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日記 人生を有意義な物語にしよう


今日、とても ほわほわした最高の瞬間があったんです。



身体は、だるくてだるくて だるだるだったのです。
しかし、買い足ししたいものに気づいたので 行かなきゃなぁ、と。

でも 行きたくないなぁ、と だらだらしていたんです。
とんでもないだらだらぶりでした。

仕方がない…。
こんなことしてても 誰も買いに行く人がいない。

そろそろ 行こう、と思い、ゆるゆると用意をして 玄関のドアを開けた途端に、
配達員の方が ちょうど うちに寄るところでした。
研修社員さんといっしょなのか おふたりいたのですが。

とてもいいタイミングだったので
三人で 自然に笑いが出ました。


このカメラが届いたのです。
トイカメラを使ってみたくて
いつも素敵なお写真を投稿しているmidoriさん
聞いて すぐに購入です。
いろいろとお手頃のものを チャレンジしてみたいなぁ、と思っています。
可愛いです。
midoriさん、ありがとうございます。

midoriさんとも 不思議な感じで noteでお会いできた気がします。

一旦、荷物を 玄関内に入れて 
改めて 買い物へ行きました。

下の階で、
さきほどの配達員さんが 荷物を届けていて インターホン鳴らしているところでした。

ぺこっとお辞儀して
「すっごいタイミングで よかったです。
ありがとうございます。」
と 笑いながら言うと
おふたりの配達員さんも
にこーっと笑顔で
「ほんとですよね。びっくりしました。」
と ほんの少しの会話をして降りました。

そしたら、
別の配達員さんがやってきて
郵便受けに入れようとしつつ、悩んでいました。

あれ? もしかして、それもうちの荷物じゃ…、と思いつつ 声掛けて違っても困るなぁ、と
わたしも迷いながら 下の玄関を 抜けようとしたのですが 気になって
戻って
「あのー もしかして それうちかなぁ」
と 聞くと

あらあら うちのでした。


さきほどの配達員さんも まだその場でいたのですが
新しくやってきた配達員さんと
なんだか ほわわーっとなって なんとなくみんなで笑っていたら

さきほどの配達員さんが
「うちも さっきお伺いして ちょうど お出かけになるところだったんですよ」
と 話していらっしゃいました。

その場で ほんわかした笑いが起きて
「うわぁー、いい日だー」
と言って
「ありがとうございました」
とお別れしました。

こういうなんでもないところで
知らない人たちと 共有する、
ほんの少しの短い時間が好きです。

ついつい その流れで
「また ご飯いこうね」
って言ってしまいそうな。。。
そんな繋がりが好きです。


そう滅多に行かないですけどね(笑)
ひとり行動が落ち着くから。
 一年に一度とか 数年に一度が ちょうどいい。


 三冊の本が届いたのでした。

ちょっと 個人的におもしろい繋がりが起きたんです。


カゲロウの一生について考えていた、と昨日の日記で書いたのですが、
(かえるさんからのコメントで 知らなかったイヌビワコバチの生涯も知ることができました。)

カゲロウの話は 数年前にも 触れる機会があり、暫く 考えていたことがあるんです。
また 後に忘れるんですが また 何をきっかけか 忘れましたが 思い出して 一昨日辺りから、考えていたんです。

カゲロウは 幼虫の間 2~3年 水辺で過ごします。
蝉と同じように 幼虫の時期が長いんです。
ただ カゲロウの場合、
「成虫」というステージは 子孫を残すためのものでしかなくなるのです。

餌を食べる口も退化して失い、餌を食べることが出来なくなります。
なので、餌を獲ることもなくなります。
翅はあっても トンボたちのように颯爽と 空を飛べる力はありません。
風に舞うように跳びます。

ただ、子孫を残すためだけに 成虫の時間を過ごします。

カゲロウの成虫の残された生命は 1時間~2週間(多くは1~2日)。

交尾を終えたオスたちは、天命をまっとうした満足感とともに、その生涯を終える。
「カゲロウの命」と言われるように、はかなく静かに 命の炎は消えてゆくのである。
  一方、メスたちは まだ死ぬわけにいかない。メスたちには残された仕事がある。
川の水面に着水して、水の中に卵を産まなければならない。早くしなければ、命が尽きてしまうのである。
夜は刻一刻と更けていく。まさに時間との戦いなのだ。
無事に着水したとしても、メスに息つく時間はない。
魚たちにとって 水の上のカゲロウは、格好の餌でしかない。次々に着水するカゲロウたちを、今度は魚たちが狂喜乱舞して食い始める。
そして、あるものは食われ、あるものは生き残る。
運良く生き残ったメスたちは、水の中へ新しい命を産み落とす。そして、卵は静かに水の底へと落ちていくのだ。

稲垣栄洋さん


このカゲロウのお話を 切ないと感じる自分もいるのですが、
今回 また考える機会が与えられ、
切ないと感じる自分を いったん 遠くに置いてみました。

ちょうど、同じ頃、
ジョニーデップの『グッバイ、リチャード』を観たんです。

とても良いパズル合わせのタイミングに恵まれたと思いました。


『グッバイ、リチャード』は、
余命180日と宣告された大学教授の話です。


我々は 一瞬ごとに人生の物語を紡いでいる。有意義な物語にしよう。

ジョニーデップ演じるリチャードの言葉です。
この言葉が 響いています。

この映画を観たり、
カゲロウの一生を 再び 思い出したり、

そして。
全然 違うようにも思いますが、
今日の配達員さんたちとのほんわかしたすれ違いとやりとり。

わたしには 紡がれた気がしています。


 切羽詰まってでは無いのですが、どう生きるかを、のんびり考えています。

カゲロウの一生を 人間目線で
可哀想、と 思うだけで済ませるのは とてももったいないと思います。


あ、そうそう。
たまたま カゲロウを思い出して 今一度 調べた時に 稲垣栄洋さんの記事を見かけたのですが、 それがきっかけで なんとなく気になったので 稲垣栄洋さんの著書を調べたら 個人的に好きそうな内容のものが多くて、購入したのです。


そして。
だからこその、 今日のほんわかに繋がりました。


おもしろいなぁ。 


こういった、なんでもない、他人には話しても わからないような小さな繋がりが 
おおお、というタイミングで 続いているうちは 自分を信頼出来るぞ、と思う。
そんな自分だけが使える変な電波塔を持っています。なかなか 役に立つんです。


わたしは、余命宣告をされてるわけではないのですが、大病を経て、いろいろと考えるようになりました。
自分は どう選択していこうかな、
この世での わたしの幸せって何かな、

いろいろと 馬鹿みたいなことを真剣に考えるようになりました。


真剣ですが、深刻ではなくて
わりと たのしく ひよひよ~、と 考えています。



今日の一日は 最高に 感じるものがありました。

カゲロウを知る。
再び なんとなく調べる。
稲垣栄洋さんを知る。
本を買う。
配達されるまでの、今日に繋がるまでの 狂いのないタイミングで 郵送される。

映画を観る。
内容を知らずに観た。

いろいろ思う。

今日の日を迎える。

だるだるー。
動けないなぁ。
仕方がない、動くか。
いつでも買い物には行けたはずなのに
その時に 動く。

配達員さんがインターホン鳴らす前に出会う。
笑い合う。

すぐその後にも 同じことが繰り返される。
そこにいる人しかわからない笑いが起こる。

知らない人たちと笑い合う。


自分の一生を考えるのに、とても大切で必要な一日になったのではないか、と思います。


カゲロウさんたちのことを尊敬します。
そのまんまの命に ちゃんと触れたい。


自分の一生にも。

自分の物語を 他に影響されず、気持ちよく綴っていきたいなぁ、と思っているんです。











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