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4月に出た本おまけ

HONZで『先月出た本』の記事を公開しています。今回は冒頭で取りあげた『生物はなぜ死ぬのか』が大きく動いています。

スペースの都合上割愛したけれど、どうしても存在を伝えたい作品をいくつかおまけでご紹介します!

『食卓を変えた植物学者―世界くだものハンティングの旅』

子どもの頃は珍しかったけど今は当たり前に食卓に乗るものって色々ありますよね。産地が様々な果物を求め、世界中を旅し、大規模栽培に繋げたのはデヴィッド・フェアチャイルドという植物学者なんだそうです。その一代記。

『感染症と経営:戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』

コロナ渦は多くの企業に打撃を与えていますが、戦前はもっともっと死が身近にあったはず。そういった時代において、経営層はどういう判断をし、目の前の不安から長期的な視野をどう打ち立てたのか、など経営観点で病を読み解く興味深い1冊です。

『言葉はいかに人を欺くか:嘘、ミスリード、犬笛を読み解く』

嘘をつくことと、ミスリードして誤解をさせること。この2つには違いがあります。私たちは常にこういった言葉による感情・印象操作を受けていると著者は説明しています。その仕組みが明らかにされています。

『Liquid 液体 : この素晴らしく、不思議で、危ないもの』

ビル・ゲイツが感嘆!という帯がついたこちら。身近にあるものから、最新技術により活用されているものまで、実はこんなにスゴかったという液体の発見と活用の歴史。歴史&科学好きにオススメ。

『いないことにされる私たち』

福島原発事故被害から逃れるために自力避難している人たちの状況を取材によって明らかにしたルポルタージュ。


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