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6月の受診|摂食障害治療記録②

病院のこだわり

  • 予約

    いつも大体仕事のない土曜日に予約をする。
    時間は9時台。理由はその後いく薬局が一番空いているから。
    あと、美容室とかもそうだし、対人援助する仕事の自分もそうなんだけど、人間働き出した最初の時間が一番元気がいいし、やる気があるし、相手の心にも余裕がある時間を狙ってる。
    一回だけ平日ど真ん中の夕方行ったらとても病院が混んでいて疲弊した先生に当たったことがある。人間誰しも余裕がなくなるんだなと思ったし、メンクリという環境上そりゃそこらよりさらに疲弊するだろう。
    その後から「先生のことを疲れさせたらいけない」「わたしは数分で受診を完了させられる、いい子でいないといけない」と思って、本当は絶不調なの隠してたら希死念慮を拗らせてパニックになったし、本当は新しい薬が合ってなくてck上昇?ということが後々分かった。
    人対人の仕事を自分もしてるから、常に同じように接することが難しいことは理解できるので自ら回避するようにしていっている。

    それから「明日病院なんだ」って言う理由があると、自分に嘘つかず、金曜日を無駄にアルコールで潰さずに帰るように回避できる。

  • 場所

    自宅最寄りから電車で10分、職場最寄りから電車で5分くらいのやや栄えてるところを選んだ。ちょっと栄えてる程度で出かけるモチベになる。ちょっと空いてるスタバがあるから毎回そこに行くのもモチベになっている。
    私は前回池袋(大きめのまち)の病院で詰んだので栄えすぎててもダメだし、いつもと同じ地でも行くのが面倒になるのが目に見えるのでここもとても大切。

うさぎ 推し
  • 先生

    同性を選ばない。私のトラウマの根本は異性にあるから同性に共感されたところでおそらく埋まらない。ある程度の転移的な気持ちも利用しつつ「この先生がいるから頑張って医療と繋がり続けよう」と思って通ってる。(好きとかない、正常な男性の考えかたというものをこの先生から吸収して修正している感じ。)
    この先生がずっと、前の恋人との関係性の危うさについても指摘し続けてくれていたけど(カサ○ド○症候群←これについて書くと噛みついてくるヤバい人たちが湧いて出てくるので伏せる。)案の定彼と離れた方が私の情緒は安定したように思う。

  • 新規医院だった

    今やメンクリは新しくかかろうと思ったら全く予約が取れない。特にいいところは。
    本当は最寄り駅の人気なところに問い合わせていたのだが、院長先生やスタッフの方が新規予約がかなり先になってしまうことや、摂食障害は専門としていないことなどを丁寧に教えてくれた。そして近隣にも摂食障害を得意としてる人はあまり聞いたことがないとのことも教えてくれたのはとても参考になった。
    そのタイミングでできたのがこの病院だった。もう専門性云々はかっ飛ばしてとりあえず予約の取れる&コンビニメンクリ(○うメンタルみたいなとこ)じゃないところというのに優先を置いて予約をとった。

  • 薬局が同じフロアにある

    私の通ってるメンクリは病院が集結してるビルみたいなところにあるので薬局ももちろん同じところにあるので外出たら即薬局にいける。
    良くも悪くも忘れ物よくするので病院に届けてもらえる。(?)
    そしてとにかくこの薬局の対応も最高すぎる。多分大体どこの薬局行っても同じことを私はどうせいうんだけど、薬剤師さんはいつも私に寄り添ってくれる。
    いつかリュックに入ってる参考書見て「頑張ってるんですね!」って言ってくれた人もいたし、医療が連携していることを感じる。
    もちろん一見冷たそうな人もいるけど、どんだけ私がメンタル逝ってて、パニってギャン泣きしてても冷静沈着に対応してくれたし、わたしはいつもこの人が誰に対しても同じ対応なのを知ってるから機嫌が悪いわけではないことを知っている。薬剤師さんや医療事務さんありがとう。
    とくにコロナにかかった時に常備薬切れそうになった時は他の薬局に連絡してくれて、薬が切れないように工夫してくれた。
    もう本当に医療従事者の方には頭が上がらない。

6.15

今日は月に一度の受診日だった。
9:40の予約なのにマスクを忘れて慌ててファミマで買い、9:39に病院に駆け込む。

待つこと5分くらいで呼ばれる。完全予約なので大幅に待たされたことも、この時間帯なら待合室で3名以上の人と重なったこともない。

よくネットにメンクリに来る人は意外と普通の人ばっかだって書いてるけど、確かに普通そうな人が多いけど、「この中で群を抜いて元気そうなのが私だな?!」っていっつも思う。

真夏なのにコートを着てる人とか全然いるし、都心のメンクリと比較して高齢者が多い(精神科って鬱とかだけじゃなくて認知症とかも範疇だから)。
人の会計きくと大体自立支援を受けてるか受けてないかも、その範囲がどっちなのかも何となーくわかるし、生保かな?この人は休職中なんだな?くらいは分かる。

「○○さん、最近どうですか?」

毎回大抵この言葉から始まるので、私は用意していた話を述べる。
受診はカウセじゃないから服薬の調整を相談するものと思ってるので

・先月と比較してどのぐらい過食して
・どのぐらい抑えられて
・薬を飲んでこんな変化がありました
・他にこんなことに困ってます

ということを事前にノートにまとめといて答えている。その場で考えて答えるのめっちゃ苦手だから。

大抵はその後、仕事と睡眠について聞かれるので状況を答える。いつもこの流れ。

・先月から新しい睡眠薬を飲みだして日中の眠気がどうなのか
→寝起きは眠いがギリ起きられてる

・仕事はできてますか?
→はい

・トピラマートを飲み続けて筋肉痛がないか(以前それで中止したので)、食欲はどうか。
→少し前まで過呼吸の時と同様の手の痺れがあった。でも最近は落ち着いてきた。筋肉痛はない。最初は食欲が落ちたが、生理前になってあまり聞いてる感覚がない。

・pmsにきくサプリメントや漢方など出せるがどうするか?
→もう少し様子をみたい。(これ以上薬飲むのしんどい)

…etc

「前向きに考えられてていいですね」←大体最後に全体の前向きなフィードバックが返ってくる。

「前回同様の薬で様子を見ようとおもいますが、次回はいつきますか?………じゃあ○日分の薬を出しておきますね、ありがとうございました。」

終わり

次回はもっといい報告ができるといいな。とおもいながら会計を済ませて薬を受け取りに行く。

今回はストラテラが在庫切れだったので、また今度半量取りに行くことになった。

帰りに紀伊國屋で症例マドレーヌという本を見つけたのだけど面白そうだったので今度読んだみたい(メモ)
あと、久しぶりにモモもよみたいし、同じミヒャエルエンデの魔法のカクテルが面白そうだったな。

読書に心傾いてる時って大抵心が沈んでる時だなと思うので多分近々ドカンと落ち込むんだなあとも予想ついてる。

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