見出し画像

模造紙

模造紙で遊ぶ

小学生のころ、よく模造紙を買って遊んでいた。模造紙は788×1091mmの四六判サイズが一般的だが、これでゲームのようなものを書いて兄弟で遊んでいた。すごろく様のものや、オリジナルの人生ゲームなど。自由勝手気ままな発想のもと、1mもある紙に書き込み、市販品のボードゲーム等の駒やサイコロを使って遊ぶ。
大概、長男の私が作成していたが、日によっては弟がプロデュースし、遊んでいた。すぐ下の弟は将来理系になるだけあり、わりと緻密な双六を作るのが上手だった。末弟は怪獣好きだったので、怪獣が出てくるゲームだ。ゲスラーと出会いかじられ3回休みとか。

この模造紙は中学校の下にある平下文房堂というところで購入していた。ここはプラモデル等もあり子供たちの一種憩いの場であった。
模造紙は確か1枚10円程度だったと思う。

その後の模造紙

高校生の時に文化部に所属し、文化祭の発表はこの模造紙に文章や図を描いて発表していたのを思い出す。
社会人になってからはグループ討議などをおこなうときに使っていた。

ところでこの模造紙、なぜ模造紙なのかを調べたら、局紙(造幣局が使う紙、つまり紙幣用?)レベルの紙を作ろうとした、模造したということらしい。確かに上質な紙であった。

しばらく縁がなかった模造紙だが、3年前にzoomでの会議が増えた時に、自宅の背景がいまひとつなので、緑の模造紙を買って壁に貼っていた。今はZoomにバーチャル背景機能があるので使っていない。
また、昨年、宮崎県男女共同参画地域推進委員を委嘱され、推進委員の交流会でセミナーがあり、そこのグループワークで使用した。

模造紙を買いに行こう

大きな紙に書いていくのは、ある意味気持ちいい。長年のキーボード生活で字が本当に下手になった。(言い訳だが)
でも模造紙に書いた字は味もあり、斜めになったり大きさがちぐはぐだったりも愛嬌だと思える。

今年の目標は今、ノートパソコンの中にあるが、模造紙を買ってきてそこに書こうかと思っている。
今は100円ショップでも購入できるようだ。明日にでも模造紙を買いに行こう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?