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週末、親子でチャレンジしたい子ども向けのプログラミング本をチェックしてみた

学習指導要領の改訂前に触れておきたい「プログラミング」

引き続き学参や児童書の売り上げは好調ですが、そろそろ総復習のドリルにも飽きてきた頃でしょう。例年、ここからは復習から予習に、店頭の売上が変わってくる時期に入ります。特に今年は小学校の学習指導要領の改訂時期にあたっており現在も参考書やドリルの改訂が続いています。

学習指導要領の改訂の大きなポイントは2つ。ひとつが英語の導入。(3年生から「外国語活動」、5・6年生では「教科」として導入)そしてもうひとつが、プログラミングの導入です。英語はともかくとして、プログラミングについては親世代が経験をしていないこともあり、不安をもっている親御さんも多いのでは。実際には「プログラミング的な思考を身につける」というのが大事なテーマなので、いきなりPCに向かってプログラミングをするようなことはないようです。

プログラミングについては、すでに多くの良書が出ており、親子で遊びながら「プログラミングってどういうこと」かを学べる本も多数。ドリルに飽きたお子さんと一緒に触れられる本を「こどもプログラミング本大賞」の受賞作品や今年度のエントリー作品(2020年度の発表は5月中旬を予定)の中からご紹介します。どれも大手IT企業のエンジニアが太鼓判を押した名著ですよ。

プログラミングって何なのか、が学べる本

パソコンやタブレットがなくてもプログラミングの思考は学べます。中でももっともオススメしたいのが昨年度の大賞受賞作でもある『なるほどわかった コンピューターとプログラミング』です。

仕掛け絵本となっていて、その仕掛けで遊ぶうちにコンピューターやプログラミング言語ってなんなの?といったことが身についてしまう優れもの。受賞後の評価も高い1冊です。仕掛け絵本としては『テラと7人の賢者』もそんな謎が仕掛けられている低学年向けの本。今年のエントリー作品でも仕掛け絵本は人気でした。『さわって学べるプログラミング図鑑』などは遊びながら学べる注目本。読み物では『ルビィのぼうけん』が大定番となっている人気作品です。

一緒に遊べるプログラミングソフトを導入してみる

タブレットやPCに親しんでいる家庭では、実際にプログラミングに親子でチャレンジしてみるのもオススメ。家の中でじっくり取り組むのにはちょうどいい機会です。

❶マインクラフト

こどもたちにも人気なのがこのマインクラフト。自分で作って遊べるというゲームです。初心者には『できる パソコンで楽しむ マインクラフト プログラミング入門』がオススメ。

慣れてきたら『自分で作ってみんなで遊べる! プログラミング マインクラフトでゲームを作ろう! 』で実践を。

❷Scratch

ScratchはMITメディアラボが開発したプログラミング言語の学習環境。なんと無料で使えます。プログラミング教室などでも使われていて認知度も高まりつつあります。

中でも人気が高いのが『作って学ぶScratchドリル』です。ドリル形式なので飽きずにどんどんすすめられそう。

同じような教育用のビジュアル言語としてはビスケットというのもあります。

❸micro:bit(マイクロビット)

イギリス生まれの小さなコンピューター。工作好きのお子さんにはこれはオススメ!

本も続々出ていますが「ものが動く」という体験は何にも変えられないもの。やってみるなら、昨年のプログラミング本大賞でも選ばれた『手づくり工作をうごかそう! micro:bitプログラミング』を今年も『micro:bitではじめるプログラミング』など多くのマイクロビット本がエントリーされました。

この春休み中に、超大作ができあがるかも!ぜひこの週末に本屋さんでチェックしてみてください。

(番外編)それでも理論から!という大人にオススメ



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出版業界人。新しい事を見るとついつい首を突っ込むタイプなので、某ネット書店の設立、本屋大賞創設などに関わり今に至ります。日販マーケティング部勤務/本屋大賞実行委員会理事。HONZ、ほんのひきだしなどで色々書いてます。

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