みずいろ

往年の名車かつ、憧れのバイク、カワサキGPZ900Rを自作しています。 noteではそ…

みずいろ

往年の名車かつ、憧れのバイク、カワサキGPZ900Rを自作しています。 noteではその記録をまとめていきたいと思います。

最近の記事

GPZ900R制作 ④-3 足回りーフロント

いろいろ問題はありましたが、ステムを装着できたので次はフロントフォークの取付けです。 ZX-9Rのフロントフォークは曲がりもなく、ステムに難なく取り付けられました。 しかしまた問題が・・・。 用意していたZX-9R B型用直径25mmのピボットシャフトが軸受け部から 入らない!? なんとこのZX-9R E型用フロントフォーク、直径20mmのシャフトが必要 だったのです・・・。調べてから買えよって話ですが・・ 直径が軸受け部25mm、ホイールは20mmのシャフトでないと入らない

    • GPZ900R制作 ④-2 足回りーフロント

      ステムの加工を実施している間、フレームとエンジンを合体させました。 GPZ900Rのダイヤモンドフレームはフレームにエンジンを搭載するという より、エンジンにフレームを乗っけるような感じで楽ですね。 で、フロント回り装着のため、古いステムベアリングレースを取り外し、 新しいレースを取付けます。 古いレースは固着していてなかなか外れないかと思いましたが、アーク溶接で引っ掛かりを作り、ロングマイナスドライバーで叩いたら割とすぐ外れました。 新しいレースを真っすぐ入るように注意し

      • GPZ900R制作 ④-1 足回りーフロント

        純正GPZ900Rのハンドル周りは専用のセパハン、フロントフォークはA6まで⌀38、それ以降⌀41、ホイールサイズは17インチ、リム幅3という仕様。 当初は純正準拠で進めようと思い部品を用意し始めたのですが、せっかくだから今風の足回りにしよう、と妙な考えを起こし、他車の足回りを流用することに方針を転換しました。 これが制作遅延の要因になるのですが・・・。 ネットを見ていたらZX-9Rのエンジン、足回りを移植している記事を発見。 「これだ!」と思い、フロント周りの部品を集め

        • GPZ900R制作 ③エンジン購入

          フレームのレストアに携わっている間、その他のパーツを主にヤフオクで ちょこちょこ入手していきました。 その中でも大物はエンジン。車体番号からA2に搭載されていた30数年前の 代物です。 本体価格は22,000円(税込)、送料6,000円と、GPZ900Rのエンジンとしては リーズナブル。 また走行距離も26,200kmと、このバイクにしては少な目。 動作未確認という記述に戦慄しながらも入札、競合もなく落札できました。 届いたエンジンの梱包を解き、恐る恐るカムカバーを開けたと

        GPZ900R制作 ④-3 足回りーフロント

          GPZ900R制作 ②-2 フレームのレストア

          ようやく錆、塗装を落とし終え、まぁまぁキレイになったフレームに錆止めを行います。 自分のおすすめは「染めQテクノロジー 必殺錆封じ」浸透性が高く、塗膜も薄く、上から塗装もできます。 過去に錆びやすいベスパのフロアに使いましたが、数年錆が浮くことはありませんでした。 液がサラサラなので0.5mmのスプレーガンで塗布、乾燥に時間がかかるのでこの週はここまで。 錆止め塗布後、1週間放置して2液ウレタン塗料で黒塗装を行いました。 写真ではきれいに見えますが、近くで見ると錆の跡のポツ

          GPZ900R制作 ②-2 フレームのレストア

          GPZ900R制作 ②-1 フレームのレストア

          12月初旬から10年放置したフレームのレストアに取り掛かりました。 幸い家には100Vのコンプレッサー、サンドブラスト用のガンがあり、 まずはフレームの塗装と錆を落とすことにしました。 寒空の下、用事のない週末の午後はフレームにブラストガンを吹く日々。 コンプレッサーの圧力を6kg/cm2に設定、全開で吹くと15秒で圧力低下、 再充填が始まり、再びタンクに充填されるまで1分かかるという非効率に めげず、なんとか錆、旧塗装を落とし終えたのは1月末でした・・・。 ブラスト用の

          GPZ900R制作 ②-1 フレームのレストア

           GPZ900R制作 ①コンセプト

          2021年11月の終わりに10年放置していたGPZ900Rのフレームを実家から 回収し、10年前に立ち消えた「中古パーツでGPZ900Rを組む」という ワケのわからない計画を実行することとなりました。 そこで制作に当たってのコンセプトをいくつか挙げてみました。  ◆基本的にカワサキ純正の中古パーツを使う  ◆オリジナル状態にこだわらず、他のカワサキ車からの流用はOK  ◆費用は極力抑える(小遣い制サラリーマンなので)  ◆期限は設けない(土日くらいしか時間が取れないので)

           GPZ900R制作 ①コンセプト

          放置されていたフレーム、すべてはここから始まった。

          昔からの憧れのバイク、カワサキGPZ900R。 10年程前に中古パーツの寄せ集めで1台作れないかと馬鹿な考えを起こし ヤフオクでA10の書類付きフレームを入手しました。 しかしエンジン、タンク、カウルなどの中古価格は高く、計画は立ち消えとなりました。 2021年11月、なぜか以前入手したフレームの存在が気になりだしました。 実家の敷地に放置していたことを思い出し、休日に行ってみると・・ ありました。敷地の片隅に雨ざらしのまま。 全体的に錆びていますが、10年間屋外放置の割

          放置されていたフレーム、すべてはここから始まった。