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ぶっちゃけワーマス行くのにいくらかかる!

 皆さんの頭をよぎる言葉はこのタイトルですよね。
柔術愛好家に経営者やハイクラスの方が多いとはいえお金がいくらかかるのかは気になるはず。
 私も真っ先に先生に質問したのは、”いくらかかりますか?”でした。その時の先生の答えで”えっ頑張れば行けそう”と思ったことを思い出します。

 よって皆さんにも、あーこれくらいならコツコツ貯めればいけそうだなという感覚をお持ちいただいて、次のハードルとなるご家族との調整に全力を注いでほしいと思います。あっ、お仕事の調整は世界大会に行くんです!と気合で乗り切ってください。
 この章では費用について私のメモ代わりに赤裸々にお伝えしていきます。

結論 合計¥313,084-(4泊6日/1人)です

①エントリー費+②IBJJF登録費+③航空運賃+④宿泊代+⑤ESTA+⑥現地での費用+⑦日本で準備したものの費用

①エントリー費¥20,807 $135 レート$154.129② IBJJF登録費新規¥5,000(更新¥4,500)

 まずやることはエントリーです!初めてウルトラマラソンにエントリするとき並みに緊張しました、私はIBJJFアジアに出場していますのでIBJJFへの登録は済んでいます。登録完了するとIDカードが所属事務に届きます、これは試合で必要なので大事に持参してください。
 早くからエントリーを決めているのであれば解禁日に即ポチりましょう、理由は安いからです。日本の大会と同様で遅くなるほどエントリー費は高くなります、行くと決めたのであれば安いうちにポチる事をお勧めします。
 この事はその他の費用においても功を奏します、周囲のアドバイスによると航空運賃も宿泊費も早い方が安いとの事でした。よって宿と飛行機もその日に決めるのがおすすめです(笑)

③航空運賃¥179,360/1人

 次に飛行機を押さえました、旅慣れている娘に飛行機も宿も任せていたのですが動きが遅かったため、googleで検索したアメリカン航空をそのまま予約しました。乗っている時間が長いと安い傾向がありそうです、時間があれば安い便を探すと節約になりそう。
乗り継ぎ時間に関するワンポイントアドバイスです!
 今回は行きのロスからラスベガスの乗り換え時間が2時間はぎりぎりだったようです。私たちは飛行機を降りる時から周囲を押しのけて急いで降りて入国審査を受けました。ちなみにここでの娘の動きは素晴らしく、降りた後の空港内の導線をスマホで把握し一切の道迷いなく入国審査にこぎつけスムースに審査を通り、乗り継ぎもできました。
 日本のように乗り継ぎのお客様を優先することやCAさんが待っていてくれるなんて事は一切ありません。後日一緒の飛行機に乗っていた方と試合会場でお会いしたところ、実は乗り継げずに試合に出れなかったというギリギリの乗り継ぎだったようです。
 乗り継ぎ時間がどれくらいが良いのかアドバイスはできませんがこれを参考にして決めてください、さらに言うと帰りの乗り継ぎは40分でした(笑)しかし、これもダラス空港内の導線を把握して急ぎ足していれば間に合いました、手荷物は全て機内持ち込みです。

④宿泊代(2名)¥50,357+リゾートフィー¥25,203=¥75,560→¥37,780/1人4泊は安い!

 ホテルはサーカスサーカスというラスベガスコンベンションセンターまで徒歩5分のホテルです。とにかく安くて驚きです!ここはラスベガスの中心部からは少し北の方でメインの場所ではありませんが大会に出ることを目的としているのであれば場所は良いです。低価格でファミリー層向けのサービスが売りで本当にサーカスやってます。もちろんカジノもあって雰囲気は楽しめます。ただサービスは求めないでください、なぜかベッドメイクされていなかったのですが要求すればやっていただけました。建物も老舗感あり、昭和な感じとお伝えすればご理解いただけると思います。
 浴槽はありますが、排水溝が低いのでお湯が高くはたまりません。しかし寝湯状態で私はつかりました。足りないものはお湯を沸かすポットです、どうやらアメリカ全般でティファールのような湯沸かしポットを置くサービスがないようです。次回はコンドミニアムのようなホテルを探したほうがいいねと皆さんでお話ししていました。
 ちなみに予約はANAのマイルで取りました。調べていませんが普通に日本のサイトから予約できるのではないでしょうか、有名な黒帯選手もご一緒だったようです。サイトでの注意は税抜き金額で表示されていることです、なんやかんや税金追加され、さらに現地で¥25,203を払ってくださいと書いてます。これはラスベガスの商習慣らしくリゾートフィーで$167.8(レート150.199円)とのことです、現地の自動チェックイン機でチェックインする際にカードで支払いました。

⑤ESTA ¥3,237=$21 レート¥154.129

超超注意!!!!!!!!!!!!!!です。
 ESTA取得は誰の事も信じないで自分でアメリカ大使館のサイトをちゃんと探しましょう!ニセサイトっぽいのもあるのでよく見てください(笑)
 素人の私は高額手数料を取る旅行代理店で申請してしまいました!まさかそんなサイトがあるとは思ってもいなかったからです、なんなら支払金額が書いてなかったと記憶しており請求がいくらになるのかすごくドキドキしました、結局$135 ¥20000以上支払ってました。
 しかーし、高額手数料を取るESTAサイトにご注意をというTV放送のおかげで$114返金されていました。Xでこの事をポストしたことも功を奏したのかもしれません、X仲間からははすぐにニセサイトにご注意を!という喚起のアドバイスをいただいていましたが時すでに遅しでした。勉強台と思ってあきらめましたので返金はラッキーです。後からXのDMをよく見るとめざましTVから取材の申し込みが来ていました。

<旅程 >日本時間 4泊6日(8/29-9/3)

 2024年の大会開催日は8月29日(木)~8月31日(土)でした。私は青帯M5カテゴリーです、プレスケジュールといって旅程を作るために最初にいただけるスケジュールでは8/30or8/31のどちらかと記載されていました。
 まず最初の悩みは何日前に到着していれば良いのかです。結局、会社の休みなどを鑑みると試合予定の前日8/29に現地入りして大会終了後1日は観光ができるというスケジュールを立てました。それが1日余裕ありの4泊6日です。ラスベガスでは4泊5日ですが時差の関係で日本着は必ず1日プラスされるためです。私は慣れないので最初にこの旅程を予約するときに頭を悩ませました。
 本スケジュールで私の試合は8/31最終日となりました。おかげで試合日は到着の翌々日となり体を休める余裕ができました、また大会最終日翌日に設けた観光日にザイオン国立公園に連れて行ってもらう事もできました。お伝え忘れていましたが、一緒にと誘った妻は費用が掛かりすぎるため、断られたため英語の話せる娘を連れていきました、当然娘の費用は私持ちです。

現地費用明細

1日目 8月29日(木)移動&大会応援 レート¥148.463

●日本から米国へ アメリカン航空 LAで2時間の乗り換え
 日本PM12:00羽田出発→米国29日AM6:00ロス到着(入国)
 米国AM8:00ロス出発→米国AM9:20ラスベガス到着
●ラスベガス内移動はタクシー(ウーバーやバスもあり)
・空港→ホテル(サーカスサーカス)着10:30(タクシー$30 ¥4453
 ホテル→大会会場ラスベガスコンベンションセンター11:00(徒歩5分)
●大会見学 AM11:00-PM17:00会場で応援
・会場のダンキンドーナツ:コーヒー1杯と水1本 ¥1214 $8.18
・ウォルグリーン(ドラッグストア):水/12本 ¥914
●17:00以降 ホテルで休憩&就寝

2日目8月30(金)大会応援 レート¥148.829

・会場でホットコーヒー2杯($4.12/$3.37 ¥613/¥501)
・サラダ($19.51 ¥2,912
・観光 19:00ストラストフィアタワー入場料($36 ¥5,374

3日目8月31(土)試合当日 レート¥149.284

・会場でホットコーヒー1杯($3.37 ¥503
・会場でペプシコーラ1本($5.96 ¥890
・打ち上げでバド4本($39.02 ¥5,830
・寝る前にビックマックセット($12.21 ¥1,822

4日目9月1日(日)観光 ザイオン国立公園 レート¥149.431

移動はレンタカーですが、現地の友人がガソリン代も込みで支払ってくれました。ガソリンの価格は日本とあまり変わらず160-170/Lでした。
・朝食にサービスエリア3人分(¥6005 $40.19)¥2,001/1人
・帰りにアイスやさんでジェラート3個(1250円 $8.35) ¥420/1人

5日目:9/2(月)帰国

・ホテルAM5:00→ラスベガス空港AM5:30 (タクシー$30 ¥4,453)
ラスベガス空港→ダラス空港(乗り換え40分)
ダラス空港9/2(月)10:00→羽田9/3(火)16:00着
その他現金で支払った食事、お土産チップなど3万円です、現地の友人の食事なども支払いましたがこれも経費という事で3万円かかったことにしましょう。

⑥現地での費用¥61,900(1人分)

現地での費用は節約のポイントと思います。
ちなみに私は大会日31日までの食事は、お饅頭、柿ピー、カロリーメイト、スニッカーズです。(日本から持参)唯一チップを払うところでの食事が娘とアテンドして頂いた友人を招待したメキシカン料理のレストラン。それ以外の食事は祝勝会でのフードコートのみでした。そこは自分で飲み物食べ物買ってきてという仕組みなので誰かが勝ってきたら現金渡してイエーイって感じです。バドワイザー$9でお分かりの通り物価は高いです、ただこの日は好きに飲んでました。近くにある日本でいうドラッグストアは非常に安いです、サンドイッチとかもあるので減量とか気にしなければ全てココで調達してもよいと思います。お店で水は1本$6/¥900ですが、ドラッグストアーでは12本買うと¥100/1本以下で売っています。

⑦準備した備品¥5,000

 飛行機用に購入したフットレスト!¥3,000これが一番良かったです。折り畳みのテーブルに引っ掛けて足をぶらぶらできて最高でした。海外旅行であるといいモノYOUTUBEで発見しました。
https://youtu.be/qBNilYLKSPs?si=iCmtjb23hJO6xIrZ%EF%BF%BC
紹介と同様に首枕は私も必要なくて良かったです。他に持参したものは食べ物です、パックのおかゆ、スニッカーズ、カロリーメイト、柿ピー、お饅頭です。あ、パックのおかゆは機内持ち込みできず没収されました、機内持ち込みではなく預けると問題ないそうです。また鞄の大きさですが機内持ち込みサイズのコロコロとギが2枚入る普段使いのリュックす。しかしこれはかなりミニマムでした。ワーマスで参加賞としてもらったTシャツも大会最中だけ着て捨ててきましたし持参したTシャツも捨ててきました。参加賞のマグカップが場所取りましたがこれは記念なので今も毎日使っています。お土産は会社とジムにチョコセットのみ、これも相当絞って何とかバックに入れました。機内持ち込みはロストバゲッジの恐れがないのが良いところですが、お湯を沸かすセットなど検討されている方はあきらめて大きなコロコロで余裕のある乗り換え時間で向かうのがよいと思います。

その他のポイント

減量

 フェザー級でギの重量からすると68.5kgでも大丈夫ですが、毎回68kgを目標に減量しています。国内の大会に向けての減量は1週間前に2kg以内70kgを切っていて69kg台が見えていれば焦りはありません。
 しかし、海外でサウナもなく湯舟で汗を出せるのかという心配もありました、よって現地についてから食べたものは初日3食すべてお饅頭1個づつ、翌日がカロリーメイト、スニッカーズ、柿ピー、昼にサラダでした。大会当日の朝は67kg台になっていましたが、前日と同じものを好きに食べて最後にコーラを飲み続けて余裕のクリアです。
唯一柿ピーは減量中にお勧めされません、理由は塩分が水を吸収しやすくなるからだと思います。しかし最後は重さかなと思って柿ピーに手を出しました、好きなんで。

体調

 時差ボケ、時間の感覚は到着日わけわかりませんでした。明るいうちは寝ないようにと思ったのですが試合見て興奮していたのか、夜になっても眠れませんでした。飲み食いもろくにしていないのと試合への緊張感も相まって2時間寝て起きて、スマホ見て寝落ちしてみたいな事を繰り返していましたが、ラッキーなことに試合の日は脳がしっかり覚醒していてなぜだか体も良く動きました。水抜きしたくて汗出しのために湯舟には入りました、しかし排水溝が低いのとお湯がすぐ冷めるので蛇口をひねりっぱなしで寝っ転がっていました。効いたか不明ですが塩は入れてみました。

食欲

 前述したように、食欲はそんなにありませんでした。後から聞きましたが人間は緊張状態だったり、危険な状態の時にはあまりおなかがすかないようです。食べ物を消化することにエネルギーを使うよりは動くことに使うように脳が指令を出しているのかもしれません。

体重計&試合前会場チェック

 体重計を持参するようなバックのスペースはないため、現地の友人に持ってきてもらいました。ただそれも正確なのかわからなかったので試合前日は会場にある予備計量の体重計で計測しました。選手なので毎日無料で入場可能です、前日に試合の格好を持参して着替えて乗ることが可能です。
 これは心の安定のために行うべきと思いました、一緒に行ったジム仲間も行っていました。更衣室やアップ場所、呼び出しの段取りなど確認しておくと当日ストレスなく試合に挑めると思います。こちなみに会場の体重計はkgとポンドどちらも表示できるようですのでkgで安心できる方は操作方法を良く知っておくと良いです。

さらに費用を抑えるなら

 最後に、さらに費用を抑える方法は宿泊を減らすのが簡単です。
私は4泊しましたが試合翌日に帰れば3泊にできます。今回の感じだと試合の前日と試合終了日にラスベガスの街に繰り出して観光がてら食事やショーを見るってのが最短かなと思います。
 さらに気合入れれば2泊でいけるかもです、体重ばっちりで前日AMに入って試合も見ないで体を休め、当日試合してその夜打ち上げして、翌朝帰国です。試合だけのために行く!って本気な方は可能な旅程です。
 次に抑えるのは食費です。私もほぼ食べていません、しかし丸4日間過ごしているので体重に問題無い方は食事の楽しみはあるでしょう。そんな場合ご自分で料理されるのが一番節約になります、現地のビーフステーキを買って焼いている方もいました。

せっかくなので楽しい計画を

 しかし、ラスベガスに行くとなると人生の中でも一大イベントです。せっかくなので観光もされると良いと思います。私はとにかく広大な土地、西部劇のような景色に唖然としました。ザイオン国立公園は車で3時間くらいかかりますが、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、フーバーダムは割と近いです。娘は友人とレンタカーで観光し感動していました。豪華な人工物がそびえたつラスベガスと正反対の大自然を見るも非常に良いです。ぜひ計画に入れてみてはいかがでしょうか。

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