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ヒサジマヒロコさんについて

ハタメキのトイレには、
ヒサジマヒロコさんの壁絵が広がっています。

彼女との出会いは、ハタメキをオープンする前のことでした。

彼女は、美術大学を卒業後
長い間、絵を描くことを封印してきた女性でした。

子育てをし、家庭を守っていくために
大好きな絵を諦める、というのが彼女の選択でした。

自分の本当に望んでいることに、本当に気がついたのは
ほんの数年前、

「私、こんなに絵が描きたかったんだ。」

という彼女の言葉を覚えています。
きっかけは、色々とあったと思うし
彼女のその気付きに、私は直接関係はしてはいません。

でも、そばで見ていて
「あ、人ってこんな風に自分の思いを封じ込めてしまうことがあるんだ、
そして、解き放たれるってあるんだ。すごく綺麗だなぁ。」

と気づかせてくれた存在です。

彼女は、抽象画の作家さんです。

彼女の絵を通してみる彼女の頭の中は、複雑で、集中していて
細かい線がいっぱいなのに、

なぜかあっけらかんとしていて、底抜けの明るさを感じさせてくれます。

深さを持った「明るさ」なのかもしれません。

彼女は、オーダーでも抽象画を描いています。 
絵を描くときは、
大切にしていること。
気になるエピソード、作品にしたい感情、現在なのか、過去なのか、未来なのか
インタビューをしてそこから形を作って行くそうです。

生活の一部になる絵になるように。という言葉が印象的でした。

彼女の絵は
生活の一部になり、その人をそっと勇気付けてくれるような絵です。

例えば、過去の感情の絵を描いてもらったら、
その絵がふと目に入った時 

初心に戻れることがあるかもしれない
過去の経験を経て今の自分があることを感謝できるかもしれない
幸せな時を思い出して次のステップに進む勇気をもらえるかもしれない

そんな彼女の絵が側にある生活は、きっとすごく心強く豊かな毎日になるだろうなと思います。

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Instagram   hirokohisaji





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