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フィルアップチャーチ

僕の好きなセッションミュージシャン2人目はフィルアップチャーチです(1人目はワーワーワトソン)

フィルは1941年生まれ。13歳でギターを始め、高校生の頃にはクラブで演奏していたそうです。その後チェスレコードにセッションミュージシャンとして参加、ラムゼイルイスのグループのメンバーに抜てきされます(このあたりの経歴はモーリスホワイトと似ています。ラムゼイの技術ある若手を発見する力恐るべしです)61年には初のリーダーアルバムをリリース。その後はダニーハサウェイ、ジョージベンソン、クインシージョーンズと言ったミュージシャンのセッションに参加しています。
プレイスタイルはジャズやブルースをもとにしたプレイで「通好み」や「いぶし銀」なんてよく言われます。僕が知っている範囲ではフィルが参加したアルバムで駄作をそこまでない印象があります。なのでどのレコードを買おうか迷った時はフィルアップチャーチのクレジットがあるものを買っています。

作品紹介

初のソロアルバム。ジャケの雰囲気がいかにも60年代初期!っていう感じです

初めてフィルのギターを聴いたアルバムがこれです。ブルース系の人からは異端扱いされてますが、モータウンのノーマンホイットフィールドがプロデュースしたアルバムや初期ファンカデリックが好きな人なら楽しめると思います。

このアルバムにもフィルが参加しています。この頃からソウルのアルバムにも多数参加するようになります。

フィルが参加したアルバムで1番有名なのはこのアルバムだと思います。フィルが参加したのは片面だけですが(もう1人はコーネルデュプリー)いつかフルバージョンが出て欲しいです。

このアルバムにも参加。69〜82年あたりのクインシージョーンズのアルバムに参加したミュージシャンは複数のジャンルのプレイができるかなりの腕利きのイメージがあります。


このアルバムはフィルの名前を見て買いました。ジョージとフィルはデビュー前から仲が良かったそうです。

ストリングスやクラヴィネットを使いつつもスタッフのようなジャジーでソウルフルなフュージョンです。素朴なタッチのイラストもかっこいいです。

今回は短いですがこのぐらいで。また続編、紹介したアルバムのレビューをするかもしれません。次回はコーネルデュプリーかウィリーウィークスを紹介するつもりです。