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魚の骨が刺さりまして

※せっかく詩集に名前を付けたのですから、詩を書いてみましょうかね。

魚の骨が刺さりまして
青ざめた
おにぎりの具
鮭の骨が喉に刺さる

息はできるがとにかく痛い
涙が出る
焦る
冷や汗が止まらない

ひたすら飲み物を飲んで
飲んで
飲んで
それでも痛む
痛む
つらい
恐怖を感じる
命がもつのかと心配にもなった

しばらくして
ようやく骨が取れた
そのときの私は
もうね

どんな顔をしていたのかなって

心鏡の湖

***

10年近く前の実話です。スーパーで買った鮭のおにぎりを食べたら、骨が刺さって喉がずっとイガイガとしていました。
取れたときには疲れ果てて、何も考える気分にはなれませんでした。

鮭のおにぎりは、スーパーよりコンビニのほうが安全な気がします。

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