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ため息俳句 極楽気分から遠く

 昨日、ノートpcが突然起動しなくなった。恐らくオーバーヒートして、おシャカになったのではと、疑いを持っている。
 弱った。ノートpcを導入してまだ二年ほどだ。この間、速度が遅くなったデスクトップPCからこのノートPCに野暮用のメールアドレスやら何らを移動してきた。年賀状の住所録もここのエクセルで作り直した。
 その他メインのpcにするためにいろいろ詰め込みはじめたのだが、バックアップしていない。未だ、購入して二年だぞー、壊れる予感なんて自分には全くなかった。
 凹むなあ。
 年を取ると、こういう突然の躓きに弱いのだ。気分が滅入るのである。
 
 これを見て欲しい。

 先だってこんなシールを貼ってしまったのである。
 noteの更新も、「極楽気分でネ」というつもりであったのだが、pcがまっ先に逝ってしまうとは、思いも寄らないことであった。
 そもそもが、罰当たりの所行であったのだが、トホホである。

 その上、今日は本当に暑かった。
 小生、頭髪が癖っ毛であるので梅雨時の湿っぽさと蒸し暑さのよって、毛髪はふわふわと踊り出すのである。
 これも不快である。
 この時期になると、いっそのこと出家して頭を丸めて仕舞おうかと、真剣に考えたりしてしまう。
 愚かである。
 
 だがねえ、何だかわけはわからないが、腹が立つ。やり場のない怒りがそこはかとなくくすぶる。
 
 娑婆は、極楽から遠い。


五月晴れひねもす「虎」は放し飼い  空茶



蛇足注・「五月晴れ」は正しくは梅雨の最中に晴れ上がることをさす。