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人生で大切なことは、意外と小さいことなのかも知れない。


次男が4月に入園する関係で、説明会があり、幼稚園の園長先生に園の教育方針を聞いて来た。

園長先生は、恐らく70代後半。人生の大先輩が、『人生で大切だと思う事』を子どもたちには身につけてもらいたい。と3つの大切な事を挙げていた。

  1. あいさつ

  2. 返事

  3. 整理整頓

非常に簡単なことのように思えるが、私たち大人でも、きちんと出来ていると胸を張って言える人はそんなにいないんじゃないかと思う。

先生や友達にあいさつをする、脱いだ靴を揃える、使ったおもちゃは自分で元の場所に片付ける。そう言うことを繰り返していくうちに、何かに気づくものです。」とお話されていて、非常に共感した。

わたしが好きな映画のひとつ、『ベストキッド』の中でも、カンフーの練習の一番最初は、良い態度で上着をかける、という日常生活の中での動きである。

息子たちは、カンフーを教わるわけでは無いが、何をするにも大切な事は同じ。
特に幼少期には、人として大切な事の基礎を学ぶことが、一番重要なのではないかと。

なぜ、今回の園長先生のお話が刺さったかと言うと、3歳の長男に習い事をさせようか迷っていたから。友人や、周りの同学年の子の親と話すと、習い事をすることがステータスとなっている。

我が家もいろいろな体験レッスンに行ってみたりしたが、幼児教育はそれなりに月謝もかかるし、経済的な面で少し諦めていたところだった。

今回のお話を聞いて、まずはきちんとした『生活』ができるように育てるのが、親の務めなのでは無いかと再確認。

暮らし方を教えてくれる習い事って無いだろうし。もちろん、習い事から学べる事も沢山あるのだとは思うけれど、もう少し後でもいいかな。

きっと日々を過ごす中でも子どもたちの柔らかい頭は、沢山の気づきを吸収するだろう。

習い事させてあげられなくてごめんね。と思っていたけれど、息子たちを育てる中で、家で工夫できる事はまだまだあるなと、思わせて頂いた。園長先生、ありがとうございます。

この話を聞いたからって、1から10まできっちりやらせようとすると、子どもは嫌がりますから。まずは1つだけで良いんですよ。
と補足されていた。いろいろやろうとしていました…反省。

もうすぐ、入園と進級。そして職場復帰。
急がず焦らず、少しずつ。
本当に大切なことを見失わないようにしよう。


おわり。


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