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コンビニ交付

コンビニで交付

先日、銀行の手続きで印鑑証明をコンビニで取得した。以前は住基カードでの交付が可能だったが、マイナンバーカードに切り替えてからはマイナンバーカードでおこなっている。

市役所に行かなくてよい、市役所の業務時間外や休日でも取得できる(コンビニの対応時間 6:30~23:00)から便利。

都城市は半額!

昨年だったか、鹿児島に行く途中で都城市内のコンビニに寄ると、マイナンバーカードで交付の場合、300円の手数料が150円と掲示があった。
都城市はマイナンバーカードの普及率が市町村別では全国3位(普及率93.8%)となっている。(実は都道府県では宮崎県は普及率79.9%で1位)
マイナンバーカード保有のメリットとして、交付手数料を半額にしている。

こっそりと宮崎?

都城市、いいね!と思っていたら、先日、住んでいる宮崎市内のコンビニで印鑑証明を取った。3通だったので900円を払おうとしたら、300円と表示。えっ、なんで?と思って交付機の周りを見るがなにも書いてない。

コンビニのスタッフに聞くと、そうみたいです、、、というレベル。都城市みたいにPRすればよいのにな、と思うけれども。

延岡は10円!

調べてみると、マイナンバーカード推進策なのか、複数の自治体で割引になっていた。

なんと延岡は10円!
〇住民票、印鑑証明書のコンビニ交付

□安くなっているところ
延岡市 300円→10円 令和5年3月1日から当面
宮崎市 1通100円 令和5年4月1日から令和6年3月31日
都城市 150円 令和3年7月1日から 
日南市 200円(100円引き)
西都市 250円(50円引き)

□コンビニ交付はできるが、通常の金額(300円)
川南町 新富町 えびの市 日向市 三股町 串間市

□コンビニ交付未対応
諸塚村 国富町 小林市 門川町 美郷町 都農町
高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 高原町 高鍋町
椎葉村 綾町 西米良村 木城町

自治体でのコスト感

コンビニ交付は初期費用とランニング費用が発生するようなのとコンビニがない、少ない自治体もあることから全市町村というわけではないようだ。
調べると、自治体の負担が初期に2000万円ほどかかるらしい。さらに運用費もかかる。(クラウドで導入すると安くなるとあるが、いくらかは不明)

一方で、市役所を考えると、証明書交付窓口には4,5名が対応しているが、役目は申請書の内容確認と本人確認である。
そこを経て後ろの2、3名の職員が端末に入力して、証明書を出力、渡すのに2名が料金を収受するのと、書類と領収書の手渡しをおこなってる。
コンビニでその業務をすべて対応できないが、8~10名の業務をこなしてくれるのだ。市民の利便性も向上するので、せめて市レベルでは導入してほしいと考える。

わくちnところで、マイナンバーカードで新型コロナワクチン接種証明書がコンビニで交付できるらしい。

交付できるのは、宮崎市、都城市、延岡市、日南市、小林市、日向市、串間市、西都市、 えびの市、三股町、国富町、綾町、高鍋町、新富町、木城町、川南町、都農町、門川町、日之影町、五ヶ瀬町

この接続費用の自治体負担等ははどうなっているのだろう。コロナ枠で別科目の費用負担なのか、、、。自治体情報ネットワークとの接続も縦割りなのだろうか。
総務省の資料では、次の通りになっている。
「LGWAN(総合行政ネットワーク)は、地方公共団体間や地方公共団体と政府機関間の通信を行うための インターネットから分離された行政専用ネットワーク。」
コンビニが間接的にLGWANに接続されているのであれば、ワクチン証明だけの「道」があるわけではないと思うのだが、、、。

マイナンバーカードの最大のメリットは行政コストの圧縮だと思うので、その視点でかつ住民の利便性向上を考えてほしいと思った。

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