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第二種電気工事士を受ける(1)

きっかけ

友人が家のコンセントの増設をしたいので、合法的に工事をするためにはこの資格を取る必要があるという話を聞き、ついでだから自分も取るかという尻馬に乗る気持ちからという不純な動機が第一。生計のための仕事には全く必要がない、純然たる趣味としての受験です。
父親が某マンモス大学の理工学部出身であり、某財閥系ゼネコン仕事の関係上から電験(電気主任技術者)1種持ちであり、その遺伝子を(たぶん)持つ自分なら問題なく受かるっしょ、くらいの気持ちもあります。はっきりいってナメてる。これで落ちたら面白いんですが。
とはいっても勝ち目のない戦に臨む冒険心はあいにく持ち合わせていないもので。受けるなら受かる程度の本気で行きますぞ。

アカウントの作成

なにはともあれ、受験するなら電気技術者試験センターに申し込みをしましょう。
申込期間は4週弱と、それなりに期間があるとはいえ年に2回しか受験機会がないので申込忘れをしないように注意が必要です。
2024年においては、受験申込はオンライン申し込みが基本となっていました。さすが電気を対象とする資格だけある。
受験のためには、年度ごとにアカウントを作成する必要があるようです。
個人情報を登録して、サクッと登録完了しました。

毎年の登録が必要っぽいアカウントの作成

受験申し込み

アカウントの作成が無事完了したら、そのまま「インターネット申し込み」に進みます。
前述のように、インターネット申し込みが基本であるため、書類申し込みはすべて問題なく進めます。
受験する試験を指定したら、あとは案内に従ってフォームを埋めていくだけです。
ここで、想定していなかった事態が発生しました。顔写真の登録です。
申し込みの段階で顔写真を求められることは想定していませんでした。
幸いにも、筆者は小型船舶操縦士免許の申請を2月に行ったばかりであるため、条件に適合した写真の用意は容易でした。

写真を適当にスキャンして電子化→提出の流れ。
普通は、わざわざ証明写真を用意してなんとかしてアップロードするのだとは思いますが、ギリギリ申請では慌てることがあるかもしれませんね。
その後は、住所と支払い方法などの登録、そしてアンケートの回答。
アンケートは、最終学歴や受験理由などの簡単なものではありますが、まさかここで聞かれるとは思っていませんでした。オラァ!喰らえ、世にも珍しい文系修士の最終学歴!!
受験理由は、「趣味」です。

CBT受験は後日申請

CBTとはComputer Based Testingの略で、PC画面での回答をマークシート等での回答に替えるものです。
電気工事士試験においては、受験日に柔軟性を持てることが大きな利点です。
最初からCBT受験をする気満々でしたが、まずは普通の筆記試験受験申請のあとに指定期間中にCBT試験に振り替えろとの指示がありました。
このあたり、移行期間中って感じがして最高でした。俺達は、歴史の転換点に臨んでいる……!!

あとは、申込金の選択など。
面倒くさかったのでクレカ申請をしたところ、コミコミで9,593円。大学等の学歴が必要でない国家資格としては結構高い部類なのではありませんか?身近な電気という危険性に対する免許としては適切なコストなのかもしれませんが。
一日好き勝手に遊ぶ代金としては妥当な金額かなぁ。

次回予告

受験勉強と受験レポートができたらいいな。

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