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毎日ブログ 94日目(2020/6/1)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

先日、夜な夜なabemaTVを観ていたのですが、
その中でお笑いユニットのEXITがMCを務める
「ABEMA PRIME」は皆さん観られましたか?

AMEBAが提供する
インターネットTVプログラムの一番組です。


その中でも
出世したくない症候群って何?
というタイトルは非常に面白かったので
シェアさせてください。


2020年6月3日までは無料視聴できる様です。
ABEMA PRIIME「②出世したくない症候群」

この先はネタバレを含みますので
良かったら動画を視聴した後に
お読みください^^


今回のテーマは
若者の間に広がる
出世したくない症候群


出世できないのではなく
敢えて出世しない若者たち。


結論を先に言うと、

出世することだけが成功とは考えない

言い方を変えれば、
個人の心理的成功を求める
プロティアンキャリアの達成なのではないのか?


番組では以下の3つに分類して
紹介されていました。

1.現場大好き系
やりがい重視&現場主義派として
出世して業務が変わってしまう事を避けるため
敢えて出世しないまま仕事を続ける事。

例えば営業をやりたくて入社したのに
出世して管理職になって
営業をできなくなることに
不安や不満を感じている訳です。

キャリアコーンでいうところの
中心性の考えに似た考え方なのでしょう。
2.ワークライフバランス系
パートナー(夫・妻)も
働いている場合などに
多いようですが、
家庭での仕事の分担など
生活における重要度が仕事よりも
家事や余暇が高い方に多い様です。

何のために働くのか」を考えた時に
家族との生活のため、などと躊躇なく
答えるタイプなどが含まれるのでしょう。

実は私もこのタイプです。
3.意識高い系
自分がやりたいことをやるために、
会社での仕事にかかる時間を
これ以上増やしたくない、
管理職になったら残業をしなくてはならないが、
それを回避するために
出世を断るというタイプ。


なるほど!
まさに自分が望む
自分であろうとするための働き方。
これが真の働き方改革なのではないでしょうか。

働く目的

これまでの出世は
職位が上がることが成功・勝者であるという
組織内昇級のみを評価する価値観に
全員が捕らわれていました。

しかしネットの、
特にSNSの普及によって、
比較的容易に「認められる」事が可能になり、
出世しか「認められない」という
閉鎖社会に対する心理的変化が
若者を中心に起こったのではないか、

というのがコメンテーターの言葉。


納得です。


これまでの出世を
高校野球の甲子園大会に例えたのは
個人的にはわかりやすかったです。


まさにピラミッドの頂点を目指して
切磋琢磨の上で勝ち進み、
最終的には一人のみが
辿り着く競争。


しかし、全ての野球をする人が
甲子園を目指している訳でもない様に、
甲子園を目指さなくても良い様に、
出世街道であっても
違う道を歩む人が居ても良い訳です。


それは多様性であると同時に
本人が自分の意志で歩くのであれば
プロティアンなのだという事。


働き方って、
その人個人の人生観にも
大きく左右されます。


「私」自身が働く以上、
主は「私」であって
企業ではないのでしょう。


企業は「私」が成長するための土壌。
これからの企業は、
個人のキャリアを尊重できる存在になる。
既にその変化を求められている事に
早急に気付く必要があるのだと思います。

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