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空気を読む「技術」でクセをまろやかに🫧

こんにちは。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)を併せ持つ小学生の男の子の母です。水やせっけんの泡が大好きで、動きがふわふわしている少年なので「くらげ坊や」と名付けて紹介させて頂いてます👦🫧

今回お話したいのはくらげ坊やに教えている

空気を読む「技術」

についてです。
人格形成において私が最も大事にしていることの一つです。
「なんで子ども相手にそんなことまで教えるの?」「親がこうだと決めつけるのは良くない。本人の生き方を尊重した方が良い。」
こちらは今まで山ほど言われてきたことです。

みなさんの仰ることは痛いほど分かります。なぜならくらげ坊や以外の兄弟に対しては、多少のことはアハハと笑って見守ることができるからです。迷惑をかけた時、危ないことをした時にガツンと叱る。それで反省ができる。兄弟全員が意思疎通が常識的にできる子であったなら、私も今のような考えにはならないでしょうし、皆さんと同じことを思うでしょう。はたまた、何かしらの才能が突出した天才児であればまた違ったかもしれません。

実はくらげ坊やと同じようにハンデのあるお子さんを持ち、その障害を認めているご両親でも考え方は違います。
「私も変わっていたけど何とかなったんだから大丈夫」「いつかは1人でやっていかないといけないし、そのときはそのときで」とおっしゃる方もいます。

私はどうしてもそれ程大らかになれません😂笑
ぶつかると分かっている壁なのだから、乗り越える術を知っているのといないのでは違うと思っています。手を離すときまで師匠となり、空気を読む「技術」を叩き込むつもりでいます。

近い将来お金を頂くために仕事に就くのですから、お金を出して頂けるような自分にならなければならない。必要不可欠なことです。

この「べき論」も時々注意を受けるのですが😅
強い意志を持たないとやってられません(本音)笑

欠点(弱点)はもう分かっています。手を加えなければ大人になっても恐らく変わらないであろう強い強いクセです。
くらげ坊やの場合は「話し出したら止まらない」しかも「内容が延々とズレていく」ことが致命的ポイントです😱

こちらに関しては余計なことを言い過ぎないように

「ブレーキを踏んだまま走る」

ことを今のうちから訓練していきます。
他には

⭐️質問されたら相手にも同じことを聞き返して会話のキャッチボールをする。

⭐️笑うタイミング、相槌のタイミングを練習する。

「にこにこしていて人柄が良い」だけでも相手が受ける印象は違います。
それが身につけば、さらにステップアップした技術を会得できるのではないかと思うのです。

飾った自分になることを本人は望まないのでは⁉️本当にそうでしょうか。コミニュケーションを取らずに生きていくことは難しいです。
逆を言えば、その課題をクリアし負荷なく人付き合いができるようになれば、もう少し発展した別の課題に取り組める余地ができます。物事に納得できるまでが早いので、時間が節約できるのです。その結果、向いた仕事を見極めて就職し、周りと良好な関係を築き、余暇を楽しめる、そんな人生を歩める可能性が広がるのではないでしょうか。

世の中や常識はこういうものだとインプットすれば、自分も周りも疲弊してしまうことがなくなるのではないか、そんな希望を持っています。
周りの「良い方」を苦しめない範囲で環境に馴染み、自分らしく生きて欲しいのです。

くらげ坊やには自分マニュアルを作ってもらい、いつの日か自らの持つ「障害」を大きいものから小さいものに変えていって欲しいと思います。

そこまでできて初めて、人生のスタート地点に立てる。個性が解放できる、私はそのように考えます。

次回は今行っている訓練の内容をお話しできたらと思います🎶

    お読み頂きありがとうございました。

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