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心鏡の湖 詩集『魚の骨が刺さりまして』

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心鏡の湖の詩をぶっ込むだけのマガジン。俳句を含みます。
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#発達障害

心鏡の湖 詩のスタイル

どうも。マガジンを作成するにあたって、心鏡の湖の詩のスタイルをあらかじめ書いておきたいと思います。 私、心鏡の湖は発達障害(ASD、ADHD)を抱え、ジョブホッパーとなり、労働意欲を失った人間です。ストレスを抱えやすく、半年に1回の頻度で過呼吸で身体が硬直してしまいます。また、二次障害として気分障害になっていて、「働いていた頃よりかは症状が和らいだかな?」程度が現状です。 そのため、私が書く詩は基本的にネガティブであり、言葉の当たりが強くなっています。いわば、教科書には到

【詩】無力であること

無力であること 逃げてきたこと 立ち止まってみると、知らない場所にいた うなだれた 今までの過ち 後悔はしていないが、苦しくなる 地図もコンパスもない あるのはパソコン 動画とゲームだけできるパソコン おなかの張り めまい 頬杖をついて うなだれる 社会であれ創作であれ無力であること 苦しみから逃げてきたこと 首凝りと口内炎はにっこり笑った 今ここにいること 疑念 そして、隠された生き地獄

視点に関する詩

今回は父親に怒られて、夕食の味がしなかった腹いせとして、ふたつほど詩ができました。あまり嬉しくないですけどね。 詩『見えない傷』眼鏡をかけていれば 目が悪いのかなと分かる 指に絆創膏でも貼ってあれば 指を怪我したのかなと分かる じゃあ、もしもだけど ガンを患っていたら 心を病ませていたら あなたのことを嫌いだったら あなたは、見えるかな 見えない傷はある 癒えない傷もある あなたと私 見える景色は違うけど 少しでも 一緒の景色が見られたら良いね 詩『知る』サイ

自分の光を見る

ポエムというか、詩を書いてみました。Twitterをやっていた頃に現代詩っぽいことはツイートしていたのですが、こうしてきっちりした記事にドンと書いたのはこれが始めてだと思います。 心鏡の湖 詩『自分の光を見る』情報にまみれた世界で息を詰まらせている ゴミの山だ 何を目指し、何に急ぐのだろうか どうして他人を巻き添えにするのだろうか それを美徳というのなら、私は光を遮るつもりだ そして、自らが発する光こそが清く美しいものだと信じるつもりだ 人々の目は、脳は、成長しているので