ビル・ゲイツの2021年「今年の5冊」をチェックしてみた
恒例となっているビル・ゲイツの今年の5冊が発表されました。今年はどんな本がオススメされているのでしょうか。
ジョン・ドーアが書いた気候変動に関する本を含め、たくさんの素晴らしい本を読んだと触れこの5冊を紹介しています。
『A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence』
真のAI作成のために何が必要か知りたい時に助けになる本と薦めています。パームの共同開発者、ジェフ・ホーキンスの今年の新刊です。
『The Code Breaker』
近年の科学技術の中でも最も重要なものとも言われているCRISPER。ノーベル賞も受賞したジェニファー・ダウドナの伝記をウォルター・アイザックソンが書くということで、邦訳発売が待たれる1冊です。待ちきれない方は文庫版になった『CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見』をどうぞ
『クララとお日さま』
小説からはカズオ・イシグロの『クララとお日さま』が紹介されています。良いロボットの話が好きだと言い、インテリジェントロボットのある生活がどのようなものなのか、こういった種類の機械はテクノロジーの一種なのか、それともそれ以上のものとして扱うのかを考えさせられたとのこと。
『ハムネット』
シェイクスピア自身の生活が、執筆した戯曲にどのような影響を与えたのか。11歳で亡くなった息子のハムネットと数年後執筆されたハムレットの物語。悪妻といわれている妻、アグネスの姿を一新したものとして話題となった作品です。
『Project Hail Mary』
『火星の人』のアンディ・ウィアーの新作。高校の科学教師が別の星で目を覚ますものの、どうやってそこに至ったのかまったく覚えていないというお話。
昨年版はこちらから…
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