父親。

父親と母親は不思議だ。
母親は娘を愛している。
父親は母親を愛している。
そうだ、
この家で最も強く、怖い存在は父親だ。
でも、それは母親が望むから私にそうやって当たっているのだと最近ようやく思った。
その証拠がこれにも現れている。
パソコンをこんな夜更けに触ることができている。
いつもは私のすべてを暴こうとするのに、一般的な理想的な娘を求めるのに。
母親のいない夜はこうも放任で。
なんだかすごくあっけにとられている。
考えてみたら母親に役割を求められてから私から物を奪うなぁとか、母親がいる時は否応言わせずまくしたてるのにー
とか、
人間って不思議ね。
そう他人事のように思う。
現在。
母親のために父親であるあの人は、私のこと、一体どうおもっているのかな。
「ま、どうでもいいか。」
そうやってまたボクは目を閉じた

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