視点に関する詩

今回は父親に怒られて、夕食の味がしなかった腹いせとして、ふたつほど詩ができました。あまり嬉しくないですけどね。

詩『見えない傷』

眼鏡をかけていれば
目が悪いのかなと分かる

指に絆創膏でも貼ってあれば
指を怪我したのかなと分かる

じゃあ、もしもだけど
ガンを患っていたら
心を病ませていたら
あなたのことを嫌いだったら

あなたは、見えるかな

見えない傷はある
癒えない傷もある

あなたと私
見える景色は違うけど

少しでも
一緒の景色が見られたら良いね

詩『知る』

サイコロの面には、2が表示されています。
では、反対側の面に表示されている数字はいくつでしょうか。

まあ、これは分かるとして。

あなたは昨日、まばたきを何回したでしょうか。

分かりますか?

私も分かりません。

調べてみましたが、
1分間に約20回のまばたきをして、
1日16時間起きているとすれば、約1万9,200回まばたきをしているそうです。

興味があるにしろ、ないにしろ、
知るとはこういうことです。

さいごに、
私が発達障害を抱えていてまともに働けないことを、
私の父親は知りません。

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