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生きる実感

鳥羽和久さんの「君は君の人生の主役になれ」を読んで思うこと①

社会に適応することで失うもの

子どもは、人は、いつから社会に適応しようとするのだろう?
大人の意図を汲み正解を求めようとするのだろう?
幼児期の発達段階で、社会的自我を形成する時期はある。「ごはんをぜーんぶ食べちゃうボクって素敵でょ?」といった感じで、大人の反応を確認する。
また、一部の療育の中では、わかりやすさから「○」「✕」を多用し、良い行動をおおげさに褒めて適応を?「強化」する。
(私は褒める気持ちには鈍感…)

しかし、社会に適応しようとする自分が苦しくなる時が来るのです。

《もしかするとあなたは、大人になると人生がつまらなくなる。そんな予感をどこかで抱いていませんか。もしそうだとすれば、それは自分が社会適応を始めていることに気づいている証拠かもしれません。そうやって自分独自の生き方を手放すことで、これからの人生がつまらなくなることを直感しているんです。となると、これからの人生を面白く生きたいと思うなら、あなたは部分的にでもそれに抗わないといけません。》

生きる実感を大切にする

《あなたはとことん自分の生きる実感を大切にしたほうがよいということです。周りに歩調を合わせて「いい子」になろうとすることは、周りの人たちのためにはなるけれど、深いところで自分を支えてくれる根拠にはなりません。だから、自分が感じていることをちゃんと感じられる環境にいること、そして、感じていると気づいたときに、できるだけ嘘をつかずそれに対処できる環境を確保することが肝心です。こうして生きる実感を大切に育てていけば、あなたはいつかきっと曖昧なことを曖昧なままに受け入れることを知ります。白黒つかない現実の中にこそ、生きる楽しみがあることを知ります。》  

わたしは

自分が感じていることをちゃんと感じられる環境にいること、そして、感じていると気づいたときに、できるだけ嘘をつかずそれに対処できる環境を確保することが肝心です。

ここが好き。
環境の大切さ。
正直でいられる場所。

それは、今いる場所だけではない。

世界は広いのです。

鳥羽さんの言葉。
救われる。

必要な方に届きますように。

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