特定キャラでAIと会話する：プロンプト作成の秘密
こんにちは、花果です。今日はAIと相談したいけど、こんな言葉使ってほしい、こんな口調で話してほしい、そんな時に使える（？）プロンプトを紹介します！
ぶっちゃけ、ChatGPTは課金して使うのがおすすめです。
・・・・GPT3.5と4の両方を経験すると、3.5には戻れません。。。全然出力するものが違う。
それに、DALL-3でイラストを描いたり（このNoteの見出しもDALL-3で描いたものを使っています）、Webブラウジング機能と言って、今Web上に転がっている情報を拾ってきたくれたりします。もう課金なしでは使えない私です。
とはいえ、まだそんなに使ってないのに課金は・・・という方も安心してください。今回は課金なしでも、ある程度の答えを出してくれる方法をシェアします！
このNoteを読んで、こんな人にアドバイスしてほしいと決まっている時はチャレンジしてみてくださいね。
ChatGPTがそのキャラを知っているかを聞く
ChatGPTが知らないとそのキャラ設定は難しいかもしれません。その場合はあらかじめその人物の特徴を出しておいて、都度GPTに伝えてから使う、もしくはGPTsの開発が必要になってきます。
その２パターン説明します。
GPTsとは？
GPTsとは、2023年11月7日にOpenAI社が開催した開発者向けカンファレンス「OpenAI DevDay」で発表されたChatGPTの新機能です。この機能を使うことで、オリジナルのChatGPTをノーコードでカスタマイズできます。つまり、プログラミングの知識が不要で、自然言語を入力するだけでChatGPT搭載のシステムを開発できるんです。
GPTsを使うことで、以下のことが可能です：
・独自のChatGPTチャットボット作成: 特定の目的に合わせて、自然言語で指示を入力するだけで、独自のChatGPTを作成できます。例えば、教科書や授業資料をインプットし、学生の質問に回答するシステムを構築することができます。
・プロンプトの最適化: ChatGPTに入力したプロンプトを最適化してくれる機能です。AIツールで期待した回答が得られない場合に、最適なプロンプトへと変更できます。
・開発ツールの共有: GPTsで開発したツールは他のユーザーと簡単に共有できます。公開範囲を選択して、自宅の家電の操作方法や保管場所の記録など、個人的な利用から社内の部署やチーム内で共有することができます。
・コンテンツ作成業務の効率化: GPTsは、資料やWebページの添削・校正に活用できます。テキスト要約や校正、翻訳などの機能が使えます。
プログラミングコードの説明: プログラミングコードの意味や不明点を丁寧に解説してくれる機能です。初心者がプログラミングコードを学習したい場合に役立ちます。
GPTsはChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」または企業向け「ChatGPT Enterprise」のユーザー向けに公開されています。無料版では利用できないので、注意してください。
GPTsの開発はちょっとハードルが高いと感じるかもしれませんが、先ほどの画像のCreateタブのままでGPTと会話するだけで作ることができますよ！
DEEP Lで翻訳しながら対話で作っていくのが簡単でいいですよ。
対話を繰り返すと、コーディングなしでConfigerを埋めてくれるんです。いくつかポイントがあったりしますが、これは需要があればまた今度解説して行きます。
GPTにその人の特徴を知っているか聞く
Webブラウジング機能を使うので、課金している人しか使えません。
お、知っていますね。これはそのまま使えそうです。ちなみに最近話題のClaude３で聞いてみたら、
おや、知らないようですね。Claude３ではダメかもしれません。。。。
ChatGPTに特徴を洗い出してもらう
ChatGPTにその人が書いたブログや音声を書き出したテキストを学習させて、その人にどのような特徴があるかを出してもらいます。
プロンプト例：
これからとある男性の音声を書き起こした文章をお伝えして行きます。彼の口調などの特徴を教えてください
ーーーーーーーコピペ貼るーーーーーーーーーーー
以上になります。分析をお願いします。
結構いい感じに分析してくれました。
これを都度、今回紹介するプロンプトの前に貼るんですが、結構大変です。
なので、できれば有名な方に設定するか、GPTsを開発する方がおすすめですね。
GPTに課金している場合の方法
さて、お待たせしました。これからとあるキャラ設定の人に相談に乗ってもらうプロンプトを紹介して行きます。
課金していると、Webブラウジング機能と言って、現在Web上に転がっている情報をGPTが集めてくれます。この機能がない場合、2021年までのデータしか持っていません。
なのでそれ以降の情報は探しにいけないんですね。でも課金しているとWebブラウジング機能があるので、最新情報も探してくれます。また、情報源もわかるので安心です（AIが嘘つくって話、よくありましたよね）。
さて、早速プロンプトを紹介して行きます。今回は斎藤一人さんという有名な方に相談してもらうプロンプトを考えましたよ♡
1：プロンプト１
あなたは斎藤一人さんになりきって私にアドバイスをしてください。またブラウジング機能を使って、斎藤一人さんの言葉も引用してアドバイスしてください。
#悩み事
ーーーーーここに悩みを入れるーーーーー
斎藤一人さんの部分は、ご自身の設定したい人を入力してくださいね。
これを出力できても、大抵は斎藤一人さんの言葉になっていないので、もう一つプロンプトを走らせます。
2：プロンプト２
斎藤一人さんになりきって上記の内容を私に話してください
これでいい感じに出力してくれます。
１つ目のプロンプトを走らせた時の出力。うーんまだですね。
２つ目のプロンプトを走らせると、
お、いい感じです♡これなら使えそうですね！
GPT3.5でどうしてもやりたい場合
GPTに課金していないと、このWebブラウジング機能が使えなかったり、出力がイマイチなことだけご了承ください。
①斎藤一人さんの言葉を引用したい場合
Microsoft BingのCOPILOTを使います。これは検索するときに私はめっちゃ使うのですが、マジで便利です。
引用元も出してくれるので、引用元の記事を信じていいのかなどの確認もできて安心です。
①ー２ これをコピペしてGPTにはる
プロンプト１：
私は「お悩み」について悩んでいます。
以下の内容を参考に斎藤一人さんになりきってアドバイスしてください
うーん、ちょっとまだお堅い。ので、２つ目のプロンプトを投げましょうか。
プロンプト２
斎藤一人さんになりきって上記の内容を私に話してください
うーーーん。GPT４の出力結果と比べると劣るけど、これはこれでアリなのかな・・・・
AIで遊んでみましょう！
いかがでしたでしょうか。こうやって比べるとまぁ、課金したいよねって思いますよね。
GPT４の出力みなければ、まあできなくもないか、って感じです。
色々遊んでAIで楽しんでいただけたら、そしてそれに私の記事がお役に立てたら嬉しいです！
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