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これから出る本。7月のおまけ

HONZでこれから出る本を更新しました。

『工藤會事件』やピンカーの新刊『人はどこまで合理的か』に注目が集まっています。今回ピックアップしきれなかった本からいくつかをご紹介しておきます。

『GE帝国盛衰史 「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか』

ビル・ゲイツの昨年夏のオススメ本だった『Light Out』の邦訳がいよいよ登場します。GEのリーダーが犯した過ちを読む事で企業の失敗について考える事が出来る、と絶賛されていました。

『THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ』

ビジネスパーソンにはこちらも。

『ストーリーが世界を滅ぼす: 物語があなたの脳を操作する』

何事にもストーリー!というような今日この頃。それに対する警告なのかどうか、興味深い作品です。

『中国の「よい戦争」――甦る抗日戦争の記憶と新たなナショナリズム』

『リアリティー・ショーの社会学(仮)』

何かと問題になるリアリティーショー、あくまでフィクションのはずだったこのショーがリアルを侵食しつつあると警鐘を鳴らします。

『名門再生 太平洋クラブ物語』

ゴルファー必見。マルハンが経営破綻した太平洋クラブをどうやって再生させたのか。

『Believe It 輝く準備はできてるか』

コスメ会社を自分で立ち上げた女性起業家が、その起業をロレアルに売却するまでの物語。

『ステータス・ゲームの心理学: なぜ人は他者より優位に立ちたいのか』

心理学関係で面白そうだなと思ったのがこちら。他者より優位に立ってステータスを得るというのは人間の本能的なものなのか、各方面から読み解きます

『武器化する世界: ネット、フェイクニュースから金融、貿易、移民まであらゆるものが武器として使われている』

ウクライナで起きている戦争は情報戦争だという本が多いですが、新世界大戦は、ニュースから金融など全てが武器になっている、というお話

『ラジオと戦争: 放送人たちの「報国」』

『75歳、交通誘導員 まだまだ引退できません』

『交通誘導員ヨレヨレ日記』によって日記ブームという一大ブームを創り上げた著者の第二弾!


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