自分にあった「地域おこし協力隊」の選び方①

地域おこし協力隊ってそもそも何なのか?

協力隊として田舎に移住して活躍してみたいけど、募集内容が多種多様すぎて、選べないし、選び疲れた。
そんな声を聞きました。

協力隊って何?

・・・がんばって一言で回答するとしたら、
『少子高齢化・過疎化が進み人が住み続けられなくなりそうな村や町に住民票と住居を移し、自治体や地域住民から与えられたミッション・役割・事業を背負い、自分が出来ること・得意なことを活かして、その村や町のために働くこと』
と表現できそうです。

岐阜県内で3年間地域おこし協力隊をやり通して、今は県内で現役協力隊のサポート活動も始めた私が得た知見を、以下に書いてみます。

まず、そもそも協力隊とは?の認識が間違っているとつまずきが起きると思います。
つまずかないための最初の正確な一歩として、上記の定義をまず頭に置いてみて下さい。

協力隊の定義は、総務省が発行している
『地域おこし協力隊推進要綱』
『地域おこし協力隊の受入れに関する 手引き』
を読むところから学びましょう。
面倒くさいけれど、読んでおくことで「何かおかしいな」「このやり方、誰も幸せにしないな」と思った時に立ち戻れるバイブルです。
協力隊を受入れいている自治体の職員さんも必ず読むべき、基本書だと言えます。

毎年改定されているので、協力隊に関わる人は全て、変更箇所も併せて確認する義務があるといっても過言ではない気がします。

『地域おこし協力隊推進要綱』
https://www.soumu.go.jp/main_content/000799726.pdf

『地域おこし協力隊の受入れに関する 手引き』
https://www.soumu.go.jp/main_content/000717675.pdf


これらを読むだけでも一苦労だと思いますが、
協力隊になってしまってから何かの間違いに気付いたのでは、自治体・地域住民・自分が不幸せになってしまいます。


家族を説得して、
前の仕事を辞めて、
縁もゆかりもない土地に来て、
自治会でも挨拶して、
住民票も移したのに、
ココは私の居るべき場所じゃないと気付いてしまった!・・・ということになりかねません。

なので、お互いが幸せに活動するための最低条件として手元に持っておきましょう。

今日は、ここまでにします。


元・地域おこし協力隊
丹羽瑞枝



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