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【 原文 】 わがよとや更けゆく空を思ふらん声も休まぬきりぎりすかな (395) 【 現代語訳 …
【 原文 】 秋風に穂末《ほずゑ》なみよる刈萱《かるかや》の下葉に虫の声乱るなり (446) …
待ち呆《ほ》れ 待ち呆《ほ》れ 一日《ひとひ》 営み畠《はた》稼ぎ そこに にはかに兎《う…
【 原文 】 花見にと群れつつ人の来るのみぞあたら桜の咎《とが》にはありける (87) 【 現…
【 原文 】 わづらはで月には夜も通ひけり隣へつたふ畦《あぜ》の細道 (980) 【 現代語訳 …
【 原文 】 かかる世に影も変らずすむ月を見るわが身さへ恨めしきかな (1227) 【 現代語訳 …
【 原文 】 波の打つ音を鼓《つづみ》にまがふれば入《い》る日の影の打ちて揺らるる (1447) 【 現代語訳 】 岩に打ち付ける波の音がまるで鼓のようで、その音に合わせて沈みゆく太陽の光がゆらゆらと揺れている。 ※Amazonでオリジナル小説『ヴィーヴルの眼』を発売中です。 (Kindle Unlimited利用可)
【 原文 】 あかずのみ都にて見し影よりも旅こそ月はあはれなりけれ (411) 【 現代語訳 】 …
【 原文 】 その折の蓬《よもぎ》がもとの枕にもかくこそ虫の音《ね》には睦《むつ》れめ (77…
【 原文 】 松風の音あはれなる山里にさびしさ添ふるひぐらしの声 (940) 【 現代語訳 】 松…
【 原文 】 月のみやうはの空なるかたみにて思ひも出《い》でば心かよはん (727) 【 現代語…
【 原文 】 草深み分け入りてとふ人もあれやふりゆく跡の鈴虫の声 (460) 【 現代語訳 】 生…
【 原文 】 世の中を夢と見る見るはかなくもなほおどろかぬ我が心かな (759) 【 現代語訳 …
【 原文 】 山里は外面《そとも》の真葛《まくず》葉をしげみ裏吹きかへす秋を待つかな (252) 【 現代語訳 】 山里では家の外で葛《くず》が生い茂り、葉を裏返す風が吹く秋の訪れを待っている。 ※Amazonでオリジナル小説『ヴィーヴルの眼』を発売中です。 (Kindle Unlimited利用可)