毎日ブログ 63日目(2020/5/1)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)
コロナショックを受けて
今、日本でも学校の始業を
「9月から」に変更を検討され始めていますね。
正直、面白い! と思いました。
否定する材料はもちろん多くあります。
いかんせん急な展開過ぎて、
時間がないのが最たるものでしょう。
ですが、メリット・デメリットを考えた時には
メリットが大きいのではないでしょうか?
と言うのが、無責任な私の考え。
無責任ながら面白いというのには
もちろん理由はあります。
「楽しい」より「愉しい」
ワクワクしてしまいます。
いうなればボトムアップの改革。
最初に声を上げたのが、
高校生だという事が何より
惹かれました^^
学生から社会へ。
受け止めた宮城県知事から全都道府県知事へ
知事から国へ。
私には思いついていなかった改革。
個人的には応援します。
聞いたことがあります。
日本の大学に、
日本で最も権威のあると言われる東京大学に、
海外留学生が少ないのは、
9月開始ではないから
と言う理由が大きい、と。
アメリカのハイスクール生は
日本の大学に入学し用とすると
6月末に卒業した後、
何と9ヶ月も時間が空いてしまうという事ですよね。
それはよっぽどの魅力がないと
来てくれないのも納得です。
逆もしかり。
いくら期間は短めとはいえ、
3月の卒業して、9月に入学。
その間5か月。
場合によってはその間、
何をするかが真価の問われるところですが、
タイムラグが少ないに越したことはありません。
近頃のコロナショックの話題ばかりで
情報が意識から流されてしまった
と言う方も多いかとは思いますが、
ぜひ思い出していただきたい。
昨年末、経団連の会長が定例会で話しました。
「新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金が特徴の
日本型雇用は効果を発揮した時期もあったが、
矛盾も抱え始めた。
今のままでは日本の経済や社会システムがうまく回転しない。
雇用制度全般の見直しを含めた取り組みが重要だ」
と言う話を。
日本型雇用は
1.「新卒一括雇用」
2.「終身雇用」
3.「年功序列型賃金」
を代表としたシステムですが、
成果主義を作用する会社が多くなってきた中、
時代に合わなくなってきた、
と言う話です。
我々キャリアを扱う専門家である
キャリアコンサルタント業界では
「何をいまさら…」
の話でした。
とはいえ先の3つの中で
年功序列賃金はすでに崩壊しています。
一部の企業でまだ残っているのでしょうが、
近いうちに無くなっていくと感じています。
終身雇用は
キャリア選択の観点からも
企業経営の観点からも
徐々に変革していくと思います。
最後まで変革されないと思うのは
新卒一括採用です。
新卒採用を行っている企業の多くは
卒業時の採用はなくなることもないと
推測します。
時期が春から秋に変わるだけ。
ただのカンなので、
あてにしないでくださいね^^;
大学3年~4年の中で就職活動を行い、
3月の卒業と共に、
4月1日に就職をする。
これまで当たり前だったこの流れが、
いきなり変わる訳です。
日付をメインとしてなので、
企業的には楽なのではないか、
とまた無責任に考えています。
システムを構築する機関も、
実際に運用する教育現場も、
そこで学ぶ学生さんも、
その家族も、
学生さんを受け入れる企業も、
全てが混乱するのは必定です。
しかし、未来を担う若者にとって
何が最も良いのか、を考えて
変革を考慮してほしいと思います。
あえて触れますが、
今年の4月に就職予定だったのにも関わらず、
内定取り消しなどの対応をされた
皆さんへのフォローは別問題として
優先させて欲しいと思います。
9月新学期が開始されれば
我が家を含む多くの共働きの家庭で
仕事にならない日々が続くのでしょうか?
本音としてはせめて
児童クラブと保育園は
再開してほしい…^^;
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