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才能の活かし方。

子育てをしたり、教育に関わったり、社員教育をしたり、人生相談を受けていたりすると、無意識に脳内にこんな図を浮かべながら、話を聞いていることに気づきます。

才能を活かしたいのに上手くいっていない時は、これがピッタリしていない感じです。

嫌いな分野では才能は活かされません。
続かないから。
自分の好きなこと、誰にも頼まれていないのに勝手にやってしまっていること、それをずーーと長期的に続けられていること。そんな好きなことは努力している意識もなく、楽しく続けられます。「好きこそものの上手なれ」ですね!それは、社会に認知されているわかり易い分野ではないかもしれませんが誰にでもあるはずです。非常にマニアックな「好き」かもしれません。それはそれで希少でラッキーです!

マニアックな「好き」をメタ認知できると、自分でも気づいていない「好き」にも出会えると思います。例えば「絵を描くのが好きで、それを見て友達が喜んでくれるのが好き」だとすると、「自分が創造したもので誰かが喜ぶ仕事」が好きでずっと続けられる事かもしれません。

不得手な事では才能は活かされません。
一生懸命努力をして補っても、せいぜい人並みになるにも時間がかかりすぎて、人生が終わります。
走るのが遅いのに短距離選手になって金メダルを取るのはどんなに努力しても難しいです。これは目に見えやすいミスマッチの例ですが、見えにくいミスマッチでつまづき易いのだと思います。

信念に沿わない分野でも才能は活かされません。
ブレまくります。いつかその矛盾にメンタルが崩壊する日が来るかもしれません。誰に喜んでもらうと嬉しいのか?何のためにやるのか?それをメタ認知できると最強ですね。

誰にも頼まれていないのに勝手に好きでやり続けている「好きな事」で、
自分としては気軽にやっているのに「うわぁすごーい」とか「⚪︎ちゃんってそれ得意だよね」と言われる、特に努力もなく最初から何となくできちゃっている、なぜか周りから感謝される「得意な事」で、
こんな人や事、あんな社会のために頑張りたいと思えるあなたが「大事」にしている部分。

この交差点を見つける作業がいわゆる自分探しです。インドの山奥に行っても見つからないのは、これは自分を見つめる作業だから。
インドではなくあなたの中にあります。

時々見たくない自分にも出会ったりもするので痛いですが、探せば誰でも見つかります。

少し手間取るのは、ココロの傷が強い人。
痛すぎて素直に見れなくてズレた認識で信念を固めていると、そこをとぎほぐすところからですから。それでも、きっとほぐしながら見つけられると思います。

さてさて、

その交差点に軸を置き、
それが社会のニーズに出会う時、
才能が活かされるのかなと思います。

交差点を見つけていても、ニーズに出会っていないモノは趣味どまり。
それはそれでとても幸せだと思います。私も趣味は色々ありますが、自分を喜ばせる為のものなので、社会のニーズにマッチしていなくても良いと気楽に楽しんでいます。(趣味は上図の「好き」を強化するのに良いなと思います)

ただ、仕事で上手くいっている分野はニーズに強く合っていると思います。

運が良いと、3つの交差点がたまたま社会のニーズに素早く出会い、さくっと成功しますが、そうでなければ、意図的にニーズに出会いに行く必要があります。

アレコレ、沢山試してみるのが良いと思います。
大量行動。
色々やってみて、小さく失敗を繰り返していくと、ニーズに出会った時には必ず解ります。手応えが全然違う。運命の人と出会うと本能でわかるじゃないですか?それと同じ感じです。(たぶん…..)

そういうわけで、今日もアレコレ試してみようと思います。楽しい。

まだ上手く表現がまとまっていませんが、才能が活かされるのは社会との関係性の中で。この辺りの考えの精度を少しずつ上げていこうと思います。
今日はこの辺りで。



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