1月のニュースクリック数ランキング
先月配信したNewsletterから、特にクリック数が多かったニュースをランキング形式でまとめました。12月は出版社の廃業の噂の裏側や、出版物流のテーマが注目されていましたが1月はどうだったのでしょう。
参考)12月のランキング
注目ニュースをお見逃しなく!
1位 出版社がいまだに新聞広告を出す理由
1位は、黒川さんのnote記事でした。これとは別の話ですが、1月に売れた本を見ていると、新聞広告をきっかけに売上が跳ねたというケースが多く見られました。色々な事を考えるきっかけになった記事でした。
2位 不況の出版市場で売り上げ3倍 Z世代に「紙の本」を売る仰天戦略
日経クロストレンドのスターツ出版の快進撃に関する記事が2位。クロストレンドはギフト機能があるので、活用させていただいていますが、個人的に友人にシェアしたものも反響が大きい1本でした。スターツの状況は、決算発表時の会見書き起こしからも読めるので、こちらのあわせてどうぞ。
3位 国会図書館 電子書籍収集は時代の要請だ
3位には読売新聞の電子書籍収集に関する社説がランクイン。
4位 文教堂の事業再生は計画通りに進んでいるのか?
今月はMedia Innovationのこのシリーズが多くランクインしています。4位には文教堂HDの事業再生にまつわる話が入りました。
5位 八重洲本店 営業終了のお知らせ
これまでも予告されていたことですが、いよいよ最終営業日が発表されました。その日まで、フィナーレイベントが開催されるとのこと。イベント内容はこちらからご確認いただけます
東京駅のランドマーク店舗の一日も早い復活を待ち望んでいます。
6位 本が読み放題なのに、月1000万円の売上げがある「本屋」さんのヒミツ
文喫ががっちりマンデーに登場しました。こちらはその様子が読める記事。
月商1000万円の内訳などが紹介されています。
7位 TSUTAYAを運営のトップカルチャーが赤字転落、書籍悪化に打ち手はあるか?
店頭の悪化に伴い、全国的に閉店店舗が増えています。トップカルチャーでも書籍の売上げは2割近く減少。打ち手や、経営体制に対するコメントなどかなり踏み込んだ記事でした。
8位 8000部→300万部のベストセラーを発掘、元新人営業マンに聞く「大ヒットの作り方」《『セカチュー』現象から20年》
1冊の本を丁寧に売る事で300万部の大ベストセラーになった、という『セカチュー』現象を振り返る記事。読むだけで前向きな気持ちになった、やる気になったなど、読み手を初心に戻らせてくれるいい記事でした。私も当時の事を思い出して胸アツです。
10位 トーハン 新年仕事始式 年頭挨拶(要旨)
なんと10位にはトーハンの新年仕事始式の挨拶がランクイン。業界の変化が大きくなる中、取次の動向は注目の的になっていることがわかります。
週刊朝日ほか雑誌の休刊発表、書店閉店告知など厳しく暗いニュースが多い月でしたが、前向きに方向性を模索するようなものが多く読まれています。
なお、今月から、ニュースページそのものへのアクセスもみられるようになりました。ページへのアクセスがいちばん大きかったのはこちらでした。
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