学んだことを「理解」するための3ステップ
noteの使い方がわかったようなわからないような今日この頃(笑)。
今回は、せっかく勉強した以上、どういう状態になったら「わかった」と言えるのか?について考えてみたいと思います。
丸暗記とは違うことはわかるけど。。。
よく「理解することが大切であり、初めから丸暗記するのはダメ」という話をしますね。
でも「理解する」といわれても、どうすれば「理解した」ことになるのか、よくわからないという人も多いかもしれません。
3つのステップで理解度を把握する
ということで、「理解した」といえるための3ステップを以下に示します。
① 学習した範囲のテキストを見て、書いてあることがおおよそわかる
② 学習した範囲の問題を解けるようになる
③ 学習した範囲について、テキストの目次を見て、どのような論点なのかが説明できる
最初のステップ〜おおよそわかる
①ができていないのは、学んだことが何一つ身についていない状態だということ。
講義を受けたのにこの状態であるならば、改めてその講義を受け直した方が良いでしょう。
テキストを見返したときに、わかるところとわからないところの峻別ができているのであれば、それは大きな前進です。
勉強はこの峻別ができるかどうかが重要なのです。
「どこがわからないのかがわからない」というのが、一番マズいのです。
次のステップ〜問題が解ける
②までくると、理解は一定のレベルまで進んできたといえます。
わかっているところとわかっていないところの峻別もかなりできているはずです。
最後のステップ〜説明できる
そして「理解した」といえるために目指すべき地点が、③です。
これは自分の口できちんと説明できるかどうかで、わかっているかどうかが判断できます。
言い換えると、人に説明したときに、「あ、ここわかってない!」ということが自分でつかむことができるのです。
6月末までに初学者は憲法、民法、行政法のうち2科目を、受験経験者は3科目とも仕上げようと常々言っています。
そのとき目指すべき地点は、やはり③です。
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