纏いたい「香り」をヒントに自問自答してみた話
こんにちは、みず乃です!
今回はタイトルのとおり「香り」をヒントに、好き / なりたい / 纏いたい / 纏っていて落ち着くを深掘りしながら、自問自答のコンセプト設定のアプローチをしていきます🌸
香水にハマったきっかけ
まず、私が香水にハマったのはこちらのサービスがきっかけでした↓
マインド、好みのファッション、香りなどについてアンケートに答えるとおすすめの香水を3つ(ムエット付)、オリジナルブレンドの香料と一緒に提案してもらえます。
私は気に入って過去に3回利用しています!22/10/28 現在サービス停止中なのですが、復帰を心待ちにしています^^
そちらで提案された運命香水がこちら↓
① アクア アレゴリア グラナダサルヴィア/ ゲラン
当時のスタイリング結果はこちら↓
まだイメコン受診をしたことがない、まっさらな状態での結果です。
後に受けた2回はイメコンの結果を加味した回答をして、リュディックとナチュラルが突出した結果になりましたが、最初に受けたときのこちらの香りが一番気に入っています。
こちらの結果を元に提案されたのがゲランのアクア アレゴリアシリーズ「グラナダサルヴィア」です。
香りの印象
→ジューシーな果実感/みずみずしい/華やか/甘い
・ジューシーな果実感
→爽やかではなく「みずみずしい」
→華やかで軽やか
→品のよい甘さ/華やかさ
これまで爽やかな柑橘系を勧められることが多く自分でも好きだと思っていましたが、いざ試してみると「少し軽いかな?」「すっきりしすぎ?」と、自分のなりたい/纏いたい/纏っていて落ち着くとのズレを感じていました。
今までは「爽やかだけどすっきりしすぎない」がいいのかな?と思っていましたが、文字にしてみて求めていたのは「みずみずしさ」だったんだと、これを書きながら気づきました!
フルーティな香りが好きだけど「爽やか」「すっきり」ではないと気づかせてくれた香水です。
② フォービドゥン ゲームズ / キリアン
こちらは先ほどの「パーソナリティスタイリング」を提供されている方の別サービス「イメージスタイリング」でおすすめされたもの。こちらでは、自分の「なりたいイメージ」を深掘ってぴったりな香水を提案してもらいます(22/10/27現在サービス停止中)。
好きな色やメイクの質感、好みのファッション、憧れの著名人もしくはイメージなどを回答するのですが、回答内容を一部ご紹介します!
こちらの結果を元に提案されたのがキリアンの「フォービドゥン ゲームズ」です。
エデンの園の禁断の果実をテーマにしたコレクションの一つであるこちらの香り。汚れを知らない純真無垢なアダムとイブ。天使のように、あるいは悪魔のように、無邪気に彼らを誘惑する甘い果実を表現しています。
香りの印象
→ジューシーな果実感/みずみずしい/とても甘い/ミルキーで柔らかい
・ジューシーな果実感
→フレッシュさも感じられ「みずみずしい」
・ミルキーな甘さ
→果実感と相まって少女のような純真無垢な甘さを感じる
→次第に柔らかくなり、ミルキーでパウダリーな品のよい大人の女性らしさが感じられる
テーマのとおり、フレッシュなみずみずしさから次第に柔らかな品のよい甘さへと変わっていき、少女らしさと大人の女性らしさの二面性を感じます。
これまで私は「バニラが入った香水は苦手」「甘さのある香りはイメージと合わない」と決めつけていましたが、こちらはしっかりとバニラが入ったフローラル・フルーティ・グルマンの香水です。
こちらの香水が好きな理由を考えてみると
・ジューシーな果実感⇆ミルキーな甘さ
・純粋無垢な少女らしさ⇆品のよい女性らしさ
という二面性、バランスかなと思います。
イメージスタイリングで挙げた好きな著名人の「魅力的に感じるところ」にも繋がってきそうです↓
どうやら私は
・甘さのある香水は好き/自分が纏うことにも抵抗はない
・香水の軽やかな甘さによって少女のような子どもっぽい甘い印象や、濃厚な甘さによって大人の女性っぽい重い印象になるのが苦手
・何か一つの印象に極端に振り切るのが苦手(≒二面性があるものが好き)
ということがわかりました!
今まで「甘いのはちがう」と思っていたけどそんなことはない、二面性があるものに惹かれる。大きなヒントになりそうです。
③ ロタール / ペンハリガン
19世紀末、海洋貿易の拠点として栄華を極めたロンドンにインスパイアされたペンハリガンのTRADE ROUTES〈トレードルート〉シリーズの一つ。ロタールとは、実存したティー・クリッパー(紅茶を運ぶ帆船)の名前だそう。
こちらの香りは自分で纏うとなると少しイメージとちがうのですが、あまりに好きで誕生日にプレゼントしてもらいました。惹かれた理由、私のイメージとはちがう理由を含めてせっかくなので深掘りしていきます!
香りの印象
→爽やかな果実感/潮の香り/スパイシーでかたい/深み/スモーキー/ミルキーでまろやか
・爽やかな果実感/潮の香り
→みずみずしいではなく「爽やか」
→すっぱさを感じる柑橘系のすっきり感
→アンバーグリスのソルティーな香り
・スパイシーでかたい
→カルダモンなどの軽やかなスパイスの香りに大人っぽさを感じる
・ミルキーでまろやか
→時間が経つにつれて、爽やか/スパイシー/ソルティーといったすっきりかたい印象の角がとれていき、スモーキーなまろやかさに
→包容力、大人っぽさが感じられる
フレッシュな爽やかさ、スパイシーさから次第にスモーキーでミルキーな柔らかな品のよい甘さへと変わっていきます。
例えるなら、かっちりとしたスーツに身を包んで外では爽やかで涼しげな笑顔を見せながら、うっすらシャツに汗をにじませ働いている外勤営業マンが、家に帰ってジャケットを脱ぎネクタイを緩めて家でまったりくつろいでいるような、情景変化のイメージ。スモーキーな甘さが大人の品のよさを保ちます。
実は「海」「船」「帆船」というものがとても好きで、そこに惹かれたのもあると思うのですが、長くなるのでまたの機会に^^
少し爽やかすぎる、大人っぽすぎますが、ここでも「二面性」に惹かれています。そして「品のよい甘さ」もポイントになってきそう!
次で最後です。
④ No55ローズ、ムスク/ 香水屋メルー
好みやなりたいイメージをお伝えすると、おすすめの香水を提案してくださる池袋のメルーさん。「こんな感じの香水がほしい!」と伝えて出していただいた香りです。そのときのツイートがこちら↓
こちらの結果を元に提案されたのが「No55ローズ、ムスク」です。説明曰くベビーパウダーの香り、ほんのり香るやさしい香りとのこと。
香りの印象
→ ミルキーで柔らかい(やさしい/ほんのり甘い)/懐かしい/落ち着く
・ミルキーで柔らかい(やさしい/ほんのり甘い)
→ベビーパウダーの香り、というのがやはりぴったり
→子どもっぽくはなく、ミルキーでパウダリーな品のよい大人の女性らしさが感じられる
・懐かしい/落ち着く
→無意識のうちにどこかで匂ったことのある懐かしい香りで、自然と落ち着く
→どこかノスタルジックでもの悲しい、それが嫌には思えない心温まる感覚
→フレンドリーではない、「知ってる」という親しみやすさ
他の香水に重ねてつけると、一枚フィルター通したように少しもやがかったふうに感じられて、香りと一緒にいつしかの思い出の中に閉じ込められたような不思議な感覚になります。
私はよく「親しみやすい」と言われますが、セルフプロデュースとして「フレンドリー」はなんだかちがうなと感じていました。
今回、懐かしい→知っている感覚→親しみやすい、という図式に気づけたので、「親しみやすさ」と昔から好きな「ノスタルジー」を繋げられそうだなと新発見!コンセプト設定のヒントになりそうです!
気づき
・私が欲しいのは、
×爽やかさ → ◎みずみずしさ
・甘いものは嫌いじゃない、むしろ好き
・パウダリーでミルキーな甘さからくる
「品のよさ」「柔らかな女性らしさ」が好き
・甘ったるい、重くて濃厚な甘さが苦手
・極端なイメージに振れるのが苦手
→二面性が欲しい
・私が欲しい親しみやすさは、
×フレンドリー → ◎落ち着く懐かしさ
・ノスタルジー⇆親しみやすいは繋がる
今回はかなりの収穫があったのではないでしょうか!^^
香水は身につけるものの中でも、五感で直に訴えかけるものなので、自分の中での「好き」が明確だなと思いました。
また香りによって印象をコントロールでき、一緒にいる相手にも伝わりやすいものなので「この印象で見られたい/見られたくない」という自分の感情がとってもわかりやすくて、私としてはすごくイメージを深めやすかったです。
少しでも皆さんのコンセプト設定の参考になりますように。
今回も長くなってしまいましたが、こちらで失礼します!
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