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Joe Sample. Voices in the rain (1981)

今日はジョーサンプルの6枚目のアルバムを紹介します。6枚のうち4枚は紹介済みで2枚目で日本のレーベルが企画したザスリーと5枚目でデイヴィッドTウォーカーとの共作で全曲R&BのカバーのSwing street cafeが未紹介です。(いつか紹介したいです)

メンバー
ジョーサンプル:ピアノ、シンセ
スティックフーパー:ドラム
エイブラハムラボリエル、レイブラウン:ベース
ディーンパークス、ジョンコリンズ:ギター
パウリーニョダコスタ:パーカッション
ニカリジェド:フルート
ジェリーヘイ:トランペット
Lサバラマニアム:ヴァイオリン
フローラプリム、ジョシージェームズ、ポーリンウィルソン:ボーカル

Voices in the rain
クラシカルなアコースティックピアノが美しいジョーサンプルらしい曲。その後ストリングシンセやベースが入ってくるとガラッと雰囲気が変わってダイナミックなサウンドになります。

Burnin’ up the carnival
クルセイダーズのアルバムに入っていてもおかしくなさそうなラテン風のアップテンポの曲。リードボーカルはジョシーです。

Greener Grass
このアルバムで唯一エレピを弾いている曲。ファンキーなリズムにメロウなメロディがのっている曲ですがやっぱりファンキーなリズムにはエレピの方が似合います。

Eye of the hurricane
風のようなフルート、唸るようなベースと対照的な静かなピアノが台風の目というタイトルにピッタリです。シンセがちょっと時代を感じますがとてもいい曲です。

Dream of dreams
ズッシリとしたファンキーな曲。このアルバムのファンキーな曲の中では1番好きです。 

Shodows
ブラジル風のメロウな曲。スキャットはリターントゥフォーエバーにいたフローラプリム。後に再録アルバムのSmple thisに 歌詞をつけてI’m coming back ageinと名前を変えて収録されました。

Sonata in solitude
ビバップ時代から活躍し、僕の好きなオスカーピーターソンのプリーズリクエストにも参加したレイブラウンがベースを担当している曲。他の曲にはないヴァイオリンも印象的ですがリリカルなジョーのピアノとズッシリとしたレイのベースがとてもかっこいいです。