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ふたつの視界のはじまり

今日は 記憶を辿りつつ むかしの日記を書きたいと思います。


物心ついた頃、
4、5歳頃かな、と思います。


トントントン。

玄関をノックする音がします。
わたしは 走っていって ドアを開けます。



ドアが開くと
眩しい外の景色とともに
見覚えのない男性が 満面の笑みで立っていました。


(なんだか 今思うと 白く眩しい景色です)



いつも 小さい頃の記憶を辿ろうとすると
この場面が 一番最初に浮かびます。


そして、
この頃から 視界で見る景色と、

斜め後ろから なんとなく全体を 
「見る」というより 「感じる」という景色と

ふたつの景色が 
わたしの記憶の景色に残されていきます。

常に ふたつの景色が残るのではなく、
ときどき ふたつになります。


そして、
その白く眩しい景色の中

母が
「あなたのパパだよ」
と 同じく 母もにこにこ笑顔で わたしに話しかけます。


幼かったわたしは
わけがわからず
目の前の男性に がっかりさせてはいけないような気もして
どういう顔をしていいのか 
内心 困っていました。


ここから
父と母とわたしの三人の生活が始まります。



正直 悲しいことや寂しいことのほうが多かった気がしますが

わたしは たくさんの経験をして
「自分のプロ」になっていくのです。


何にも役立たないプロなのですが…(笑)


だけど こころは 断然 幸せになりました。
幸せ見つけるのが得意になりました。


気まぐれではありますが


他愛ないこと、気づいたことを
ゆっくり投稿してみようと思ってます。


写真は 何気ない景色を撮るのが好きなので
ちょこちょこ自分で 撮影したものを
なんとなく一緒に載せます。

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