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Joe Sample. Carmel (1979)

今日は渚にてを紹介します。原題のカーメルはサンフランシスコから南に200kmの所にある海浜都市でジャズフェスティバルで有名なモンタレーの隣町らしいです。渚にてという一見原題からかけ離れている邦題も的を得たいいタイトルです。そしてジャケットに映るジョーの格好も親しみが持てます。こんな格好のおじさん町を歩いていたら1人は必ずすれ違います。

メンバー
ジョーサンプル:ピアノ
ロバートウィルソン、スティックフーパー:ドラム
バイロンミラー、エイブラボリエル:ベース
ポールジャクソンjr、ディーンパークス:ギター
パウリーニョダコスタ:パーカッション
ヒューバートロウズ:フルート

Carmel
ダイナミックな演奏と繊細な演奏の対比が印象的な曲。

Painting
淡彩画という邦題どうり淡い雰囲気のピアノが印象的です。パーカッションの音は岩に当たる波の音のようでジャケットの雰囲気ともよくあっていると思います。

Cannery row
モダンジャズよりの曲。リズミカルで力強いピアノがかっこいいです。

A rainy day in Monterey
アコースティックピアノではなくエレピを使用した曲。メロディも音も柔らかく雨の日の湿った感じがします。

Sunrise
軽やかなピアノととても控えめながらもファンキーなリズムが印象的な曲。朝に聴いたら1日がいい日になりそうです。

Midnight and mist
くつろいだ雰囲気の曲。クルセイダーズらしいファンキーなリズムがかっこいいです。さらに後半には僕の好きなフルートソロも入るのでこのアルバムで1番おすすめです。

More beautiful each day
アコースティックピアノとギターの繊細な響きが美しい曲。リズムはほんのりラテン調です。