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日記 なんだかすごいです。


やっぱ 植物たちってすごいなぁ。
滅多に咲かないような場所に 咲いていても 誇らしげではあるけど 偉そうにはしていない。

ちゃんと 自分を大事にしていて 他の命をも 敬っている感じがする。

そう感じられるのは わたしの、見えない鏡が 少しは 磨かれてきたのかな、とか思ったりする。

それは 自然界のおかげなんだけど。
そのまんま映る。わかる。感じられる。


そこに咲いてることに羨ましい、とか 不意に言われても 植物たちは 
自分たちの苦悩を 口にしない。

 他にはない努力があっても それを見せない。

「いいでしょ」
と 軽やかに たのしげに答えている気がする。

こちらも 
『うん』
と 素直に思う。



なんてことを いろいろ想像しながら 病院です。
自転車 30分こぎこぎしながら 行きます。


鵜がいました。
実際には 向かって左側にも
もう一羽 います。
二羽とも喉元を ふるふるしながら いました。
なかなか 顔が険しくて 素敵です。
そして あの黒い脚。
かっこいい。



あ、そう言えば、
せっかくだから 帰りに またジャカランダに会いに行こうかな。

 雨が降っている時に ジャカランダ見てみたいなぁ。

でも 雨の日に歩いてくるのには ちょっと 大変かなぁ。


とにかく 今日は帰りに ジャカランダ寄り道しようっと。
帰り道 たのしみだなぁ。



あっという間に 病院に着き、
先週のCT検査などの結果を聞きに行きました。
とりあえず 今のところは 異常なしでした。

それで 気になっているところがあるんですが、と 医師に聞いてみたのですが…
(少し前から 気になる部分がありました)

担当医は 腕はかなり良いが会話のやりとりが できないから 気になったことは 強気で 聞いたらいいよ、と 手術前から 院内の看護師さんやら 患者サポートセンターの方やら いろんな方から アドバイスもらっていたんです。

何度か やりとりもして 会話のテンボが おかしいので 個人的に たまにツボります。

今日も 身体の不調が気になりつつ この日を待って
ようやく聞けると思い、質問してみたのですが、

なんだろう。
あれ? 聞こえてない?
ってくらい 頷くこともなく、無言状態が少し続いて

「特に異常はないのでね」
と仰るので

『これは気にしなくて大丈夫ですか?』
と もう一度 質問してみました。

すると、
その部分を直接 診ることもなく、
CT画像を拡大しながら

「気になるものはないので。では 引き続き 薬を出しておきますので」

と なんの解決もないまま 話を進めるのです。


だめだ。
吹きそうになってしまう…。

まあ、特に気にしなくていいなら いっか、と思うことにしました。

それでも なんだか好きな医師でもあるので きっと 言葉足らずだけど いい方なんでしょう、と思っています。


お薬もらって 帰ろうとしたら 雨がぱらぱら。

300メートルくらい走ったところで 激しい雨になり、雷も鳴り始めて、
雨で 前が見えない状況になりました。

これは 帰るの無理だ、と思い 病院に戻ったのですが もう既に ずぶ濡れで 服も 絞ると水が出るほど びしょびしょです。

脱水していない服を そのまんま着ているようです。ぷぷぷ。
髪の毛も すんごいです。
 

これでは 院内に入っての雨宿りも 難しいなぁ、と ぼんやり駐輪場で 空を仰いでいました。
何人か 同じように 雨が止むのを待っている人がいました。

ごろごろごろという雷の音を 外で聞くのも久しぶり。


西の空は 白く明るい。
頭上は 薄い灰色。
雲がどちらに流れているのか 見てみると 南東に流れているように見えました。

それなら きっと止む。
待とう。
駐輪場で スマホ取り出して ゲームして待ちました。

わりと 早めに 雨は小降りになりました。


そこで おもしろいことに気づいたんです。
 一度 止んだように思えた瞬間があったのですが、すぐにまた 大粒の雨が 降りました。

 更に 待っていると
ようやく明るさが戻ってきて 

それを見ているのが おもしろくて 楽しんでいたのですが、
もう大丈夫かな、と思った時 鳩や雀が一斉に 飛んで戻ってきたのです。

近くで 雨宿りしてたのかな。


鳥たちが戻ってきたことが 何よりもの
『大丈夫』という合図になりました。
鳥たちの感覚は 信頼できます。

わたしも 帰ろう。


他愛ないのですが そういう時を過ごすのが好きです。
そういうことに気づける瞬間が 好きです。
たのしくなります。


すごい雨だったねー、って
話しかけながら 帰ります。





あ。そうそう。
ジャカランダさんに会いに行こう。


…… え。
ちょっと待って待って。
ジャカランダさん、わたし行く時、雨の日のジャカランダさんに会ってみたいと思ってたけど この雨は 贈り物ですか?
なんつって。

それはできすぎですね。うん。


いや、だとして考えたら あのどしゃぶり… くくくく。
なかなかの乱暴な贈り物だなぁ、なんて 想像してしまって おかしくてたまりませんでした。

『あなたが 雨の日に見てみたい、だけど わざわざ歩いて行くのはちょっと…って 言ってたからよ』、的な。
だから ついでに今日なら 行けるんちゃう?みたいな。

ジャカランダさん、最高👏👏👏



わたしの脳内 大丈夫でしょうか。
『大丈夫です』
へへへ。


だって たのしいんだもん。





こんにちは!!ジャカランダさん。
先日は ありがとう。


ジャカランダさんからのプレゼント、たのしかったんです。


植物と 本当に話ができてるような感覚があって すごく癒されます。


今日の一日をありがとうございました。


帰りは アスファルトの窪みにできた水溜まりを わざわざ通って 自転車で シャーって 気持ちよく走りました♪


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