見出し画像

初心者でもわかりやすいアイドルオーディションの流れ

はじめに
今や地上地下問わずたくさんの女性アイドルグループが存在し、その多くのグループがオーディションを開催しています。
受けたことのない方はホームページでしか知り得る情報がなく、あまり想像がつかないと感じる方もいるでしょう。

と、いうことでオーディションの基本的な流れを説明したいと思います。
ぜひ男性オタクの皆さんにも読んでいただきたいです♪

オーディションの流れ

①書類審査
②対面orオンライン面接
③ダンスや歌の技術力審査
④レッスン込みの人間性審査
⑤事務所トップの方などお偉いさんがご覧になる最終審査

ざっとこんなものです。
オーディションによっては配信審査や合宿審査が挟まります。
坂道系列ではセミナーを開催したり、セレクションをしたり。
48系列では研修生制度があったり。
少しずつ違いますが、基本的な流れは同じです。

では一つづつ解説します。

①書類審査
まず、ビジュアルの審査です。

アイドルなのでいくら性格が良くとも努力家でも、やっぱり最低限のビジュアルが必要になります。
バストアップと全身写真でお顔とスタイルを審査し、大体ここで坂道であれば9割の人を落とします。
また、名前を調べて犯罪歴等問題行動がないかチェックします。

②オンラインor対面面接
坂道は人数が多いのでオンラインのことが多いですね。他は対面だったり選択式だったり…。
グループですることもあれば、個人個人ですることもあります。

ここでチェックされるのは、まず書類審査の写真と顔や雰囲気、体型が違くないか。
今や加工が簡単にできてしまいますから、「思ったのと違うな」「なんか君写真と違くない?」なんてことも多いです。
ここで加工して書類だけは!なんで子は落とされちゃいますね。

また、話し方や服装の雰囲気などからアイドルになるのにふさわしいか、グループの色に合っているかを審査されます。

③技術力審査
上の審査と同時に行われることも多いです。
アイドルといえど最低限のダンス力、歌唱力が必要ですし、技術が高ければ評価されます。

例えば櫻坂ならあのダンスについてこれないようじゃ合格後本人が困りますし、乃木坂のダンスすらできないようじゃアイドル自体厳しいです。

歌もMIXじゃどうにもならない声質の方や音痴な方っていますから、グループに全く馴染まない声は流石に困りますよね。

こんな感じでビジュアルと技術力を加味して審査します。(なので、ビジュアルが物凄く優れている子は多少甘く見られたりします)

④人間性
グループでやっていく協調性のない子は現メンバーも本人も加入後辛いです。

いじめっ子だったり、候補生に絡みまくったり、挨拶ができない、スマホばっかり見てる、レッスンのやる気がない、敬語すら使えない…等、社会人のマナーのようなものが守れない子は落ちてしまいます。

アイドルというものはお金をもらう職業ですから、就活と同じです。

評価されるところが学歴やガクチカではなくビジュアルになるようなものなので、常識のない子が落ちてしまうのは当然ですよね…。

⑤最終審査
こんな感じで「グループにいてもおかしくない子」をある程度選抜した後、お偉いさんたちが審査します。
具体的にいえば秋元康のようなプロデューサーです。

最終合格者が10人程度ならだいたい40人くらいが残ることが多いかな?
この辺りまで来ると完全に好みの問題で、何を基準に選んでいるのかよくわかりません笑
SNSなどもここまで来ると流石に特定されて色々見られています。

グループの色に合うか、とかキャラ被りしていないか、そういうところが見られているのかな?と思います。

そんなこんなで最終合格者を選んだ後、練習を開始します。セレクションです。

レッスンについていけないよ…
こんなに忙しいと学校と両立できないよ…
やっぱりアイドルをやる自信がない…

なんて子はここで辞退することになります。

オーディションに関わること

・応募写真
無加工他撮りが基本ですが、アイドルのオーディションでは自撮りの子の方が多いです。
自撮りと言っても加工はNGで、ノーマルカメラで角度はつけず正面から撮ります。

今内カメをつけて頂けばわかると思いますが、マジで盛れないのでどうにか光を集めたり角度をちょっとずつ調節して志願者たちは頑張っています。

・シード
よく◯◯はシード持ってるから〜なんて話を聞きますね。

シードというものは主に事務所にすでに所属している人がもらうもので、
すでに所属しているから一定水準以上のビジュアル、スタイル、技術力があるとわかっているので◯◯審査を免除しよう、というものです。

大抵は書類審査免除のことが多いですね。

ずるい!という人もいますが、そもそも事務所に所属する時点でもうすでに書類審査や対面審査を終えているので当然ともいえます。

・セミナー
坂道グループやホワイトスコーピオンでやっていました。

こんなグループですよ〜
現メンバーのオーデはこんな感じでした〜
こんな練習をしています〜

という説明会です。

会場に直接集まるので、そこで目をつけた方にシードを渡したりします。
書類審査免除のことが多く、すでにビジュアルを評価しているのでまあ当然ですね。

・配信審査
やらなくていい
運営と配信サイトの金儲け
あんまり順位が反映されることはない

・オンライン審査
zoomだのteamsだので行われます。
画質ガビガビなので本当に審査できてんの?って思いますが、どうにかしているのでしょう笑
グループ審査の時はカメラをつけたり消したりします。

・歌唱審査
だいたいアカペラで、サビを30秒程度歌います。

・ダンス審査
審査曲の動画が送られてきたり、直接レッスンを受けたりして、ダンスを披露します。
どちらにしても大した時間は取れないのでフリ入れが早い人ではないと難しいかもしれないです。

・合宿審査
レッスンをして、短期間でどれほどフリ入れや成長ができるのか、あとはオーディションの短い時間じゃわからない人間性を見ます。
簡単にいえば一泊二日の日プです。

・コネ
大人の事情


最後に
アイドルを目指す子はとても多く、それのためにみんな努力しています。
現メンバーの子達はそんな高い壁を超えてきたエリートです。
変えられない顔の配置や骨格、声質やセンスが関わるので普通に東大より難しいです。

そんな壁を超えてきたアイドルちゃん達に敬意を持って応援し、目指している子達はそれに向かって日々努力しましょう♪諦めるな、若人…

2024年1月22日 みず

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?