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やわらかなもの 2才 No3

ジュウちゃん(仮名)と過ごす、やわらかな時間を綴った日記です。
ジュウちゃんは、今(2023年)はもう、だいぶ大きくなってしまったけれど…。

01
昨夜は、私が寝入りそうになった夜中1時30分に、ジュウちゃんが起きてしまい、また2人でリビングに移動した。ジュウちゃんはすぐに眠ったが、3時30分に再び目を覚まし、泣き怒りしながらキッチンに行って「おにぎり食べる」と言うので作っていたら、また眠ってしまった。そんな感じで、朝まで数回おこされ寝不足の私。

リビングで寝ている

午前中は、自転車のパンク修理に行く。パンクした自転車にジュウちゃんを乗せてお店まで手押しで行く。約20分。ずっと下り道だったのでよかった。修理に出したが、パンクではなくて空気漏れだった。945円かかった。
午後、外は暑いし眠たいので、ジュウちゃんを昼寝に誘う。「お昼寝から起きたらおやつを食べよう」と言ったら、素直に眠った。そして1時間後に「オットットたべゆ」と起こされた。
夕方、涼しくなってから散歩をして、その後買い物に行く。「北海道フェアー」をしていた。ドラマ「北の国から」のさだまさし氏の「アーアーアアアアアー」という唄が流れていた。先日行ったスーパーでも流れていた。そのスーパーでは純君風の語り口調の呼び込みテープまで流れていて笑えた。
今、ジュウちゃんのお気に入りは「アイスの実」というアイス。6個入りで63円だったので4個袋も買った。今日は、お風呂上りにコレを食べるのをとても楽しみにしていた。

02
ジュウちゃんは、だいぶ前から、ご飯を食べる時「ごちそうちゃま」と言って、食べ終わったら「頂きます」と言っているけれど、近頃は「ごちそうちゃまでした」にバージョンアップした。
夫とふざけていて、机の角に頭をぶつけて泣いたジュウちゃん。痛そう。赤くなっていたので「これで冷やそうね」と言ってアイスノンを渡したら、机の方を冷やしていた。オイオイ、違うだろう。
もうぶつける事もないだろうと、机の角を保護するタオルを取った矢先の事だった。再び、保護した。

夜、知人から「不審者情報メール」をもらった。少し離れた地域で幼児を狙った不審者が現れたので、子供がいる人は用心してください、と言った内容だった。こういうメールを初めてもらった。怖いなあ…と思う。最近は、買い物中に、時々目を離してしまう事があるから気を付けよう。
今夜は、ジュウちゃんが早めに就寝したので、夫と2人でお菓子やお酒で寛ぐ。別々にだけど。時々私が夫の部屋に行って、眼鏡がもうボロボロで、瞬間接着剤で2箇所補修しているとか、携帯もそろそろ買い替えないとダメだね、なんて言う話しなどしながら。

03
敬老の日。3人で夫の実家へ行く。早起きして、お赤飯・揚げ物・キンピラ・煮物など、いろいろ作って持って行く。私の実家には、ジュウちゃんの写真とお菓子を送った。
出掛けに不機嫌になる夫。私の行動が気に障る様だ。要領が悪いというか、マイペースな所。でも、それならもっと手を貸してくれればいいのに…と思う。そんな感じで出発したので、帰りは気楽な気持ちだった。夫はそのまま実家に残り、私とジュウちゃんだけで帰ってきたから。

04
朝、いつもの時間に1人で起き、キッチンにいる私を素通りして、リビングのマットレスの上にウサギ(ぬいぐるみ)を運び、次にクマ(ぬいぐるみ)を運んでいたジュウちゃん。朝から甲斐甲斐しい。
体操教室4回目。今日は、全くやる気が見えないジュウちゃんだった。私が覚えたいと思っているトトロのダンスも、ふと周りをみると皆先生を見ないでもちゃんと踊っている。子供達も。ジュウちゃんはマットの上に寝転んで遠い世界に行っているし…。一歩進んで二歩下がった感じ。
今、2才3ヶ月。2才になる少し前から、昼寝をしない日や、しても短いという日があり、今では昼寝をしない事が多く、それでも平気で夜10時頃まで起きているようになった。日中外でたっぷり遊んでいても、だ。大変に思う日もあれば、一緒に楽しく過ごせる日もある。ダッコをせがむ回数も減り、散歩も今までは自分で歩きたがらなかったけれど、近頃はアンパンマン号を手で押しながらトコトコ・スタスタと良く歩く様になった。そんな感じなので、ダッコをせがまれると、惜しみなく飽きるまでしてあげようと心から思ったりする。
この頃、叱ろうとすると「いやだよ~」と言いながら逃げるようになった。その口調は笑っちゃいたくなるほど可愛い。「魔の2才児」と言うけれど、いろんな事を覚え、一秒単位で成長している様で、観察していると楽しい。大人のする事・言う事もすぐに真似して覚えるので、下手な事はできないし、鏡の様に思う事も多々ある。自分の知っている範囲で一生懸命気持ちを伝えようとする所なんて、かわいくて天使みたいに思える。まさに天使と悪魔の時期。おもしろくて見逃せない。

05
体操教室へ行って思った事なんだけど、ジュウちゃんって他の子と遊べないなあ。同じ月齢の子が「いっしょに遊ぼう」とジュウちゃんに言った時に、ハッ!と思った。ジュウちゃんはそんな事言わない…。お喋りは達者だけど。コミュニケーションが足りないのかも。私の反省点なんだけど、あまり積極的に混んでいる公園には行かないので、大勢の中で遊ぶ機会が少ない。それで、今日はいつも行く公園に久ぶりに行った。2時間遊んだけど、私が他のお母さんとお話していると直ぐに「おうち帰る」と言う。オモチャの貸し借りも、どうしたらいいのかわからず固まっている。横取りはしないけど、「貸して」も言えない。マイペースで遊ぶタイプかなあ。本人の性格もあると思うから、急がないし、無理強いはしないけれど、これからは、時々は混んでいる公園にも連れて行こうと思った。
午後は、スーパーへ買い物。4千円近く食材を買い、4リットルの水も持っていたのに、エレベーターが点検中で使えなくて、階段で部屋まで上がった。そんな時に限ってジュウちゃんがダッコと言う。スーパーで買い物カゴに入れた瞬間から食べたがっていた「アイスの実」を「ご飯の後に食べようね」と言い続けていたが、ここで仕方なく「アイスの実」で釣って5階まで登らせた。
近頃は、私の背中に向って飛びついて、おんぶの格好で甘えてくる。かわいいけど、痛い。時には羽交い絞めに近い時もある。以前読んだ本に「男の子は痛い」と書いてあったが「うんうん」と実感する。飛びつかれる時に、身構えたり、避けたりする事多々だ。今は、ちょうど頭が私の恥骨部分に当たるので、とても痛い。

06
水族館へ行く。水族館の年間パスポートが切れていたので再購入する。顔写真入りのパスポートなので、写真撮影があり、一応それを想定してお化粧もして髪も整えて行ったんだけど、すごく変な顔だった。これを一年間使うのかと思い、がっかりする。
今日は、ジュウちゃんが楽しみにしていたイルカのショーを先に見て、お弁当を食べて、それから入口に戻ってゆっくり魚を見た。カメラを持って行ったので、人が少なくなる瞬間を待ちながら写真を撮っていたんだけど、空く瞬間がないくらい人が次から次へと流れていた。同じ様に、道路にも海岸にもサーファーの人達が沢山いた。老若男女だ。いったいこの人達はどんな職業の人達なのだろう、と思う。
水族館の後、海岸を散歩。ジュウちゃんは貝や石を拾い集めていた。砂浜では「海の家」の撤去作業をしていた。置いてあったショベルカーに触って、満足気なジュウちゃん。
今日は、天気も良く、海も空も青く、吹く風は穏やかで、とても気持ちの良い一日だった。

憧れ♥

07
公園へ行く。そろそろ幼稚園の入園案内をもらいに行く時期なので、そんな話がチラホラ聞こえてくる。耳をダンボにして聞く。近い未来の参考に。

08
暑い。今日も真夏の様だ。近所の小学校では運動会。連日、応援合戦の練習をしている様子が聞こえていたので「どんななんだろう、見たいなあ」と思い、行ってみた。が、日陰が少なく、暑いのですぐに帰宅。そして公園へ行く。
今、ジュウちゃんの事で一番困っている事は、「食事中にふざけて落ち着いて食べない。座って食べない。口に含んだ物を吐き出す」と「叩く」。「叩く」の対象は主に私と、気を許した人。それで、怒っても効かない時は「ドライヤー攻撃」。いけないと解っていても、これが一番効果があるので。でも、最近では「ドライヤーさん、見ててね」なんて言いながらご飯を食べたりしているので、何かあまり効果がないのかも。その次は「私が家を出る攻撃」。今日もふざけて麦茶をブーっと吐いた。「ちゃんと飲みなさいよ」と言った後に。それで、怒って家の外に出ると、泣きながら追いかけて来た。で、数秒後に家に入って、「ごめんなさい」と言わせようとしたら、なかなか言わない。で、また外に出る私。これを数回繰り返し、やっと「ごめんね」を言ったんだけど、「ごめんにゃ」と言う感じでワザと間違った単語を言う。しかも、鼻に指を入れながら(これも、ワザと)。思わず「プっ」と笑ってしまった私。その笑いは一瞬だったはずだけど、その一瞬をジュウちゃんは見逃さなかった。そして、またふざけ始めた。・・・・・・毎回この繰り返しです。

「ごめんにゃ」

09
午後、ジュウちゃんと2人で車の定期点検に行く。すると、そこに消防車が一台置いてあった。近くの企業の消防車で、定期点検で置いてあるとの事。擦り寄って触ったり、登ったりしていたジュウちゃん。これで、パトカーと消防車と救急車を制覇した。私の車の点検には1時間半かかるそうなので、スーパーで買い物したり、公園へ行ったりして時間をつぶす。バギーに乗りながら、「2才ってコレ」と言っているので見てみると、両手をピースの形にしていた。初めて自分だけで出来た瞬間。もっと早くから出来る子が多いので自慢出来る事ではないけれど、大変嬉しく思い、思わず携帯でパチリ。

点検が終わってショックな事を言われた。バッテリーが弱っていて、オイル漏れをしているらしい。次の車検(来年5月)までもたないかも。修理には20万くらいかかる可能性もあると言われた。ガーン。35万円で買った中古車に20万はかけられない。それに、今の我が家の家計では、維持していくのに精一杯。そろそろ、本腰入れて働く事を考えないと、と思った。ジュウちゃんとの楽しい時間に酔いしれて、現実逃避している私。
夜、Tちゃん家族が3人で遊びに来てくれた。ケンタッキーと肝油を2粒(今日と明日の分)お土産に。ジュウちゃんは、Tちゃんのダンナさんが大好き。高い高いとか、飛行機とかを沢山してくれるし、面倒見も良く、たくさん遊んでくれるからだろう。そんな楽しい中、テンションが上がりふざけすぎたジュウちゃんは、また机にオデコを打ち付けた。保護していない部分で。ゴンっとすごい音がして、痛くて倒れ伏していたジュウちゃん。ぷっくりと腫れ青くなっている。私と2人だけだと、この机にぶつかる事はない。私がかなり注意しているからだと思う。でも、その注意も、人がいると緩んでしまう。実家でも、そうだった。私が気を抜いた時にジュウちゃんが怪我をしたのだ。もっと気をつけよう。

10
ジュウちゃんと一緒に、ビーズ玉と車のオモチャを使って遊んだ。ビーズ玉をクレーン車に乗せて他の入れ物に移したり、バスやトラックに乗せたりと、工夫しながら。面白かったみたいで、なかなか止めようとしない。「も1回する」と何度も言う。1時間は遊んでいた。度々睡魔に襲われながらも、ジュウちゃんの言葉に心を傾け、まったりとした午後を過ごす。バスにビーズ玉を乗せた時は「ビーズがお椅子に座っているね」なんて言っていた。

バスの中にビーズのお客さん

11
体操教室5回目。今日は、前回に比べると驚くほど参加していた。新聞紙を使った遊びも教えてもらったので、家でもやってみようと思う。雨の日なんていいかも。その後、雑事をすませてから区役所に行って保育園の説明を聞き、申し込み用紙を再びもらう。そして、ジュウちゃんが行きたいと言う公園に行ってお弁当を食べる。滑り台をしたかったジュウちゃんだけど、太陽熱で熱くなっていたので、2回滑って「終り」と言った。帰りは眠そうにしていたので「眠い?」と聞くと、珍しく「ハイ」と言う。「じゃあ、お家に帰ってお昼寝する?」と聞くと「ハイ、チューチューアイス(チューペットアイス)食べてからお昼寝する」と答えた。でも、家に着いてチューペットアイスを食べたら、元気復活しちゃった。
夕方、また散歩に出る。道路の警備をしているおじさんに「いくつ?」と聞かれ、だいぶ経ってから「にさい」と答えた。知らない人に年を聞かれて答えたのは初めて。名前は言えなかったけど、バイバイまでして別れた。制服姿が電車の車掌さんに見えたらしい。それで、心を開いたのだろうか?
夕食後、ずっと楽しみにしていたお饅頭タイム。階段の踊り場へ行き、お月様を見ながら食べた。半分はお月さんの分で残した。今夜は十五夜。

12
保育園の事。認可保育所は満員でどこも順番待ちなので、認可外保育施設に問い合わせてみたが、こちらも満員だった。
午後、図書館へ行く。ジュウちゃんと一緒だと、アレコレと本を引っ張り出すので、片付けたり追いかけたりで大変。館内で、私が本の検索をしていたら、ジュウちゃんが台車を動かし遊んでいて、係りの方に注意されていた。直ぐに「すみません」と駆け寄ってジュウちゃんを捕まえた。そしたらジュウちゃんが「ダメだって」と呟いた。せっかく図書館へ行っても、本を選ぶ余裕がない。やっぱりネット予約して借りた方がラクだな、と思った。それで、ササッと決めて3冊借りた。その中で「ぼくごりら」と言う本がすごく気に入ったみたい。自分でページをめくり、何度も「おかあさん、読む」と言う。リクエストに答えて何回も読むが、子供のゴリラがオシッコをするページが気に入った様で、そこから先へは進めない。
「ぼくごりら」の絵は、ゴリラを描き続けている阿部知暁さんのイラスト。欲しいなあ、この本。書店に問い合わせてみようかな。

階段の踊り場からゴミ収集車を見る

13
今日は、Yちゃん親子と一緒に、近くの幼稚園で行われる未就学児の為のイベント「たんぽぽ会」というのに参加する。人が多くて、ホールは寿司詰め状態。その中で、絵の具を使った遊びをした。ジュウちゃんは、楽しく参加していたけれど、長くは続かなかった。1人勝手に窓を開けたり閉めたりして「線路」なんて言って遊んでいた。終わってから、園庭で遊ばせてもらい、持って行ったお弁当を食べたりして、楽しく過ごす。公園でよく会うお友達がこの幼稚園に通っているので、そっと覗いて見た。お弁当前で、机を台拭きで拭いていた。小さい時を知っている子供が、こういう場でしっかりやっている場面をみると、目頭が熱くなる。ジュウちゃんも数年後には、こんな風に、親から離れて集団生活が出来るようになるのだろうか。

Yさんに聞いた話。先日、Yちゃんがビーズで遊んでいた時、ビーズが鼻に入ってしまい、どうやっても取れそうにないので、近所の耳鼻科に行ったけれど取れなくて、総合病院に行くように言われて、そちらで取ってもらったとの事。最近、ジュウちゃんもビーズで遊んでいるから、他人事の様に聞き流さず注意しよう、と思った。

14
朝から雨。そしてとても寒い。スーパーに行こうと家を出るが、あまりに寒かったので引き返しトレーナーを着る。ジュウちゃんにも。ジュウちゃんは「アイスの実」と「ヨーグルト」と「おっとっと」を買うのを楽しみにしていた。車の中で、
私「お母さん、忘れちゃうかもしれないから、覚えておいてね。3つだよ。何だっけ?」
ジ「アイスの実と、おっとっと」
私「もう1つあるよ。何だっけ?ヒントは、牛(ジュウちゃんが好きなヨーグルトの入れ物に牛の絵が書いてあるので)」
ジ「・・・・・」
私「ヨーグルトだよ」
お店に着いて、聞いてみたが「アイスの実と、おっとっと」しか言わない。ジュウちゃんの記憶は2つまでか。
帰りに、ガソリンを入れる。近くに出来たセルフの所で。セルフの所は2回目。お店の人に指導してもらいながら入れる。お店の人は「絶対に手伝ってはいけない」という決まりがあるのだろうか?すごく、慎重に、手を出さないようにしていた。慣れない事だし、漏れたらイヤだなあと、ドキドキしながら入れる。無事にガソリンを入れ、自宅に戻る。家に着くと、直ぐに「アイスの実」と「おっとっと」を食べたがったジュウちゃん。「お菓子は、ご飯の後」と言う我が家のルールを守らせたいと思い、「ご飯の後」と言い張り、急いでお昼ご飯の支度をして、食べさせる。そして、ジュウちゃんの幸せおやつタイム。未だに、ご飯でも何でも、私の膝の上で食べたがる甘ったれ。ご飯の時はダメだけど、おやつの時はOKにしている。嬉しそうにパクパク食べる様子を見て「それだけおやつが入るなら、その分ご飯を食べてよ」と思う。まあ、楽しみの一つでもある訳だし、食べたがってうるさいし、当分は多めにみよう。

15
今日も雨。バスに乗って駅まで行く。携帯ショップで夫と待ち合わせをして機種変更する。欲しいと思っていた機種が、明日から値上げするらしいので。夫が手続きをしている間、ジュウちゃんは、ショップ内の自販機で買ったジュースを飲みながらおにぎりを食べ、絵本を読み、見本の携帯で遊んでいた。約45分、大人しく待っていられた。
夜、ジュウちゃんが就寝してから、夫と2人で携帯の設定などをいろいろする。5年間でこんなにも進化するんだ。使わなそうな機能が多いなあ。あっと言う間に2時を回っていた。明日の為に急いで眠る私。

16
先月ジュウちゃんがお昼寝をしたのは12回。今日、久しぶりに昼寝をした。2時間。
夜、実家に帰る夫を駅まで送る為、3人で家を出る。ジュウちゃんが階段をふざけながら降りるので、夫がジュウちゃんの腕を掴んで「いるかジャンプをしながら降りよう」と言った。狭い階段に3人は並べないので、斜めになって私と夫がジュウちゃんの腕を片方ずつ持って降りていた。「何か、危ないなあ。ジュウちゃんの腕大丈夫かなあ…」と思っていたら、突然ジュウちゃんが「イタイ!」と叫んだ。「何処が痛かったの?」と聞くと、「ココ」と左の腕の辺りを触っている。「グーパーできる?やってごらん?」と言うと、出来た。「じゃあ、バンザイは?」と言うと、それも出来たので「大丈夫、大丈夫」と言いながら抱っこして車まで連れて行き、駅へ向う。が、車の中でも「イタイ」と言う。「何処?」と聞くと、やっぱり左腕の辺りを触る。動かそうとすると泣きながら「イタイ!!」と言うし、今度はグーパーもバンザイも出来ない。運転している夫に「何か、ホントに痛いみたいだよ」と言うと、それを聞いていたジュウちゃんが「ホントにイタイ」なんて言った。「ホント」と付ける所がおかしくて、思わず笑ってしまった。ジュウちゃんも痛がっている割には、看板や車を見ながら「トヨタのマーク」なん言っている。腕を動かさなければそれ程痛くないみたい。たぶん脱臼したんじゃないかな?と思い、引き返して病院に行く事にした。小児救急電話相談に電話をして症状を言い病院を教えてもらう。そして病院に電話をしてから向う。私がナビをして夫が運転。車の中でジュウちゃんに「優しい先生にお願いするから大丈夫だよ」と暗示をかける。本人も、その言葉を何度も繰り返していた。20分くらいで到着。救急車が2台止まっていた。喜び、痛くない方の手で触るジュウちゃん。受付で「救急の患者さんがいるので、時間がかかりますが、いいですか?」と言われる。すでに9時30分だったので、夫には最寄り駅から実家に帰る事を勧めた。「ごめんね。後で電話頂戴ね」と言いながら、申し訳なさそうに立ち去る夫。8月に病気と怪我をして病院通いが続いていたが、その時を考えると、今回はすごく気持ちがラクだった。血も出てないし、元気もある。ジュウちゃんも余裕。一緒にレタスクラブなどを読みながら待つ。待っている間に、2台救急車が到着した。待合室には怪我人を乗せたタンカーの列が出来た。30分ほどで名前を呼ばれ、診て頂く。40代前後の疲れた感じの男の先生。経緯と症状を話すと、「脱臼の一歩手前の亜脱臼、肘内障(ちゅうないしょう)だと思います」と言って、治療の仕方を説明してくださり、さりげなくジュウちゃんの腕を診る感じで、ササっと治して下さった。「ポキっと言ったので、たぶん亜脱臼だったと思います。10分後にまた来てください」と言われた。ジュウちゃんは一瞬だけ泣いたが、すぐに「あれ?」って顔をしていた。それで、診察室を出た時にはもう痛かった方の腕を動かし、指も使っていた。それで、10分間様子を見ていた。救急車や自販機を見せたりして。腕も指も普通に動かしていた。魔法をかけてもらったみたい。10分後にまた診て頂き、「大丈夫みたいですね」と言われた。あと、クセになるかも知れないので、腕を持ってブラブラするような事はしないように言われた。「鉄棒は?」と聞くと、「うーん、考え方としてはダメだけど、運動や楽しみの一つでもあるしねえ…」と濁した答えだった。すべてが終わったのは10時30分。帰りの車の中でジュウちゃんは眠るだろうと予測し、トイレでブクブクうがいをさせる。帰る時、待合室に葬儀屋さんらしき人がいたので、ちょっと怖い感じになった。夜の病院、いろんな人が来て帰ってゆく。働いている人もいる。眠らない。
私の予測ははずれ、車の中で眠らなかったジュウちゃん。眠ればいいのに。12時30分にやっと就寝。

この時は、まだ亜脱臼するなんて想像もしていなかった

17
体操教室6回目。朝、8時30分になってもまだ眠っていたジュウちゃんに「体操教室行く人」と言ってみたら、眠りながら「はーい」と手を上げていた。楽しみらしい。一応、先生には亜脱臼の事を言い「出来るものだけ参加させて下さい」と言う。今日は、大きな布を皆で持って、パタパタして波を作ったり、山を作ったり、小さいボールを沢山乗せたり、大きな風船を乗せたりと、とても楽しい事をやった。大人もすごく楽しめた。終わったら、ドッと疲れが出た私。頭痛もしてきた。次に何をする予定だった解らなくなり、しばらくボーっとする。ジュウちゃんに「電車とこでおにぎりたべゆ」と言われ、「ああ、そうだ、そうだ」と思い、動き出す。電車が見える所でお弁当を食べ、スーパーで買い物をして帰宅。まだ後半が残っているから、今のうちに薬を飲んでおこうと思い、直ぐにキューピーコーワゴールドとバファリンを飲む。子供がいなかった時は「先を見越して薬を飲む」なんて事はしなかったのになあ。

18
今朝は、ジュウちゃんが早く目を覚ましてしまった。5時45分。開口一番「お散歩行く」だった。しばらくリビングでダラダラ過ごすが、段々ワガママを言う様になってきたので、面倒だから外に散歩に出かけた。目的がないと面白くないので、コンビニでパンを買うって事にした。いろいろな草花を眺めながらゆっくりと1時間。気持ちがリフレッシュされ、いい気分転換になった。コンビニ以外はずっとダッコだったけど。
朝ご飯を食べ、ジュウちゃんの冬物の服を出して、ついでに少し衣替えをしてから公園へ行く。12時半に家に戻り、お昼ご飯。その後、私は睡魔に襲われる。ジュウちゃんは昼寝を嫌がっていたが、おむつ交換して、私が汚れたオムツをゴミ箱に捨てている間に眠っていた。約3時間もお昼寝をした。その分、夜が長かった。
だいぶ、秋らしく涼しくなってきたのに、まだ「かき氷とアイス」を食べたがる。その話を公園でしていたら、「家もだよ~。昨日も、朝からカキ氷作ったよ」なんて言っている人がいて、「一緒だねえ~」なんて笑い会う。

19
久しぶりの快晴。午前中に、布団を干したり、シーツ類を洗ったりする。その後、公園へ。

午後、自転車でジュウちゃんの肌着を買いに行く。いつも行く大型スーパーに行ったら改装中になっていたので、赤ちゃんホンポへ行く。95センチの半袖の白いシャツ。2枚500円を2つ購入。帰りに、ソフトクリーム(カップの物)を買う。スプーンでジュウちゃんに食べさせていたら、カップとスプーンを奪い取られ、一人で殆ど食べていた。好きな物なら、積極的に自分で食べれるんだ…と言う事が良くわかった。

私が台所に立っていると、その近くで何かしているジュウちゃん。棚や引き出しを開けて、調味料やタッパをだしたり、フライパンにスプーンを入れて炒めるマネをしたり。足元に座られ危ないし邪魔だけど、大人しいので、気を付けながら、好きにさせている。先日はお酢をこぼしていた。今日は、魚を焼く所に何か入れていたので、見てみたら、紙粘土で作ったマグネットが入っていた。「危ないから触ったらダメ」と言っている場所だけど、「上手にならべたしょ?」とニコニコ顔で言うから注意する気になれず、「うん、上手だね」と言った。今もまだ、入っている。

夜、実家にいる妹と電話で話をした。明日から地元のお祭。帰ろうかどうしようか迷っていた。帰るとなると着替えなどを荷造りして送らないといけないし…面倒だなあ、と思っていたが、妹が「頑張って最小限の荷物を手で持って、帰ってきたら?」と言う。そうだ、そうしてみよう。いつも荷物が多い私。私の物は、妹や母の物を借りれば何とかなるんだから、ジュウちゃんの物だけでいいんだから、と思い電話を切ってから仕度をする。迷っていたけど、行くと決めたら、早く帰りたくなった。お祭、お祭。

20
実家から戻って来た。お祭、楽しかった。ジュウちゃんと私、和太鼓のファンになる。
幾つかの町内が集まって行われる地元のお祭。お神輿、屋台、盆踊り、提灯、いろんな物がオレンジ色の光に包まれて、幼い頃の遠い記憶がよみがえる。今住んでいる所では、こんな風なお祭がないので、出来る限り、ジュウちゃんを連れて来たいと思う。
実家では、数日前に、父と母が山で栗を拾ってきたらしく、栗・栗・栗の毎日だった。

栗の皮むきをしているバーバとジュウちゃん。何故か玄関で
ジージのトラックに乗っている。イキイキした瞳で。

前回(8月)帰省した時から、新幹線の中で大人しく座っていられなくなって来たジュウちゃん。今回も、食べ物で釣っていたが、30分が限界。大声を出したり、イスをバンバン叩いたり、ウロウロ・キョロキョロとふざけ始めた。それで、途中でデッキに移動。「そういうのって、ある時期を越えると、また大人しくなるよ」と言ってくれた人がいるけれど、いつになったらそうなるのだろうか?

21
体操教室7回目。朝起きたら8時だった。寝坊。ジュウちゃんは、まだ熟睡している。8時30分に起こす。外は雨。車で行く。
先生の話を、座って聞ける子と聞けない子の違いは何だろう。
内向的でママにダッコされたままあまり参加していない子と、皆がやっている事をしないで1人好き勝手な行動をする子。
いろいろ。
最近のジュウちゃんはどちらも後者。今日も、好き勝ってしているジュウちゃんを追いかけて、参加するように促す1時間。慣れて来た結果なんだろうけど…疲れました。それでも、家に帰ると「楽しかったねえ」「○○したねえ」などと言っているので、心は充分参加しているのだろう。
お菓子の与え方で悩んでいる。すごくお菓子を欲しがるんだけど、そういう時は「ご飯をちゃんと食べたらね」とか「お菓子はご飯の後」と答えている私。でも、負けて「じゃあ、一個だけ」と言ってあげてしまう事もある。すると、ジュウちゃんは次ぎを欲しがってくる。空の袋などを見せて観念するまでしつこい。泣きながら私を叩く時もある。こんな時のやりとりの嫌な気分は永遠の様に思ってしまう。それで、カッとなってしまう事も多々ある。たかがお菓子、されどお菓子、なのだ。最近では、私が言う「ご飯をちゃんと食べたらね」とか「お菓子はご飯の後」を自分で言っている。私、言い過ぎなのかなあ?厳し過ぎかなあ?なんて思ったりもする。
今夜も、夕ご飯よりお菓子ばかり欲しがっていた。「おかあさん、ご飯全部食べたから、お煎餅食べれゆ」とか言っている。片付けている時も、しつこく「お煎餅」と言うので、目を反らしていたら、高くなったり低くなったりしながら目が合う位置に移動して、「お煎餅食べゆ」と何度も訴えてくる。純粋な瞳で。「お煎餅一枚の為に、あれだけ一生懸命になれるなんて、ジュウちゃんはまだまだ純粋で単純なんだなあ」と思いながら、その表情に笑いをこらえる私。で、今夜も、夕ご飯はあまり食べなかったけど、お菓子はしっかり食べた。毎日、こんな事の繰り返しだ。
「こんな事の繰り返し」は他にもある。どこかを打つ事。今日は、頭を3箇所にぶつけ、壁に顔面を強打し、滑って転び、窓に指を挟んだ。少しくらいなら仕方ない。そうやって身体で覚えていってくれ。
それから、私は毎日、ジュウちゃんに打たれたり、蹴られたり、噛まれたり、踏まれたりしている。偶然の時もあれば、故意の時もある。2歳児でも叩かれればイタイ。本気で「イタイ!」と言ってしまう事もある。時々、家庭内暴力を想像してしまう。これも「こんな事の繰り返し」のひとつ。
今日、体操教室で子供の手が偶然顔面に当たり大声で「イタイ!」と言ってから「アハハハハ」と笑っていた人がいた。何か、寛大でいいなあ。私もいつもあんな風でいられたらいいなあ、と思った。

ベランダで石遊び。長靴がお気に入り。

22
昨夜、ジュウちゃんが何度も咳き込んでいたので、朝、病院に予約を入れ出かける仕度をした。そしたら、リビングからジュウちゃんのワーンと言う泣き声が聞こえてきた。寝転んでビデオを見ていたのに、何?どうしたの?と思いながら駆けつけると、鼻に指をつっこんで泣いていた。「どうしたの?」と抱き起こしたら「鼻にビーズが入った」と言う。だって指がけっこう入っているじゃない、これ以上奥にビーズがあるの?と思いながら、鼻の中をのぞいてみたが、暗くて何も見えない。鼻の形は左右同じように見える。「ジュウちゃんの思い過ごしじゃないかな?」と半信半疑の私。でも「イタイ」と言っている。指を奥まで入れすぎて痛かったのでは?と思いながらも、先日(No13)のYちゃんの話を思い出し、急いで病院に行く。鼻から他の所に入ってしまったら大変だ。予約していた小児科をキャンセルして、一番近い総合病院に耳鼻科があるか確認の電話をして、向う。受付で事情を説明して早く診て頂く。車に乗った時には、ジュウちゃんは泣き止みイタイとも言わないし、鼻も膨らんでいないし、見た目はいつもと同じだ。「何も入っていませんよ」と言われて笑いながら終わるのでは?なんて思っていたけど、診察室に呼ばれて、同じビーズを見せて、鼻の中を見てもらったら、先生がいろいろ器具を出し始めたので、「え、やっぱり入っていたの!!」と驚く。ジュウちゃんは私にダッコされたまま、看護士さん2人に押さえられ、号泣。でも、スポっと取れた。先生が「もう、お鼻の中にいれたらダメだよ」と優しく言ってくださった。私も、ご注意を受けた。ジュウちゃんは「治った、治った」と言っていた。一見落着。Yちゃんの話を聞いといて良かった。あの時は、「注意しよう」と思ったけど、まさか実際にそうなるとは…。子供ってまったく予想も付かない事をするから、まだまだ目が離せないなあ、反省反省と思いつつも、ジュウちゃんがしっかりと「何処がどうイタイ」と異変を口で伝える事が出来るようになった事を、頼もしくもあり、面白くも思った。ついでにこの総合病院の小児科で咳の方も見ていただく。こちらは普通の喉風邪のようだった。問診表に記載したジュウちゃんの体重を見て先生が「これ、間違ってる?」と聞いてきたので、「いえ、10、8キロです。昨年の10月からずっと10キロ台で増えないんです」と言ったら、「まあ、そういう子もいますから。大丈夫ですよ」とおっしゃった。診察が終わって出口に身長計と体重計があったので計ってみた。身長90センチ。体重11.1キロ(服を着たまま)だった。薬局で薬をもらい、帰宅。家に着いて、咳の薬を飲んで、お昼ご飯を食べた後、お煎餅を食べ、その後また「お煎餅、もっと食べゆ」と泣き喚き、しつこくしつこく泣いているので、仕方なく一枚だけあげたら大人しく眠った。今、鼾をかいて眠っている。途中で、「ダッコ」と泣いたので、背中をトントンしてあげたらまた眠った。その寝顔を見ていたら、前歯が変色しているのを発見。虫歯???以前から、そろそろ歯医者さんにも連れて行こうかなあ、虫歯がなくても歯医者嫌いにならないように、診察椅子に座るところから慣らしていきたいなあ、と思っていたので、これを機にさっそく予約をする。自分の分も。

ジュウちゃん、昼寝から起きたら熱。38.7度。そうなるだろうと思っていたので、ビックリはしなかった。8月にインフルエンザを体験したので、多少の熱にはサラッと対応できるようになった。

夕方、空に架かった天使の滑り台。

23
昨夜は、熱は39.3度まで上がったけど、ウワゴトも言わず熟睡していたので、額と首の後をアイスノンで冷やしながら様子みていた。12時過ぎくらいから下がってきたので、座薬をいれずに、私も眠る。
朝6時30分。ジュウちゃんに起こされ目を覚ます。熱は36.8度に下がっていた。睡眠不足のせいで午前中はウトウトしながらジュウちゃんの遊びに付き合う。眠気を誘う遊びが多く、睡魔と戦うのが苦しかった。熱は下がったけど、まだ本調子ではない様だったので、昼寝をさせた。眠たいはずなのに、なかなか眠らないので「お昼寝して起きたらアイスの実を食べよう」と釣ってみた。すると、ゴロンを寝転んですぐにパッと起き上がり「もう、起きた」と言って冷蔵庫に向って走って行ったジュウちゃん。「横になる」と「睡眠」の違いをどう説明すればいいんだろう。捕まえて、言葉を選んで説明しつつ、やっぱり怒ったりしながら、寝室に戻り、寝たフリをして何とか昼寝をさせた。そして、本当に、昼寝から目が覚め、直ぐ「アイスの実たべゆ」と言った。忘れていなかったんだね。
夕方、散歩に行く。お互い良い気分転換。同じ月齢のHくんと少し遊ぶ。Hくんは「ジュウちゃんあそぼ」とか「バイバイ」とか「貸して」とか、他の子とのコミュニケーションに必要な言葉をスラスラ言える。ジュウちゃんはそういうのがまだ出来ない。ジーッと言葉を溜め込んでいるみたい。「そのうち言える様になるだろう」と思っていて、焦ってはいないけれど、早くそんな会話を聞きたいとも思う。そしてHくんの活発さに圧倒される。
今日もお風呂はお休みして、お尻と顔と手を洗う。服を着せる時、また「着ない」とごねるので、思わず「じゃあ、自分で着なさい」と言いながら、ジュウちゃんに服を投げつけてしまった。「まずい」と思ったが遅かった。そしたら、ジュウちゃんがそのまま投げ返してきた。それで「投げちゃダメ!お母さんも投げちゃダメ。ごめんね」と誤る。「ジュウちゃんは投げちゃダメ。カーカも投げちゃダメ」と復唱していた。

24
歯医者に行く。私は歯の掃除。ジュウちゃんは変色した前歯を診て貰う為。先に私がやってもらう。その間約30分、ジュウちゃんは足元で大人しく待っていてくれた。こういう「大人しく待っていてくれる」って所、助かるなあと思う。でも、時々様子を見る為に体を起こすと、「もう終わった?」と目に涙を溜めて言うので、たくさん我慢しているんだろうなあと思う。そして、ジュウちゃんの番。気配を察し泣き出す。私がダッコして椅子に座る。歯の変色した所と、虫歯の有無、歯磨きがちゃんと行き届いているかをチェックして下さいと言う。歯医者嫌いにさせたくないので、無理な治療はしたくない事も伝える。ダッコのまま診察椅子が倒され、号泣するジュウちゃん。でも、ちゃんと口を開けて見せていた。歯の変色は汚れ、虫歯はない、歯石がだいぶ溜まっているとの事。フッ素湿布を薦められる。フッ素に関してあまり知識がなかったけれど、泣いているジュウちゃんをお腹に乗せてのラッコ状態で、詳細を聞く余裕もなく、その場に流されお願いする。ジュウちゃんは泣いていたけど、ここまできたら泣きついでにいろいろやってもらった方がいいと思った。「怖い」と泣いていたけど、それ程でもない泣き方だったし。が、フッ素湿布って保険が効かないから有料だと言う事を初めて知った。1000円。しかも、1週間後にまた湿布して、その後は3ヶ月ごとに湿布する事を薦められた。歯の掃除と、ブドウ味のフッ素を湿布してもらい15分くらいで終わった。毎晩寝る前に1回しかしていなかった歯磨き。これからは一日2回するように言われた。終わったら、ケロっとしていて、待合室で「優しい先生だったね」なんて言っていた。「またこようね」と言ったら、「またこようね」と言っていた。
買い物をして、持って行ったおにぎり等を食べ、のんびり帰宅。4時頃「さて、そろそろ夕方のお散歩にでも行こうか」と思っていたら、「お昼寝する」と行って寝室にひっぱられた。めずらしい事もあるものだと思い「え?ホントに寝るの」と問い返す私。「寝る」と言うジュウちゃん。で「お背中トントン」と「お話」をするように言われ、言われた通りにしていたら10分で眠った。まだ体調がイマイチなのかな。それにしても、こんな時間に寝られたら…と、起きてからどうやって時間を潰そうか考える。夜は散歩できないしなあ。

その後、「乳幼児医療証で、フッ素湿布も無料だったよ」という人の話を聞き、「う~む」と考える。これから先もずっと有料と無料、どっちがいいのだろうか。近くの、思い当たる歯医者さんに電話で問い合わせてみたら、そこも無料になると言う。出来たばかりの高そうな歯医者さんだったけれど、こっちにしようかなあ…。電話の対応も親切だったし。

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お昼前、夫を駅まで迎に行く。お父さんに会えるのが嬉しいジュウちゃん。夫とジュウちゃんが一緒に遊んでいる楽し気な所に入って行くと、「おかあさん、むこーーーーー行く」と遠くを指さす。
折角帰って来ても、夜勤明けの為殆ど眠っている夫。今日も、お昼ご飯の後、少ししてから昼寝をしたので、ジュウちゃんと私は2人で出かける。買い物や散歩など。住んでいるマンションの前の道路、今は二車線なんだけど、そのうち四車線になるらしい。その工事がスタートした様だ。散歩しながら様子を見に行く。お気に入りの散歩道や草原も舗装され、道路になってしまうらしい。ガッカリ。

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近頃、思う事&その他。
※時々行く、少し離れた公園までの道のりが短くなったなあと思った。でも、そんなはずはなく、ただジュウちゃんが良く歩く様になったからそう感じたんだろう。そんな所からも、ジュウちゃんの成長ぶりを感じる事が出来、嬉しく思う。
※つい最近、ラムネの味を知ったジュウちゃん。この小さな一粒の不思議な食感のトリコになってしまった。それで、ラムネ一粒の為に、言う事を聞いてくれるようになった。例えば、夕方のお散歩でなかなか帰ろうとしない時「お家帰ってラムネ食べようか?」と言うと「はい」と行って帰る気になってくれる。スーパーの混んでいるレジに並んでいる時などにも使える。食べ物で釣るのは良くない事だろう。でも、たまにはそういう事もしないと、疲れちゃう。一応、「イザ!」と言う時にしかラムネ作戦はしないつもりでいるけど、毎日が「イザ!」でもあるような…。
※ジュウちゃんは、今まで、自分の事を「ジュウちゃん」と言っていたけれど、近頃は「ジュウ」とか「ジュウくん」なんて言う様になった。
※3日前が懐かしくなる程のスピードで、言葉を吸収し、応用している。
※良く「1人突っ込み1人ボケ」を言っている。例えば、何かを食べ様としていて「おいしい?まだ食べてないじゃん」って感じで。
※オムツを履くのを嫌がる。そして、拘る。必ず左足が先。ズボンも靴下も靴も。右を先にすると最初からやり直しさせられる。「前世に何かあったのでは?」と思う。
※就寝前、絵本を読むんだけど、その後電気を消してからまた「お話」をせがまれる。で、知っているお話や、その日遊んだ事を回想したり、作り話をしてあげる。ネタがない時や疲れている時は「羊のお話」って言うのをする。「ジュウくんがお母さんと野原にお散歩に行きました。すると、たくさんの羊がいたので、一緒に数えてみる事にしました。羊が一匹、羊が二匹…」。途中で「羊が」と「匹」の部分を端折り、数字だけになるけど、ジュウちゃんは黙って聞いていて、そのまま寝入ってしまう。たまに私が先に眠ってしまう事もある。100匹まで数えてもまだ起きている時は、また一匹に戻る。このお話をする時のポイントはゆっくりと、一匹一匹の間に間(ま)を置く事。そして、自分も一緒に眠るような気持ちで。

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体操教室8回目。外は寒そうな気配。でも、自転車で走ってみると風はまだ秋、それ程寒くもなく、気持ちが良かった。今日は、一歩前進した感じ。でも、先生の話は聞けないなあ。皆で輪になるダンスの時、他のママに手を繋いでもらって嬉しそうだった。集団でする運動も、楽しいって解ると、参加する。解るまでが人見知りというか、慎重派。最初から最後まで殆ど泣いている子もいた。親も子も裸足が原則。冷え性の私には、そろそろ辛い1時間だ。
咳と鼻水が一週間以上も続いている。ジュウちゃんの場合、鼻水って治るのにだいたい2週間はかかるなあ。昨日、小児科に行って薬をもらってきたけれど、鼻水はズルズルと止まらない。ポケットティッシュじゃ間に合わないので、外出時は箱ティッシュを持ち歩いている。
インフルエンザの予防接種の予約が始まっていた。やろうと思うけど、タイミングが難しい。

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午前中公園で2時間遊ぶ。暖かいせいか賑わっていて、お砂場の周りはママ達の社交場となっていた。
午後は買い物。車に乗せると眠ってしまいそうな気配だったので、チャイルドシートを助手席に移動して、いつもと違う雰囲気でジュウちゃんの眠気を回避しようと試みた。が、最初のお店に行くまでにウトウトし始めた。近かったので眠る前に到着。お店に着いたら元気復活。いろいろと買い物をして、また車で移動。ジュースとバームクーヘンをあげながら、場を繋ぐ。次のお店では、店内で眠ってしまった。約15分。買い物をした物を袋に入れていたら起きた。ジュウちゃんが助手席にいると、いろいろ会話も弾んで楽しかった。でも、怖さもある。事故ったら一番危ない席だし。ジュウちゃんに「チャイルドシート元の位置に戻す?ここにする?どうする?」と聞いてみたら「ここにする」と言うので「じゃあ、しばらくこっちにしておこうか」と言ったら「しばらくこっちにする」と言った。
駐車場から家に戻る時、すれ違った知らない人に「ねえ、ちょっと、ごめんね。オムツもう取れた?」と声を掛けられた。「何だ?何かの宗教?勧誘?」と思いながらも、「まだです」と答えた。それから、少し話をする。お孫さんがジュウちゃんと同じくらいで、まだオムツが取れないので心配になっていて、それで通りすがった私に声を掛けてみちゃったらしい。ジュウちゃんと一緒にいると、こんな事が頻繁にある。こういうコミュニケーションというか出会いって「いろんな人がいるもんだなあ」と思ったりして、結構面白い。

夕方の散歩。なかなか帰ろうとしてくれない。風が冷たい。ジュウちゃんの手も冷たい。空にはキレイな夕焼け。

29
天気が良かったので、井の頭自然文化園へ行く事にした。寝る前に読む「しずかなおはなし」と言う物語に出てくるハリネズミを見る。夜行性の為、昼間は殆ど眠っているハリネズミ。まるくなった塊を2人でジーッと見て「動かないね。コレくらいだね」と両手で輪を作った。
ふれあいコーナーで、モルモットをダッコする。今回で2回目。1回目の時は、怖かったのか遠慮がち。すぐに「終り」と言っていたが、今日は、自分から触りに行っていた。空いている席を探していて、振り返るとジュウちゃんがモルモットを抱きかかえてこっちに向って歩いていたのでビックリ。そんな事までできるのか!!と。ジュウちゃんに捕まったモルモットは、キョトンとした顔でダラーっと伸びていた。

30
お菓子の「おっとっと」が大好きなジュウちゃん。パッケージを見ながら、「コレはマグロ」とか「これはウニ」とか言っている。毎日コレをやっていて「同じ形」と言う事を理解したようだ。「お菓子もためになる事あるんだなあ」と思いながら一緒に同じ形を探して楽しくおやつタイムをしている。今日は、かくれキャラの「とと丸」を発見。かくれキャラがあるって事を最近知った。他にも「いかり」は見た事があるゾ。あと1つは何だろう。どのくらいの割合で入っているんだろう。

31
生後3ヶ月の頃から便秘気味のジュウちゃん。100日目のお祝いの頃は病院で浣腸してもらった。今も、変わらず便秘症。毎日出ない。出す時は、一緒に力んで促せないと出ない事が多い。腸が長いのだろうか?最近は、なるべく自然に出るようにさせたいので、あまり促したりはしないけど、1、2日出なかったら、出す前の儀式のような遊びがあって、それをする。そうすると大体出る。儀式をしないで自分だけで出す時もあるけれど、こんなんで良いのかなあ。コレっていつまで続くんだろう。
今日は出なくて2日目。明日、自然に出る事を祈る。そうするには、やっぱ、押し出し方法(食べて出す)かなあ。
夕方、夫から「仕事が忙しくて、明日は帰れない」と連絡があった。少し体調も悪そうだった。それで、ジュウちゃんの写真を添付して励ましのメールを送信。でも、夫が帰ってくると思って、大量の煮込み料理を作ったんだっけ…、どうしよう。自分で食べるしかないか。
天気予報で「今夜から明日の朝にかけて冷え込む」と言っていたので、ジュウちゃんが眠ってからストーブを出し、灯油を入れた。これで、急な寒さに怯える事はないゾ。とにかく寒さに弱い私。先週、夫がいる時に灯油を買いに行ったが、買っておいて良かった。

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Tちゃん(私の妹)と一緒に買い物へ行く。そこで、思いがけず自転車を買ってもらったジュウちゃん。妹達からジュウちゃんへの贈物との事。Tちゃんの趣味で黄色い「プーさん」の自転車。ついでの黄色い「プーさん」のヘルメットも買った。「自転車は、散歩中に1人でちゃんと歩く様になったら(ダッコをせがまなくなったらって事)買ってあげよう」と思っていたんだけど、なかなか歩かない。じゃあ、クリスマスにしようかな?と思っていたけど、その頃は寒いからあまり乗らないかも…、しかもジュウちゃんは「サンタクロースに何をお願いする?」と尋ねたら「お米」って言っていたし。置く所も考えないとなあ…なんていろいろ考えていた。でも、真新しい黄色い自転車が、ジュウちゃんは嬉しいみたいで、玄関に置いといたら1人で乗って楽しんでいた。夜、ジュウちゃんが眠ってから、その玄関に置いてある自転車を眺め、「こんな物に乗れる様になったんだ」とシミジミ思った。

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今日は、さっそく、自転車に乗って散歩に行った。とても疲れた。まだペダルをこげないから私が押手棒で押す。でも、ジュウちゃんは、ハンドル操作も出来ないので、私が片手で押手棒を持って、片手でハンドルを操作する。なので私はずっと中腰で自転車を押している事になる。ハア~~~。けど、ジュウちゃんは楽しそう。ヘルメットは気に入らないようだ。ヘルメット…私の自転車に乗せる時に付けて欲しいので買ったんだけど、やっぱり嫌がるかぁ。これで慣らそうと思ったけど、ダメかなあ。近頃背が伸びてきたせいか、前置きのチャイルドシートに座られると、前方が見えない。そろそろ後に座ってもらいたいと思っているんだけど、パタパタと跳ねたり、ジッとしていないので、ヘルメットを付けてくれないと不安だ。

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朝、ジュウちゃんに起こされた。5時。リビングに移動したがるので、移動してまた寝ようと思ったけれど、私が横になると怒るので、寝られない。それで、今日の私達は早起きさん。
体操教室9回目。今日は、今までで一番ちゃんと参加していた。最近、ジュウちゃんとの会話で、体操教室の事が話題に出る。先生の名前もよく言っている。トトロの唄も口ずさんでいる。残り6回だ。
帰りにスーパーで買い物。5時起きだったせいか、カートの中で居眠りをしていたジュウちゃん。子供が遊ぶコーナーで寝かせようと思って降ろしたら起きちゃった。以降、昼寝なしだった。
夕方、また自転車で散歩。いつもの散歩道でカマキリ発見。新しい道路が作られていて、木が沢山伐採され、草原も減っていた。それにしても、腰が痛い。膝も痛い。チクチクする痛み。それでも、時々ダッコをせがまれる。今日は、いろいろごまかしてあまりダッコしてあげなかった。

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昨日の深夜、リビングにいたら突然、ジュウちゃんの音が出るオモチャが「ボイ~ン」って音を出した。何で~~~と怖く思い、また眠れない夜を過ごす。

良い天気。ジュウちゃんに「どこ行きたい?」と聞くと「水族館」と言うので、仕度をして出かける。近頃お出かけの時、自分の荷物をバックに入れて持って行きたがる。今日は、オモチャの携帯とポケットティッシュとガーゼのハンカチとノートとペンを入れていた。
水族館にもだいぶ慣れ、暗い水槽の所でも怖がらずに一人でトコトコ歩いて行くようになった。程よく遊んで、海岸へ行く。そこで1時間くらい遊んで、アイスクリームを食べて、帰宅。
帰りの電車で、ボーっとしていて上りと下りを間違えた私。まただ…とがっかり思う。

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私は、思いつきの行動で失敗したり後悔する事が多い。でも、大抵思いつきで行動してしまいがち。反省しても、すぐ忘れてまたやる。今日は、スーパーに行こうと外に出たら、空気が乾いているのを目で感じた(ドライアイなので)。その時、壊れて接着剤で補修してある眼鏡を、そろそろ買い換えようと思いついた。度もあっていないし、レンズも傷だらけだし。それで、自転車で眼鏡屋に行った。ジュウちゃん連れなので、検眼の時に、おとなしくしていてくれるかなあと心配だったけれど、何とかなるかなあ…と思っていた。店内で眼鏡を選んでいると、やっぱりジュウちゃんはいろいろ触る。私の注意もきかない。でも、毎日がこんな感じなので、感覚が麻痺しているのだろうか、「まだ大丈夫」という気持ちがあった。そしたら、男の店員さんに「それは触らないで。さっき、お母さんがダメって言ったでしょ!!」と、キツイ感じで注意された。私は「すみません」と誤りながら、ジュウちゃんの様子を見ると、怖かった様で、うつむき加減で固まっていた。逃避行している様な目。それからは眼鏡に触ろうとしなかった。「帰る」とも言っていた。やっぱ、知らない人に怒られるのって効果あるなあ~。でも、コレってジュウちゃんが怒られたんじゃなくて、私が怒られていたんだろうな。この場から逃げたい気持ちもあったけれど、店を出る勇気もなく、結局ここで買ってしまった。検眼の時は、ラムネやお菓子でその場をしのいだ。前に眼鏡を作ってから5年弱経っていて、妊娠・出産・加齢もあって、だいぶ視力が低下していた。乱視もあった。裸眼で0.1ない。一番薄いレンズで作っても分厚い。帰る時、検眼で外していたコンタクトを目に入れようとしたら、割れていた。ショック!! 何でだろう。仕方なく、裸眼で自転車を運転しながら帰宅。人ごみや、危ない所は自転車を押す。「感」で家まで辿り着いた感じ。壊れて接着剤で補修した眼鏡をして、またスーパーへ行く。
道中、いろいろ反省する。やっぱりこういう買い物は、ジュウちゃんを連れて行ったらダメだ。ジュウちゃんが可哀想。お店の人にも迷惑がかかるし、焦って良い買い物は出来ない。明日は、美容院に行く予定で、Tちゃんにジュウちゃんをお願いしていたんだけれど、美容院はやめてコンタクトを作りに行こう。ジュウちゃんはTちゃんにお願いしよう。

37
朝から雨。Tちゃんが車で迎えに来てくれて、コンタクトレンズを作りに行く。道中、ジュウちゃんは車酔いしてプチゲロ。それで、しばらく私にベッタリで、駐車場で別れる予定が店内まで着いて来た。このお店は病院兼コンタクトレンズ兼メガネ屋という感じの所。スタッフが全員白衣を着ている。それで、ジュウちゃんは「病院」と思ったみたいで、名前を呼ばれて「じゃあ、行ってくるね」と言ったら、普通にバイバイしてくれた。約1時間半。Tちゃんと一緒に病院を出て、アイスを食べ、本屋さんに行ったりして、楽しく待っていてくれた様だ。良かった、良かった。帰りにお弁当やお惣菜を買い、帰宅。ジュウちゃんは、帰りの車の中でも、酔って気分が悪そうだった。

夜、クッキーを作った。いろいろとお手伝いしたいジュウちゃん。焼き上がったクッキーを、お皿に入れ様として、テーブルから落として、呆然と見つめていた。

38
台風。朝から雨。午前中に、買い物をすます。午後は、家の中で過ごす。ジュウちゃんと遊びながら、カレーを作る。すごく辛いカレーが食べたくなったので、いろいろスパイスを入れて作る。ジュウちゃんのは、お子様味で別のお鍋で作る。夕方にはすごい雨と風。2人で、「すごいねえ」と外を見る。
私が台所に立つと、ジュウちゃんが周りにウロウロ付きまとって、危ないしジャマ。気を引きたいのか、いろんな物を引っ張り出したり、ダッコをせがんだり、ウンチ出るとか言う。皆はどうしているんだろう。子供の相手優先かなあ。そういう時もあるけど、そうじゃない時もある私。どっちにしても、普段は私とジュウちゃんの分だけ作ればいいので、他の人よりも、台所に立つ時間は少ないし、ラクしているんだろうな。
近頃、どこかにかくれて「おかあさん」と私を呼んで、探してもらうのを待っている。その時の「おかあさん」が、小さくて心細そうな可愛い声で、とても可愛い。

39
いつもの時間に夫を迎えに行く。お昼は3人でカレー(昨日の)を食べた。夫は「辛い。けど、美味しい」と言ってパクパク食べてくれた。好物の鶏のカラアゲも。今日は、カリッと美味しく揚がった。ジュウちゃんもパクパク食べてくれた。その後、夫とジュウちゃんが「おっとっと」を食べていたら、また隠れキャラを発見。今度は潜水艦。これで、全部(トト丸・碇・潜水艦)見た事になると思う。

午後、夫は昼寝。私とジュウちゃんは自転車で出かける。まず、私のメガネを受け取りに行き、公園で遊ぶ。そして、大型スーパーでアイスクリームを食べて、家に向かう。途中の公園でまた遊ぶ。夕焼けと共に帰宅。

夕ご飯の時、またご飯を食べたがらないで、「おせんべ」とか「グミ」と言い始めたジュウちゃん。泣き怒りしながら、精一杯の反抗をしている。「眠たい」も入っている様だ。食事中、ずっと泣き怒っている。うるさいし、しつこいし、このままだと性格が歪んじゃうのでは?なんて思っちゃう程。それで、少しでもいいから夕食を食べたら「おせんべ」をあげちゃおうと思っていた。でも、その「少し」も食べない。それで、ほおっておいたら、ガーゼを持って横になって眠りの体制にはいった。「就寝する前に歯を磨かないと」と思い磨こうとしたら抵抗された。「仕方ない、まあ、いいか」と思って止めた。そんなやりとりを見ていた夫が、いろいろと意見を言って来た。考え方の相違。私も、イライラしている。こんな時、上手く助言したり、助け舟を出してくれるといいんだけど、夫の一言は癇に障った。しばらくして、また「おせんべ」「グミ」と泣いて言う。「こんなふうに、泣いてカンシャクをおこす様な時は、何か違う物に気をそらすと良い」と本に書いてあった事を思い出し、ミニカーを見せて気を反らした。そしたら、楽しくミニカー遊びを始めた。ジュウちゃんも気分が切り替わったようで、その後、少しご飯を食べた。何でもっと早く本に書いてあった事を思いださなかったんだろう。普段は、そうして回避しているのに。その後、ご希望に応えて「おせんべ」をあげたら、嬉しそうにパクパク食べていた。
ジュウちゃんが眠ってから、夫の年末調整の書類などを書き込む。「もう、そんな季節が来たか」と思いながら、書く。

40
朝8時。夫を起こしに行く。返事はあったが起きて来ないで眠っていたので、ジュウちゃんと2人でご飯を食べ、公園に行く。お昼前に帰宅。夫は、今さっき起きたとこって感じ。
お昼は、夫がチャーハンを作ってくれると言う事だったので、作ってもらう。バター醤油味で、野菜は大きめ、パラッとフワっと仕上がっていて美味しかった。男の手料理って感じ。私とジュウちゃんはお腹が空いていたので、パクパク食べた。数年に1回くらい台所に立って作ってくれる、幻のチャーハン。
その後、3人で散歩。ジュウちゃんはプーさん号(自転車)に乗って行く。いつもの散歩道。新しく作っている道路に、ブルドーザーが重機運搬車で運ばれてくる所だったので、しばらく見入る。
夜、夫が実家に戻る仕度をしていた頃、ジュウちゃんが眠たくなってしまい、タイミングが合わず駅まで送る事が出来なかった。
後で、「チャーハン美味しかったよ。ご馳走様」ってメールを出したら、「あれは、数日遅れの結婚記念日のお祝いです」と返事が来た。えッ!結婚記念日!?・・・・忘れてました。

41
体操教室10回目。今回も、前回より参加していたし、先生の話も少しは聞くように努力していた。名前を呼ばれた時も、「はい」と声は出せなかったけど、手はかすかに上にあげていた。何より、その輪の中にジッとしていれた事がすばらしい。今日は、黒い大きなゴミ袋で風船をつくって遊んだ。風船は持ち帰り出来たので、家の中でもやっていた。

夕方、ジュウちゃんのリクエストに応えて、日曜日に行った公園に行く事にした。大きなローラー式滑り台がある公園。この滑り台はまだ1人で滑らせるのは怖いので、一緒に滑る事にしている。何回か楽しく滑っていたんだけど、小学生の子供達が滑った後に滑ったら、加速が付いていた様で、ジュウちゃんだけがすごい速さで滑り落ちていった。バランスが取れなくて、寝た状態になったジュウちゃん。滑りながら追いかけて、途中で抱きかかえたけど、泣いている。足が痛いと言う。ベンチに座らせ見てみるが外傷はない。少し落ち着いた頃歩かせてみると、ヨロヨロとしていて真っ直ぐ歩けない。膝に力が入らないって感じ。「痛い?」と聞くと「痛い」と言う。で、どうしようか迷ったけど、夜痛み出したら大変なので、早めに病院で診てもらおうと思い一旦自宅に戻り、保険証などを用意して車で病院へ行く。移動中はずっとダッコだったけれど、病院の待合室では普通にヒョコヒョコ歩いていた。触診をして、レントゲンを撮ってもらう。異常はなかった。「たぶん筋肉が引っ張られて痛かったのでしょう。明後日、もう一度来てください」との事だった。良かった、良かった。それにしても、8月から、私の不注意で病院に連れて行く事が続いているなあ。(唇切り・亜脱臼・鼻にビーズ)

42
上野動物園に行く。以前に行ったのは昨年の11月。ジュウちゃんは1才5ヶ月だった。あの時は、移動が大変でとても遠くに感じ、それ以来、足が遠のいてしまっていた上野。でも、年間パスポートが切れる前にもう一回は行きたいと思い、暖かい今日、出かけた。
途中、東京駅で、新幹線を見る。勉強家(?)のジュウちゃんは、持っていた電車の本と、本物を見比べていた。

動物園では、一年前に比べると、知っている動物の数が増えているので、より楽しく見て回る事が出来た。

ジュウちゃんとゴリラ

子供遊園地でも、いろいろな乗り物に乗った。

帰りの電車の中で眠るかと思ったら、ずっとテンションが高く、ふざけていたジュウちゃん。周囲に気を使い静かにさせるのが一苦労。ラムネや飴でごまかしていたけれど、すぐに食べ終えてしまった。そしてバスの中でも、足をバタバタして前の椅子をけったり、飛び跳ねたりしていたので、私はプチンとキレ、降りる予定の2つ前の停留所で降りた。そして、ベビーカーに乗りたがらずダッコをせがむジュウちゃんを無視して歩かせ、家まで辿りついた。泣きながらも、後を着いてくるジュウちゃん。こんな時、可哀想に思うけど、ジュウちゃんは、気持ちが落ち着くとケロっとして「さっき、泣いちゃったねえ」なんて言う。それで「何で泣いちゃったんだろうね」と聞くと、自分がした事、注意された事を説明する。ちゃんと怒られた理由は解っているみたいだ。
この所、毎日ジュウちゃんを叱ったり、注意したり、怒ったりしている。なるべく、叱る原因を作らないようにしようと思っているけれど、叱らない日はない。叱り疲れている私。肉体的じゃなく心が。この怒りのモヤモヤは自分のイライラなのではないだろうか?と思ったり、こんな叱り方でいいのだろうか?と思ったりして、それでまた反省したり、クヨクヨ考えてしまったりする。でも、どんなに怒っても、叱っても、ジュウちゃんは私の所に寄って来る。誰よりも好きみたいだ。こんなお母さんでゴメンネと思う日々。