絶対数が足りません

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キャリアコンサルタントが活躍する場所は実に広い!
人がいるところには必ずキャリアがある為、人口の数だけ活躍の場があるのです。

もし皆さんも#キャリコンバレーを見かけたら、是非「スキ」「いいね」「コメント」「リツイート」「シェア」その他もろもろよろしくおねがいします^^

キャリアコンサルティングを社会のインフラにする。
そしてキャリアコンサルタントの要らない社会を創る。

このための第一歩です^^


認知度の低さを憂いているキャリコンは、まずはオンラインイベント「キャリコンバレー」にご参加ください。Twitterで検索してくださると探しやすいと思います。

↑Twitterで「#キャリコンバレー」を検索した結果です。


↑タナケン先生の新連載が始まりました。一緒に読んでいきましょう^^


#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #タナケン先生 #田中研之輔 #プロティアン #キャリアコンサルティング


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