Joe Sample trio. Try us (Fancy dance) (1969)
今日はジョーサンプルのややこしい経緯を持つファーストソロアルバムを紹介します。まずタイトルですが初リリース時はトライアスだったのが再発時に何故かファンシーダンスに改名。ジャケ写も何種類もあるという本当にややこしいです。(ヘッダー写真はオリジナルジャケ。下に貼ったのがファンシーダンスに改名した時のジャケです。)
メンバー
ジョーサンプル:ピアノ
レッドミッチェル:ベース
J.Cモーゼス:ドラム
レッドミッチェルは当時ベテランの白人ベーシスト。J.Cモーゼスはドンチェリーやアーチーシェップとともに活動していたドラマー。スタイルも違って接点の無さそうな3人ですが息のあった演奏が聴けます。
Fanvy dance
スウィンギーでシンプルなピアノトリオの曲。ベースの音が小さいのがちょっと残念です。
The children’s song
クラシック風のピアノが美しい曲。子供時代母や妹がピアノでクラシックを弾いていたのを聴いていたのでこういう曲を聴くと小学生時代を思い出します。
All the lonely years
リズミカルなミディアムテンポの曲。ドラムがシンプルだけどかっこいいです
Another blues
スウィンギーなアップテンポの曲。ベースソロがあることもあってこのアルバムで1番好きな曲です。後半のドラムはサキコロのマックスローチみたいです。
Svenska Flicka
8ビートっぽいちょっとノリのいいナンバー。アドリブパートは4ビートのモダンジャズっぽい感じです(僕は4、8、16ビートの違いが分からないのであくまでも雰囲気です。違ってたら許してください。)タイトルはスウェーデン語でスウェーデンの少女という意味らしいです。
Old town
シンプルなモデルジャズナンバー。