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3月に出た本のおまけ

HONZの先月出た本を更新しました。気になる新刊が多かったので、紹介しきれなかった本をこちらでおまけ公開します。


■怒りの時代: 世界を覆い続ける憤怒の近現代史

怒り、機嫌に関する本が増えています。不寛容な時代をどう生きていくのか。近現代史をこの観点から描いた本。

■天体観測に魅せられた人たち

天体学者は世界に5万人なんだそうです。ただ、その実態はまさに命がけ、そういったエピソードと天体観測の最前線を描いた、宇宙好き必見の1冊。

■目的に合わない進化 :進化と心身のミスマッチはなぜ起きる

進化、というのは目的に沿って起こるものではないのか。と著者は問います。だというのに、現代は食生活のせいで身体を壊す人が多発し、社会的動物だったはずが、フェイクニュースが間違った情報伝達をしてしまうのはなぜか…という事を論じた作品。

■地図とデータで見る水の世界ハンドブック

コロナ禍をきっかけに、世界で安全な水に触れられる地域がいかに少ないのか、手洗いうがいがいつもできる環境がどれだけありがたいか。が感じられるようになりました。また、先日のスエズ運河の座礁では海路の重要性も。といったことから興味をもった1冊です。

■超訳 ケインズ『一般理論』

今、資本論がもう一度読み直され、古典という古典が再評価されています。そんな中で出てきたのがケインズ。しかも超訳だったら読める気がする…

■西成で生きる~この街に生きる14人の素顔

「人が最後に流れ着く街」と言われる西成に生きる人の素顔から見えてくる街の真の姿。彩図社は同時期にホームレスの現状を描いた本も出版しています。こちらもコロナの真実をあぶり出す作品。

■感染の法則: ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで

■寿命遺伝子 なぜ老いるのか 何が長寿を導くのか

まだまだ寿命ブームが続いてます。サイエンスから寿命を考える。

■檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか

『絶望の裁判所』の著者が送る司法批判の集大成!とのこと。

■「よそもの」が日本を変える

JR東日本でエキナカや地域活性化プロジェクトを立ち上げてきた著者が自らも「よそもの」だったと振り返りつつ、コロナ禍後の日本のあり方を提言します。


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